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【使ってみた】「Xperia Z4」体感レポート

インフォシーク / 2015年6月24日 9時0分

待ちに待ったこの日がやってきました。そう、2013年に買った「Xperia A」の2年契約が満了になったのです。晴れて自由の身となったからには、これで解約金を気にせず機種変更できる…。

機種変更の候補は、「Xperia」の最新機種「Xperia Z4」。量販店の売り上げ状況を集計した「BCN週間ランキング(2015/6/17時点)」で1位にランクされている注目モデルです。それから、同じく今年の最新機種であるサムスンの「Galaxy S6」。そして、やっぱり気になる「iPhone 6」。

機種選びで重視するのは、「日常の使い勝手」と「2年後までバリバリ使えるか?」というところ。はたして、どれが「当たり」なのか?

機種セレクトの一発目は「iPhone 6」。2年前はドコモが取り扱っていなかっただけに、どうしても気になります。OSが違うのでアプリの操作などに不安があったものの、実際に触ってみると「まあ、慣れれば大丈夫かな?」というレベル。いや、むしろシンプルな操作感にグッと来たというのが本音。ただし、記憶容量の面で心配が残るんですよね。32GBや64GBのモデルはちょっと高いし、SDカード未対応。それから、今までで使っていたおサイフケータイやワンセグがなくなるのは寂しい。また、今使っている端末のデータを移行することを考えるとAndroidの方が安心かも。特に、有料アプリは買い直しが必要というのが、なかなかキツイ。

ということで、機種選びはAndroid機の対決に!どちらも画面はキレイだし、おサイフケータイもワンセグも付いている。「Galaxy S6」にいたってはフルHDを超える解像度ということで、画面表示はかなりキレイ。でも、高解像度になった分、バッテリーの消費が早いんじゃないかと心配。スペック的にも、バッテリー容量は「Xperia Z4」の方に軍配が上がる。

それから、「Galaxy S6」はSDカードが使えないというのも気になります。「Xperia A」に入れているアプリや音楽を丸ごと引っ越すことを考えると、32GBでは心細い。アップデートやインストールのたびに、アプリを消すのは面倒ですから。

こんな具合に吟味を重ねてたどりついた結論は「Xperia Z4」。この結論は正解だったのか?

さっそく実戦投入した結果は…。

<使って実感!「Xperia Z4」の実力は?>
◆なるほど、これは速い

スマホを2年も使っていると、キャッシュが溜まったりして動作が遅くなるもの。その辺のハンデを割り引いても、「Xperia Z4」は動作&反応が確実に早くなっていると感じます。※じつは「Xperia A」を初期化して比べてみました

触ってすぐに速さを体験できたのは、Webページの読み込みスピード。「Xperia A」よりワンタイミング速く感じます。画像がズラッと並んだ画面でも、スクロールに合わせてほとんどタイムラグなく画像が表示されます。Wi-Fi環境でYouTubeの動画を見ると、再生スタートのタイミングが「Xperia A」より2~3秒くらい速い…。

アプリの動きもサクサク。たくさんのアプリを立ち上げていても、すぐに起動してくれます。なにかと重いFacebookアプリでも、動きがカクカクすることなく快適です。

◆気になるバッテリーは?
誰もが気になるけど、買ってみないとわからないのがバッテリーの持ち。実際に使ってみた感想は、はい、満足です。2年間使ってお疲れ気味のバッテリーと比べ物にならないくらい、なかなかバッテリーが減りません。

待ち受け中のバッテリー消費を抑える「STAMINAモード」。これがけっこう頼りになります。なんと満充電時には「残り待ち受け時間(見込み)」が7日!それもそのはず、一晩放置してもバッテリー消費は数パーセントですから。

日中の使用でも、仕事の合間にネットやSNSをチェックするくらいなら、ほとんどバッテリーの心配はなし。よっぽど電波状態が悪い場所にいるとか、ガンガン通話しない限り、丸一日くらいは充電しないで乗り切れるはず。常にUSBケーブルを持ち歩き、電源を探してさまよう日々とは、もう、お別れです。

◆カメラの画質がナチュラルに!これが上質感ってやつですね
2,070万画素というのもすごいのですが、それ以上に嬉しかったのがナチュラルな画質。「Xperia A」は鮮やかさやコントラストがけっこう強調されていたのですが、「Xperia Z4」はいたって自然な仕上がり。画像を拡大すると、素材の質感とかもリアルに写っています。晴れの日に屋外で写真を撮っても、「明るいところが白く飛ぶ」、「影の部分が黒くつぶれる」といった心配はずいぶん減りました。

もう一つ嬉しかったのが料理の写真。以前の端末は青っぽく写るので料理写真はけっこう苦手でしたが、その辺の課題は解決済みですね。青みを抑えた発色に加えて、細かい設定はカメラがやってくれる「プレミアムおまかせオート」が優秀。被写体が料理だということをカメラが認識して、勝手にキレイに撮ってくれます。


一人寂しい弁当もこんなにうまそう

それから、自分撮り用のフロントカメラが広角レンズになったのもさりげなく嬉しい。本体を横位置にして腕を伸ばせば一度に4人くらいは撮れちゃいます。自撮り棒なんて必要ないです。

◆待ってました!USB&イヤホンがキャップレスに!

ネイルにこだわる女性のみなさん&深爪にお悩みのみなさん、朗報です。USB端子とイヤホンジャックがキャップレスになりました!USBケーブルやイヤホンを挿すたびに、爪を立ててキャップをカリカリしたり、おかげでキャップがボロボロになったり、キャップが緩んでパカパカになったり、なんて過去とは決別です。ちなみにキャップレスでも防水機能はそのまま。


深爪にもやさしい

<ほかにもいろいろ!うれしいポイント>
・オーディオ
Walkmanのソニーですから、もちろん音質は申し分なし。特にアコースティック楽器や女性ボーカルなどがキレイに聴こえてくるようになった印象。声に艶とか伸びがあって楽器の音の輪郭もクリア。低音に埋もれることなく気持ちよく聴かせてくれます。

・SDカード対応
記憶容量の心配が減るということもありますが、機種変更時のデータ移行がラクというのも見逃せないポイント。「Xperia A」では写真や音楽をSDカードに入れていたので、新しい端末にSDカードを差し替えるだけでデータ移行は完了!アドレス帳などもSDカードにバックアップしておけば、引っ越しもラクラク。これは、iPhoneやGalaxyに比べて大きなアドバンテージですね。

【まとめ】
「Xperia Z4」の特長を一言で表すならば「ストレスフリー」でしょう。「Xperia」ならではのいいところを進化させつつ、不満を感じていたところはしっかりと改善してくれています。もちろんスペック的には最先端ですが、ちゃんと日常の利用シーンにあわせて上手にその能力を活かしている印象です。

通信回線が進化してもっと大容量のデータを扱うことにならない限り、この「Xperia Z4」より高性能なスマホっていらないんじゃないか?そう思える仕上がりです。

2年後までしっかり現役で使えるスマホを!という思いに応えてくれる「Xperia Z4」。

これは「当たり」でしょう。

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