作って楽しい、見て楽しい、そして行って楽しい？“B級スポット”地図アプリ「Logo.」

自分だけの“B級スポット”を楽しめる地図アプリ「Logo.」

フェンリル株式会社のクリエイターらによるプロジェクト「VanApp」がリリースした地図アプリ「Logo.」は9日、機能改善と問題点修正のバージョンアップを行った。

「Logo.」は、数多ある位置情報系アプリの中でも、ガイドブックには載っていない、自分だけの“B級スポット”マップの閲覧・作成・共有が出来る異色のアプリだ。

このアプリは「廃墟」や「秘境」、「オカルト」「おもしろ」といったテーマから、一般的なガイドマップにはまず載っていないジャンルの“珍百景”スポットを見ることが出来る。

登録されたテーマの一覧を眺めていると、「全国キノコ公園マップ」というのを見つけた。キノコ公園とはなんぞや？と思ったらどうやらキノコの形をしたモニュメントや建物のある公園のことらしい。タイトルをクリックすると、登録されているスポットが日本地図にピンで表示されているのだが、日本中をピンがびっしりと埋め尽くしている。意外と多いんだなきのこ公園…と思うと同時に、これだけの数のキノコ公園をよく集める気になったな、と熱意そのもの、そして人とは違った熱意の方向性に感心してしまう。

意外と多いぞキノコ公園

その他にも「秘境駅」「『孤独のグルメ』に出てくる店」「富士山の見えるキャンプ場」「マンホールのデザイン蓋マップ」「奈良のミステリースポット」「いろんなすべり台」など、人生の役には立つかどうかさておき、見ているだけでワクワクしたり、よくぞここまで…と呆然としたり、確かに普通の観光ガイド本にはまず載っていないテーマのオンパレード。気に入ったテーマを見つけたら、お気に入りに登録したり、コメントすることも出来る。

眺めるだけでも飽きないが、実際に行ってみたい人のために、画面下のコンパスボタンを押すと、自分のいる位置にからそのスポットの距離を表示する機能も用意されている。意外な珍スポットが近くにあるかもしれない。

無料のユーザー登録をすることで、自分でもマップを作成することが出来る。自分だけの楽しみを他の人にも知らしめたい。そしてもしかしたらいるかもしれない「同好の士」との出会いや語らいにも期待したい。

このアプリを作成した「VanApp」スタッフによると、自分が好きなものを地図上で紹介しているサイトを見て楽しんだり、紹介されたスポットに実際に行ってみたりしているうちに、他にも楽しい物がいろいろあるのではないかと思いついたのが作成のきっかけなのだという。好きな人同士で楽しんだり、自分の趣味の主張の場にしたり、あるいはここまで網羅したんだという記録を残したい人のためのアプリにしたいそうだ。

将来的には、紹介されている複数のスポットを選択すれば、それらのルートを作成して旅行プランを提示する機能もつけたいそうだ。他にもソーシャル機能の充実や、さらなる面白マップの提示も考えているそうだ。

ガイドブックに載っている旅行や観光では物足りない人。実際に行ってみたい人。自分の珍スポットコレクションを公開したい人それぞれにオススメのアプリだ。

対応OSはiOS 8以降で、閲覧・登録ともに無料で楽しむことが出来る。

自分だけのB級スポットを公開出来るアプリ「Logo.」＞＞

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