【来たる「マイナンバー制度」について】番号で管理されるなんてイヤだよ?!ですか?

INLIFE~あなたと保険を繋げるメディア~ / 2015年8月31日 9時0分

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【来たる「マイナンバー制度」について】番号で管理されるなんてイヤだよ?!ですか?

もうすぐですよ。マイナンバーが始まりますよ。


皆さん、こんにちは。
管理番号の伝道師ピタゴラです。

今回はですね、2015年10月から、住民票の登記住所に一斉通知される、「マイナンバー制度」についてのお話です。

「マイナンバー」とは、国民一人ひとりが保有するようになる、「(一生変更されることのない)12桁の番号」のことです。


『え?!いや、いいって!そんなの要らないって!』という声が、どこからともなく聞こえてきそうですね。

まぁ、そうですよねぇ~管理も大変ですし、企業も対策しないといけないからコストも掛かりますし…


そうは言ってもですね、これまでも番号というものによって、我々は管理されながら生きてきたのであります。

では、ごく身近な番号を少し見てみましょう。


免許番号・・・12桁


手元にお持ちの方は、ご自身の免許証を確認してみましょう。

まず、最初の2桁は免許の交付を受けた都道府県のコードになっています。
※コード詳細はWebページ等に記載があります。

3~4桁目は、初めて免許を取得した西暦の下2桁です。(例:1995年なら95)

最後の1桁は、紛失や盗難による免許の再発行回数です。

それ以外の間の7桁は、管理番号になります。

保険証(者)番号・・・8桁


冒頭の2桁は保険制度を表す番号で、言わば対象者の職業が分かってしまいます。

02     船員保険
03・04   日雇保険
06     組合保険
07     自衛官
31     国家公務員共済
32     地方職員共済
33     警察共済
34     教職員(公立・私立)
63     特例退職(組合)
72~75   特例退職(共済)

次の2桁は都道府県、次の3桁は保険者を特定する番号、最後の1桁は検証番号(番号に誤りがないかを計算するために付けられたチェックデジット)です。





言ってしまえば、車文化が浸透して免許番号が必要になり、保険文化が浸透して保険者番号が必要になり…と、何かを管理するために個人の特定が必要になるというのは当然のことなのです。

つまり、今回の転換期についても、「何か必要に迫られて」ということになります。


なぜ今、マイナンバーが必要なのか。


マイナンバーが必要

マイナンバーが必要な理由は大きく3つあります。

こちら、オフィシャルの制定公約としても表記があります。


行政の効率化


平たく言えば、国の機関同士の無駄な業務時間削減の名目です。

例えば、身近な例で、引っ越しの際の転記(免許書き換え等)などは最たるものでしょう。

転勤で他地域に引っ越す時、結婚を機に引っ越した時などに、
「受け入れ先の地域の窓口の空いてる時間がぁ~」
「反映日が遅いぃ~」
といったように、不便を感じた方も結構多いのではないでしょうか?

上記の対応の実現性は今のところ未定ですが、こういった作業が連携されることで、生活者にもメリットがあります。

国民の利便性の向上


上記「行政の効率化」で受ける恩恵だけでなく、行政に管理してもらっている自分の情報を再確認したり、その情報に応じたサービスの案内を受けることが可能です。

公平・公正な社会の実現


こちらは最もオープンになっている部分ですね。
個人的には政府の一番の狙いは、ここだと考えています。

例えば、銀行サービスとマイナンバーの連携により、各個人の正確な所得の把握をすることによって、脱税や不正受給を防止する目的があります。

また、近年社会問題として取り上げられている生活保護について、受給者が「本当に生活に困っている人なのか?」の特定も可能となりますので、正しい支援活動に繋げていくことができる訳です。






いかがでしょうか。

こういった大義名分のもと、マイナンバー制度は始まります。

時期としては、2016年(平成28年)1月から、正式に社会保障、税、災害対策における行政手続きで、マイナンバーが必要になります。


そして、そのタイミングに合わせて、「個人番号カード」が発行されることになります。

これは、身分証明書(電子証明書)として利用できる、氏名、住所、個人番号などの、プライバシーレベルの比較的低い情報を掲載したものです。
※内部に入っている所得や年金資格、保険有無等は分からないようになっています。

ご自身で市町村に申請するものなので、忘れないようにしましょう!


「マイナンバー制度」を適用している世界の国々


ここで、日本以外で、すでにマイナンバーを適用している国を見てみましょう。


<適用国一覧>

アメリカ
イギリス
ドイツ
イタリア
カナダ
アイスランド
スウェーデン(最も古い1947年制定)
デンマーク
ノルウェー
フィンランド
ベルギー
エストニア
オランダ
オーストラリア
韓国
シンガポール
インド
タイ
ハンガリー



…意外と多いですね~


ただし、適用国が多ければ良いってものではありませんよね。

メリットとデメリットがあるので、簡潔に整理しておきましょう。


マイナンバー制度のメリット


国(行政)で管理している、年金、国民保険、パスポート、納税、運転免許証、住基ネット等の管理番号が統一されることで、行政サービスが効率化されます。

また、同時に管理部署を削減することにより、これまで長らく叫ばれてきた、人員や時間のリソース削減が期待されます。

マイナンバー制度のデメリット


これは言うまでもありませんが、最も懸念されているであろう部分です。

たった1つの番号で管理するので、これが外部に漏れてしまうと、多くの個人情報が芋づる式に抜き出されてしまいますので、当然、セキュリティー対策は強固なものが必要になってくるでしょう。



おわりに


ということで、来たるマイナンバー制度の概要を記してきましたが、何事も良い面と悪い面があります。

たとえ神器であっても、それをどう活用するかによって、結果が変わってくるのが世の常です。
そこをしっかりと理解したうえで、より利便性の高い、過ごしやすい世の中にしていきたいものです。



以上、ピタゴラでした。

ではまた!

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