【株価チャートの見方と分析】~おすすめ無料フリーソフトとスマホアプリも紹介~

INLIFE~あなたと保険を繋げるメディア~ / 2016年3月25日 9時0分

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【株価チャートの見方と分析】~おすすめ無料フリーソフトとスマホアプリも紹介~

必ずしもテクニシャンである必要はない。でもテクニックがあるに越したことはない。きっと。どんな事でも。



株の購入や売買を検討する際に、見るべきものは、というよりも避けて通れないのが、「株価チャート」ですよね。
投資家の中にはチャートだけを見て運用しているような方もいるほど、チャート分析の巧拙というのは、株式投資において非常に大事な部分になってくる訳です。


いや、私はそんなデイトレーダーみたいなスタイルではありませんし、チャートなんて見ないタイプです!というような方でもですね、株の買い時や売り時をしっかり見極めるために、最低限チャートの基本的なところは学ばなければいけません。


ということで今回は、株価チャートの基本的な見方やテクニカル手法に加えて、素人でも扱いやすいチャート分析のおすすめフリーソフトとアプリをご紹介です!


<チャートの見方①>超基本!ローソク足



まずは、株価チャートに出てくる要素の中でも基本中の基本、ローソク足についてです。
これをスムーズに把握できて、株の値動きを洞察できれば、相当強くなります。


ローソク足というのは、ある期間ごと(日ごと、週ごと、月ごとなど)に区切ったチャートの中で、時系列の折れ線グラフに重なって表示されている、上の画像で言うところの『上下に線(※ヒゲと言います)が伸びた四角いやつ』のことです。
なお、日ごとで区切ったチャートであれば“日足”、週ごとで区切ったチャートであれば“週足”、月ごとで区切ったチャートであれば“月足”と呼ばれます。


そして、ローソク足を見ることで、以下4つの情報を読み取れる訳です。
少なくとも、ここを自分のものにすれば、とりあえずはOKです。


●始値<はじめね>…取引開始時の株価
(※最初に値が付いた時を「寄り付き」と言います)

●終値<おわりね>…取引終了時の株価
(※取引最後の売買を「大引け」と言います)

●高値<たかね>…取引中についた、最も高い株価

●安値<やすね>…取引中についた、最も安い株価


ローソク足では、中央の四角から上下に伸びる線(ヒゲ)がありますが、ヒゲの上端は高値を、下端は安値を指しています。
つまり、ヒゲが出ているということは、当該取引期間中の最高値と最安値が、始値と終値を越えたということです。



《実例》
ある日、株価1,000円からスタートした銘柄があるとして、その日の取引終了時に1,050円だったとします。
この場合、1,000円が始値で、1,050円が終値です。
これは分かりやすいと思います。

加えて、取引時間中は株価が上下していく訳ですが、その日、1,000円から午前中(前場)に1,080円になって、そこから午後になって下がって990円まで落ちて、最後(後場の終了後)は1,050円に落ち着いたとします。
すると、ヒゲが出てきて、上ヒゲの上端が1,080円、下ヒゲの下端が990円になるということですね。
まとめると、以下のようになります。
----------------------
始値:1,000円
終値:1,050円
高値:1,080円
安値:990円
----------------------



一方、その日1,000円でスタートしてから、1,010円、1,030円と徐々に上がっていって、最後は1,050円に落ち着いたとします。
すると、この場合、ヒゲは出てこないということになります。
要するに、始値と終値の間を行ったり来たりするような値動きの場合は、ローソク足の形は、ただの四角になってくる訳ですね。
まとめると、以下のようになります。
----------------------
始値:1,000円
終値:1,050円
高値:1,050円
安値:1,000円
----------------------




およそのイメージは掴めましたか?
はじめのうちは把握するのに時間がかかるかもしれませんが、しばらくチャートを見ながら運用を続けていると、どこかのタイミングで目が慣れてきて、瞬時に理解できるようになります。



次に、始値と終値については、ローソク足の「色」によって意味が異なりますので、以下も覚えておいてください。

ローソク足の四角の色が明るい(白い)場合



ローソク足の四角の色が明るい(白い)場合は、始値よりも終値の方が高かったことを表し、この状態のローソク足は『陽線』と呼ばれています。

『陽線=白=株価が上がり基調』ということですね。
先ほどの例と同じ感じで、1,000円でスタートして、1,050円で終わったとしたら、ローソク足は白いということになります。
ですので、陽線の場合は、四角の下部に始値、上部に終値が来ることになりますね。

なお、具体的な色は、チャートによって異なりますが、白系の色で表示されることが多くなっています。


ローソク足の色が暗い(黒い)場合



白いローソク足<陽線>の逆で、ローソク足の色が暗い(黒い)場合は、始値よりも終値の方が安かったことを表し、『陰線』と呼ばれています。

『陰線=黒=株価が下がり基調』ということですね。
株価1,000円でスタートして、900円で取引が終了したら、ローソク足は黒いということになります。
ですので、陰線の場合は、四角の下部に終値、上部に始値が来ることになりますね。

なお、色は黒が使用されるケースが多くなっていますが、チャートによっては青やグレーなど若干異なるものもあります。






《補足》
チャート上を連続するローソク足の傾向から、およそ以下のような基本状態を読み取ることができます。


【上昇トレンド】
陽線が続き、全体的に株価が上がっている状態

【下降トレンド】
陰線が続き、全体的に株価が下がっている状態

【ボックス相場】
一定期間で上昇と下降を繰り返し、それなりの変動はあるものの、長期的に見ると平均株価が分かる状態

【三角持ち合い】
ボックス相場の変動幅が徐々に狭まって、平均的な株価に収束しつつある状態

なお、三角持ち合いが発生するのは、企業が何か大きな発表をするといった時を間近にして、投資家が売買を控える“様子見”シーンが多いと言われていまして、大きな株価変動の前兆として注目されています。



<チャートの見方②>テクニカル指標



さて次に、過去の株価の経緯を分析して、将来の動向を予想するうえでは欠かせない、「テクニカル指標」というものがありまして、株式投資の成功率を上げるには、テクニカル指標は欠かすことができないポイントなので、以下、代表的な4種類の指標について見ていきましょう。

文字通り、株価を数学的にテクニカルに分析するための指標です。


<指標その1>移動平均



「移動平均」とは、一定期間で区切った終値の平均値のことで、株価トレンドを判断する指標として最もポピュラーなものとされていて、移動平均を線で繋いだものを「移動平均線」と言います。

一般的には、現在の株価が移動平均よりも高ければ『上げトレンド』、現在の株価が移動平均よりも低ければ『下げトレンド』と判断されますが、厳密には、区切る期間によって変わってくるので、常にそう判断できるとは限りません。
ですので、短期間での移動平均線と、長期間での移動平均線を重ねて、その傾きの変化で売り時と買い時を判断している投資家が多い訳です。


また、短期移動平均と長期移動平均ともに下げ傾向にあった株価が、その後上昇していって、短期移動平均線が長期移動平均線を、下から上に突き抜けるタイミングを、《上げトレンドへの転換期→ゴールデンクロス》と呼び、ゴールデンクロスは買い時の代表的なシグナルとされています。
ネーミングがカッコいいので、すぐ覚えられると思います。

その逆で、上げ傾向にあった株価の下落が始まり、短期の移動平均線が長期の移動平均線を、上から下に突き抜けたタイミングは《下げトレンドへの転換期→デッドクロス》と呼ばれていて、売り時の代表的なシグナルとされています。
こちらも響きがカッコいいですね。




《実際のチャートで見てみる》
上の図表は、よくある実際の株価チャートなのですが、ローソク足と移動平均線が記されていますね。
赤い線が短期移動平均線、緑の線が長期移動平均線で、これを見るところ、一番右にあるローソク足は2本の移動平均線よりも上に位置していますし、移動平均も上昇傾向なので、現状この銘柄は上げトレンドだと読めそうですね。
さらに、赤(短期移動平均線)が緑(長期移動平均線)に近づいていってる様子が見て取れて、もしかしたらこの先、赤が緑を上から下に突き抜けるかもしれないので、そうなると、デッドクロスとなります。
つまり、今は上げトレンドの空気ですが、これから下げトレンドに入っていくかもしれない転換期ということになって、売り時が到来するかもしれないといった温度感になります。


ただし、こういった推察はあくまでも原則的な読み方になるので、全ての場合に当てはまる訳ではありません。
株式市場は言わば生き物なので、誰かがその裏をかいて“空売り”、また他の誰かがその裏をかいて…みたいなことがあるので、株の世界では絶対にそうなる!ということはないと思ってください。


<指標その2>MACD



MACDとは、Moving Average Convergence Divergenceの略で、日本語では「移動平均収束拡散法」と言います。

平たく言うと、上記の移動平均を使ってトレンドを分析することで、よく使われる計算式は以下です。
■MACD=12日間の移動平均-26日間の移動平均
■MACDシグナル=MACDの9日間の移動平均

端的に、MACDシグナルよりもMACDが大きければ『上げトレンド』、MACDシグナルよりもMACDが小さければ『下げトレンド』とされます。
また、2つの数値の差が縮まってクロスする瞬間が、MACDとMACDシグナルにおける《ゴールデンクロス》と《デッドクロス》となります。

なお、このMACDは、テクニカル分析の手法としては一般的なものなので、ほとんどのチャート分析ツールには、MACD自動分析機能がすでに付いています。

ただ、長期に渡って相場が横ばいになっている場合や、ごく短期間で乱高下するような場合は分析が難しく、トレンドを把握しきれなくなることもあります。


<指標その3>RSI



こちらは参考程度のご紹介です。


RSIとは、Relative Strength Indexの略で、日本語では“相対力指数”と表されます。

何かと言うと、端的に、株の過剰売買を判断することができて、『売られている時に買い、買われている時に売る』という「逆張り」の売買シグナルとして使用されるケースが一般的です。


RSIの計算方法は以下です。
■RSI(%)={14日間の値上がり幅の合計÷(14日間の値上がり幅の合計+14 日間の値下がり幅の合計)}×100

値上がり幅と値下がり幅をパーセンテージで表し、一般的に、30%以下を「売られすぎ=買い時」、70%以上を「買われすぎ=売り時」のシグナルと判断されます。



だいぶ複雑になってきましたね。
しかし、もう少し進めます。


<指標その4>ストキャスティクス



こちらも参考程度のご紹介です。


ストキャスティクス(Stochastics)とは、日本語で“推測統計学”という意味で、過去の高値と安値に対して、当日の終値がどのような位置にあるのかを、「%K、%D、%SD」という3種類の数値で表した指標です。


《%K》
ある一定期間の株価変動に対して、現状の株価がどれくらいの位置にあるのかを示す数値です。
数値が大きいほど株価が高く、低いほど株価が安いことを意味しています。


《%D》
%Kの値を、ある一定期間で移動平均したものです。
グラフ化すると、%Kに比べて、滑らかな見た目となります。


《%SD》
%Dの値を、ある一定期間で移動平均したものです。
%Dに比べると、さらに滑らかなグラフとなります。



そして、これらの数値を使って、以下3種類の読み方をします。



●シンプルに%Kのみで判断する

●%Kと%Dを組み合わせて判断する(⇒Fastストキャスティクス)

●%Dと%SDを組み合わせて判断する(⇒Slowストキャスティクス)


それぞれにゴールデンクロスとデッドクロスがあり、底値買いや天井売りの参考となる「逆方向の動き」を予測する際に使用します。



なお、RSIやストキャスティクスを逆張りのために使う場合、上げトレンドや下げトレンドに勢いのある時は少し注意が必要で、見かけ上の指標が売買シグナルを出していても、「買ってからも下がり続ける」「売ってからも上がり続ける」可能性があるので、動向を細かく確認する必要があります。



ここまで来ると、だいぶテクニカルな世界ですが、その存在だけでも知っておいてください。



無料のチャート分析ソフト !!



チャート分析は、基本的には自分が口座を持っている証券会社が提供しているソフトウェアを使う方が、結果的には効率が良く、そのままワンストップで株を売買できるのでオススメなのですが、以下では、無料のチャート分析用のフリーソフトを2つご紹介します。

今使っているチャートでは飽き足らない!他のものを試してみたい!という方は、是非チェックしてみてください。


NinjaTrader



こちらは、無料版と有料版に分かれていて、無料版では証券会社へのアクセスと自動売買機能が制限されていますが、それ以外のチャート分析機能についての違いはありません。

豊富なテクニカル分析がデフォルトで搭載されていて、さらに、プラグインや自作のテクニカルを後から追加することが可能なので、玄人の方は利用してみるといいと思います。


kabuステーション



ネット証券会社のカブドットコム証券が提供していて、信用口座(※信用取引ができる口座)を開設することを条件に、無料で利用できるチャート分析ソフトです。

基本的なテクニカル分析はもちろん、「価格帯別の出来高」を詳細に表示できるのは、kabuステーションならではのメリットです。
「価格帯別の出来高」は、有利な売買ポイントを見つける際に、強い味方となってくれます。



無料のチャート分析アプリ!!



わざわざソフトをインストールするのが億劫だという方もいらっしゃると思いますが、そういう場合は、普段お使いのスマホにアプリを入れてしまえばいい訳ですね。
というよりも、外にいる時も常に持ち歩いているスマホに分析ツールを入れておいた方が、利便性はものすごい高いです。

オススメなのは、ネット証券会社が提供するアプリで、もしも、これから株式投資を始める方であれば、自分にとって使いやすいアプリを用意していそうな証券会社で口座を開設することも考えてみましょう。

以下では、オススメの無料チャート分析アプリを3つご紹介します。


マネックストレーダー・スマートフォン



マネックス証券が提供しているスマホアプリで、スマホの難点である“画面の小ささ”に配慮した、見やすいチャート表示が特徴的です。

また、リアルタイム株価表示はもちろん、テクニカルチャートのパラメータ変更にも対応し、検索機能も優れていて、スマホならではの機動性の高い売買を可能にしてくれます。


HYPER株



SBI証券が提供しているスマホアプリで、テクニカルチャートはもちろん、会社四季報や信用取引残高、株主優待などにもワンタッチ・アクセスが可能です。

また、国内外の大手ベンダーが提供する銘柄に関するニュースも閲覧することができますので、銘柄分析の参考情報が豊富なアプリと言えます。


iSPEED


iSPEEDについて詳しく


こちらは楽天証券が提供しているスマホアプリで、特徴的魅力はその名の通り、スピードです。
銘柄のチャート画面や板、詳細情報から直接、注文画面に遷移できる設計になっているので、直感的にスピーディーな発注が可能で、現物取引はもちろん、信用取引、逆指値注文や逆指値付通常注文にも対応しています。

また、デフォルトで、カスタマイズ可能な15種類のテクニカルチャートを表示できるなど、分析機能も多彩に備わっています。



最後に



以上、少々長くなりましたが、株取引をするうえで重要な、チャートの読み方や使い方についてご紹介しました。
基本として、ローソク足と移動平均線のところをしっかり理解しておけば、とりあえずは問題ありません。

分析手法については、紹介したもの以外でも多くの理論が提唱されていまして、どれが一番イイかというのは、投資家によって分析のやり方や読み方が異なるということもあり、何とも言えない部分が大きいです。
ですので、机上のテクニックに頼りっきりになるのではなく、とにかく実地で自分なりの投資スタイルを磨いていってください。
その方が、長い目で見ると、勝率アップに近づくはずですから。

ただ、そうは言っても、緻密にチャート分析ができるに越したことはないので、各指標を正しく理解して、適宜ソフトやアプリなども上手く活用しながら、レベルアップを目指していきましょう。

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