カーリース/マイカーとレンタカーの狭間で/妙に記号化された雰囲気に酔う/

INLIFE~あなたと保険を繋げるメディア~ / 2017年7月19日 9時0分

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カーリース/マイカーとレンタカーの狭間で/妙に記号化された雰囲気に酔う/

私をリリースしないで。だったら、いっそのこと、リースして。



というわけでございまして、ちょっと何言ってるか分からないと思いますが、カッコつけて擬人化を繰り出したところで、幸先の良いスベりスタートです。


さて、法人向けサービスとして定着しているカーリースですが、近年は個人向けサービスの需要が増えています。
購入せずとも短期間でも新車に乗れたり、税金、自賠責保険、車検など車両維持に必要なものはリース料に含まれるという利点からも、人気が高まっている模様。


今回は、そんなカーリースについて少々。


カーリース



カーリースとは端的に、リース会社が法人や個人に対して車を3年とか5年で貸し出すサービスのことです。
借りる側が契約後に支払うのは、新車購入費、車検費用、メンテナンス費、税金などを含めた総費用から、残価<下取り>予定額を差し引いた額の月割りで、リース会社が設定します。

また、ナンバープレートもレンタカー特有の「わ」ナンバーではなく、リース会社が車を購入してユーザーに貸し出す形なので、通常の自家用車のナンバープレートと区別されていません。

そして、3~5年後の契約終了時に概ね、『車を返却』『継続して使用』『車を買取』の3パターンから選択することになります。



『車を返却』を選ぶ場合は、契約時に設定した走行距離による上乗せ料金や残価設定の差額を支払い、清算することで返却します。
これら金額の内容は契約時にリース会社が決めているので、内容を把握しておきましょう。

『継続して使用』を選ぶ場合は、新しくリース契約を結んでそのまま乗り続けます。
12~24ヶ月契約が多いです。

『車を買取』を選ぶ場合は、残存の車両買取代金を支払うことはもちろんのこと、所有権の変更手続きが必要で、事務手数料、自動車税相当額、リサイクル料金の諸費用、消費税などを含んだ諸々の出費があります。



カーリースの注意点



車を購入したことのある人であれば分かりますが、下取り価格(残価)は新車を購入する際の重要項目です。
リース会社にとっても事情は同様で、車の買取価格が市場動向によって変化することを考慮しながら、ビジネス的に調整しています。

また、残価設定を契約に組み込んでいるのは、ある種の縛りを設けて、契約終了後に新品同様の状態で返してほしいという意図もあります。
事故は当然ですが、傷や凹みがあれば違約金が発生することを覚悟しなければなりません。

なお、残価は基本的には低く抑えられていますが、返却時には下取り価格に満たないことが多々ありますので、そこは認識しておきましょう。


まとめると、リース契約には以下のようなデメリットがあります。

■事故や盗難に遭遇すると中途解約になり、多額の解約金が必要
■車の改造やドレスアップは認められない
■走行距離に制限があり、それを超えれば追加料金が発生
■ボディの傷や凹みはNGで、内装も汚さないよう気を配らなければならない
■下取り価格が残価設定の額に満たなかった場合、差額を支払わなければならない



カーリースの金額感



個人向けカーリースでは一般的に、普通に車を購入するときの銀行系ローンよりも月々に支払う料金は高くなってきますので、貸し借りを前提とした契約で、あくまで短期間の利用に適したサービスだと捉えましょう。

他方、法人向けカーリースは非常に重宝されていて、企業が社用車を大量に購入し所有した場合、メンテナンスや管理などの負担が大きく、その点、リース契約をすれば効率的です。
その他、節税効果もあり、車を所有した場合は固定資産として扱われますので、その分税金がかかりますが、リースで支払った金額はすべて経費として計上できます。
このように、法人契約は運営上のメリットがあり、カーリース市場の全体契約数のだいたい7割から8割が法人向けとなっています。



おわりに



カーリースは、車を所有して自由に使いたい、長期で保有したい、といったケースには不向きですが、まとまったお金はないが新車に乗りたい、短期間だけ必要、といったケースには比較的ハマります。
なお、リースは割と制約の多い契約形態なので、興味があれば、セカンドカーあたりでサービスを活用してみるのもいいかもしれません。


ちなみに、こういう類の話は、よくありがちな一長一短ですね。
あちらが立てば、こちらが立たぬ、みたいな雰囲気は感じますね。
ただまあ、真剣なこと言うと、別にどちらも立てればいいとは思います。
というより、どちらも立てるぞという心意気が極めて大事かなと。
ハナから両得なんて無理だと思い込んでいるからできない、みたいなことが世の中には多いですよね。



おもいっきり脱線しそうになりましたが、とりあえず、マイカー、カーリース、レンタカー、あるいは最近であればカーシェアで、なんとなくの住み分けができているので、使用目的や予算に応じて適宜チョイスしていきましょう。

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