黒船ガール×路線バス:CITYSCAPE vol.6 (2/4)

INLIFE~あなたと保険を繋げるメディア~ / 2017年8月9日 9時0分

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黒船ガール×路線バス:CITYSCAPE vol.6 (2/4)

黒船ガール×路線バス:CITYSCAPE vol.6 (1/4) https://insurance.rakuten.co.jp/inlife/fun/cityscape-20170802/

11:00 │ 東十条四丁目/ハイソな下町コーリング



/HIGASHIJYUJYÔ-YONCHÔME



赤羽から南に下り、東十条へ。


東十条は、下町風情が香る落ち着いた街並みで、駅に程近い東十条商店街には、戦前から営業する飲食店などを含め、約160店が軒を連ねている。






道すがら、ピーカンの下でアンナの純白肌が気になった。



アンナ・ミッツェル


「日焼けとか大丈夫?」

―――大丈夫!昔はよく焼いてたよ。日焼けサロン行ったり。

「へぇ、ウクライナに日サロあるんだ」

―――いっぱいあるよ〜!(笑)ウクライナでは、日焼けしてることがちょっとしたステータスなの。健康的な小麦色って高級感あるし、バカンスに行ってきた感じも出るし。冬なのになんでそんなに焼けてるの?どっか行って来たんだ!って言われたくて日サロに行ったりするからね。



アンナ・ミッツェル


「アンナはどういう時に行ってた?」

―――例えば、海に行く前には行っとかないと、まっさらなまま行ったら赤くなっちゃうし、2回くらいは必ず下焼きしてたよ。今はもう焼かないけど、昔は日本でも行ってたね。綺麗に焼くためには必須だから。

「ウクライナの人も海水浴とかするんだ」

―――するする!(笑)夏は海に行くよ。あんまり綺麗じゃないけど黒海あるしね。ペレストロイカ後は、海外にも行けるようになったから、トルコとかエジプトに行ったりする。

「経済レベルも上がったんだよね」

―――ただ、今はあんまり良くないかな。ロシアの内戦が始まってから、厳しくなってる。でも、毎年の夏の旅行は、皆とっても楽しみにしていて大事に思ってるから、行けるようにやりくりする感じ。

「なるほどね。日本に来てから、海とか行った?」

―――うん、行ったよ。沖縄の白い砂浜と青い海が印象に残ってるし、日本中を旅した。北海道にもスキーしに行って、温泉入ったり。日本以外のアジアも、タイ、バリ、シンガポール、香港とか、いろいろ行ったね。



アンナ・ミッツェル
戦前からの歴史を持つ東十条商店街





そうこう話している間にも、太陽は容赦なくジリジリと照りつける。





「なんか、冷たいもの食べたいね。アンナ、冷やし中華って食べたことある?」

―――ない!麺類は好きだけど、いつも食べるのは、そばとラーメンだね。冷やし中華、食べてみたい!




ということで、商店街の人に美味しい冷やし中華が食べられると教えてもらった、中華料理店『華東』へ。




オーダーして涼んでいると、すぐに冷やし中華が登場。

黄色い細麺、チャーシューにチキン、きゅうりに錦糸玉子という、オーソドックスで最強の安定感は垂涎ものである。



冷やし中華


アンナはiPhoneを取り出し、嬉しそうにパシャリ。





―――冷やし中華って、インスタジェニックだよね。彩りが綺麗。



からの、実食。



―――ワオ!美味しいよ!サッパリしてて食べやすい。で、ちょっと酸っぱいんだね。麺はツルツル。






おどけた顔を作りながら可愛い食レポ、パツキンのチャンネー。



アンナ・ミッツェル
初めての冷やし中華を食レポするアンナ





さっきの鰻といい、特に好き嫌いなく何でも美味しそうに食べる彼女に、故郷の食についても聞いてみた。


 
「ウクライナの料理ってどんな感じ?」

―――煮込み料理が多いね。魚より肉で、牛肉よりはチキンや豚肉が多い。あと、ウクライナは料理に油をたくさん使うから、日本の料理の方がヘルシーかな。で、私すっかりご飯が好きになって、今ではウクライナに帰る時に日本のお米を持っていくほどだよ。おにぎり、大好き。具は鮭と焼きたらこ。

「じゃあ和食は?」

―――好き!!素材そのものを味わえるところがいいよね。特にお魚は美味しいと思うし、干物が好きなの。毎日食べたいくらい。

「うん、金目鯛とか、だいぶ美味しいよね」

―――美味しいけど高くてなかなか買えないな(笑)だから、家ではアジが多い。多くて週に1回、少なくとも2週間に1回は食卓に出すよ。




そんな会話の中、栄養バランスを考えながらテキパキと料理をこなす姿が垣間見える。

というのも、アンナはバリバリの現役モデルである一方、二児を育てる母親でもあるのだ。

 




ランチを終えた後は、中十条四丁目でバスに乗車し、姥ヶ橋(うばがばし)へと向かう。





「東十条どうだった?」



アンナ・ミッツェル


―――良かったね。赤羽でも感じたけど、やっぱり昭和っぽい雰囲気は好き。日本のハイテクも好きだけど、ホッとするのは昭和の感じだね。そういう、昔ながらの建物とかを大事にしているところが、日本の素晴らしさのひとつだと思う。

「ウクライナは古い建物って少ない?」

―――ソビエトから独立したっていうのもあって、日本ほどはないね。いろいろ忘れられてるものも多いし、日本を見習ったらいいのにって思うこともたまにあるかな。




12:30 │ 姥ヶ橋/緑に鎮座するエデン



/UBAGABASHI



姥ヶ橋の停留所から足を伸ばし向かうは、緑豊かな高島平分園の一角にある、こども動物園。

そこは小さい動物園なのだが、無料で入場できるうえ、羊、ヤギ、ポニーなどの動物たちと触れ合うことができる、アーバンとネイチャーの穴場的交錯点である。







―――あ、ポニーだ!あ、ヤギも!


アンナ・ミッツェル


「動物は好き?」

―――うん、昔おばあちゃんが飼ってて、小さい頃はヤギのミルク飲んだりしてたんだよね。懐かしい。




そう言って、目を細めるアンナ。
現在でもウクライナに帰ると、馬や羊と触れ合える場所に赴くという。




―――カルパティア山脈っていうところがあってね。避暑地みたいなものなんだけど、お気に入りなの。山のふもとに牧場が広がってて、そこで馬に乗ったりできるんだよね。



カルパティア山脈は、スロバキア、ポーランド、ウクライナ、ルーマニア、チェコスロバキア、ハンガリー、セルビアにまたがる、全長約1,500kmを誇る大山脈である。
ちなみに、ルーマニアでは“ドラキュラが住む山”とも言われているのだとか。





―――今年もウクライナで夏休みを過ごすの。楽しみでしょうがないよ。



ポニー
“ひまわり”という名のポニー






何気なく、スイートなポニーを見つめながら、雄大なる自然の中で颯爽と馬を乗りこなす金髪美女を想像してみた。



さしずめ、女神様の休日といったところで、嫌味なほど画になり過ぎていた。 






◇写真:鈴木清美
◇構成:前田レイ

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