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人気フィギュア「BISHOUJOシリーズ」が祝15周年!名作を振り返る「ナイスバディ」コンテストを誌上開催

インサイド / 2024年5月30日 18時0分

フィギュアメーカー「コトブキヤ」が展開する1/7スケールフィギュア「BISHOUJOシリーズ」が2024年5月末で15周年を迎えます。

コトブキヤは海外キャラクターにも強いメーカーで、「BISHOUJOシリーズ」ではマーベルやDCを中心とした海外キャラクターを美少女化するという個性的な切り口で人気に。そのすべてのラインナップをリードアーティストの「山下しゅんや」氏が手がけており、「アニメ的すぎずリアルすぎず」のちょうどいいバランスで海外キャラクターを日本的なビジュアルに変換しています。

特にポージングは、本家アメコミでは見られないような挑発的なものもあり、山下しゅんや氏のセクシーさを追究した解釈もひとつの持ち味になりました。また人体の構造を考慮したうえでポージングを決めているところもあり、ただ露出するだけではない、ボディラインの美しさで勝負する部分でもおもしろいシリーズです。

光の当て方で見え方が変わるのはフィギュアならではの楽しみでもありますから、山下しゅんや氏の華やかなキャラクターを立体で楽しむ最高のシリーズとなっているでしょう。

そのラインナップ数は、なんと15年間で約180体!既存のキャラクターを美少女アレンジしたものから、ホラーキャラやロボットを女性化したものまで様々。

本稿ではその中からいくつかをピックアップし、バディで飾ると世界観がさらに引き立つ「ナイスなバディ」をコンビ単位で紹介したいと思います!

※なお商品は完売したものも多く、現在入手困難なものも含まれます。

◆まずはホラー映画部門から!

本稿でピックアップするのは、「ホラー映画部門」「格闘ゲーム部門」「アメコミ部門」「ハリウッド名作映画部門」「女王様部門」の合計5つ!

まずはホラーキャラを女性化した「ホラー映画部門」から紹介したいと思います。

「ホラー映画部門」で紹介するナイスなバディは、映画「13日の金曜日」シリーズのジェイソン・ボーヒーズと、映画「エルム街の悪夢」シリーズのフレディ・クルーガーです。

「13日の金曜日」はおもにクリスタル・レイクというキャンプ場を舞台に、キャンプで集った若者たちが殺人鬼ジェイソンに次々と襲われるホラー映画。1980年代ホラー映画ブームのけん引役で、後の同ジャンルに大きな影響を与えました。

「ホラー映画といえばキャンプ!」というイメージはここが原点であり、ゲーム『クアリー ~悪夢のサマーキャンプ』もそのシチュエーションをオマージュしています。

ちなみに80年代ホラー映画は残酷描写が売りとなっており、血しぶきがほとばしる様子から「スプラッター映画(血しぶき映画)」と呼ばれることもあります。驚かせる演出で成り立っている部分がありますから、残酷描写やビックリ演出が苦手な人は視聴する際にはご注意を。

さてそんなスプラッター映画の大スターがまさかの女性化ということで発売当初は大きな話題になった両キャラクター。もともと人気のあった「BISHOUJOシリーズ」ではあるものの、それをさらに有名にしたコンビでもありました。

オリジナルのジェイソンがパワーキャラであったため、「BISHOUJOシリーズ」では肉体美を表現する形で腹筋をアピール。一心不乱に残虐行為を行う単純思考のキャラクター性もアホ毛から見て取れます。トレードマークのホッケーマスクを斜めにかぶっているところもおもしろいですね。

対するフレディは、もともと夢の中に登場する都市伝説的な殺人鬼。夢の中で惨殺されると現実でも命が失われるため、ターゲットたちは強い睡魔とフレディの両方と戦う必要がありました。

ジェイソンと違って獲物をジワジワと追い詰めるタイプですから、「BISHOUJOシリーズ」では挑発的な表情とポージングでキャラクター性を表現。舌なめずりをする口元や、若干太腿に食い込んだストッキングなど、硬派なジェイソンとは対照的なイメージでデザインされています。ホットパンツに乗ったお腹の肉もリアルで目が奪われますね。

なおジェイソンとフレディはまったく異なる作品ながら、2003年に映画「フレディVSジェイソン」で夢の競演を果たしており、「BISHOUJOシリーズ」でもバディで飾ることを前提に開発が進められました。

どちらも恐怖の対象ではありますが、山下しゃんや氏が描くキャラクターはそれを飲み込むほどのセクシーさを持っており、どことは言いませんが「埋まりたい……」と思えるインパクトです。「東京コミコン」のような海外キャラクターのイベントでも「BISHOUJOシリーズ」版ジェイソンやフレディのコスプレをする女性を見かけましたから、性別を問わず多くの映画ファンを虜にしたと言えるでしょう。

なおホラー映画のキャラクターは他にも「悪魔のいけにえ」のレザーフェイス、「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のペニーワイズ、「チャッキー」のチャッキーなどが女性化しています。

◆格闘ゲーム部門は『ヴァンパイア ハンター』VS『餓狼伝説』

「BISHOUJOシリーズ」はおもに海外キャラクターを扱うものではありますが、海外人気も高いということで日本の格闘ゲームからも様々なキャラクターが美少女化されました。

今回スポットを当てたのは、90年代にカプコンがリリースした『ヴァンパイア』シリーズと、同じころに稼働していたSNKの『餓狼伝説』シリーズ。どちらも別々のゲームメーカーのもので、立体物ならではの夢の共演となります。幼い顔つきのリリスと妖艶な不知火舞は並べて飾るとまるで母娘ですね!

『ヴァンパイア』シリーズのリリスは上体をそらした「くびれ」が際立つポージング。翼の質感や薄く開いた口元の表情もさることながら、やはり上体を大きく反らしたことで露になったヘソや肋骨の形状は本アイテムならではの立体感です。ゲームではドットで表現されたキャラクターをここまで妖艶に再現できるところがフィギュアの強みでしょう。

『餓狼伝説』シリーズの不知火舞は「どんな服着て戦ってんだ!」と思わずツッコミをいれたくなる、「けしからん」系の忍者キャラ。本来はリアルに寄ったイラストを、山下しゅんや氏が美少女的な解釈で描き起こしています。

見どころは揺れるポニーテールと腰の「しっぽ」。相手の出方を待つ立ち姿をベースに、前後に揺れる躍動感あるポージングをそのまま落とし込む形でフィギュア化しています。動きのあるポージングがなんとも魅力的ですね。

そのほか『THE KING OF FIGHTERS 2001』のアンヘル、『ヴァンパイア』のフェリシア、『TEKKEN』の風間準などがラインナップに名を連ねています。

◆アメコミ部門はウルヴァリン×バットウーマン

「BISHOUJOシリーズ」と言えば、切っても切り離せないのがマーベル&DCのアメコミ勢。ここではその数あるキャラクターの中から、マーベル代表としてローラ・キニー版ウルヴァリン、DC代表としてバットウーマンをナイスなバディとして紹介したいと思います。

……というのも、マーベルとDCは過去、コミック展開で「DC VS MARVEL」という企画を実施しており、壮絶なバトルの結果、2つの世界が融合した「アマルガム・コミックス」を誕生させたことがありました。

ウルヴァリンとバットマンはその世界において融合したヒーロー「ダーククロー」となっており、その関係性を「BISHOUJOシリーズ」に持ち込んだ組み合わせとなっています。

なおローラ・キニーはウルヴァリンのクローンで「X-23」とも呼ばれたキャラクター、バットウーマンはバットマンの活動に触発されたヴィジランテで、どちらも実際にコミックに登場するキャラクターです。

フィギュアはコミック原作ではあまり描写されない妖艶なポージングとなっており、そのどちらもマスク状態と素顔の2種類のヘッドパーツが付属。特にバットウーマンの素顔のヘッドパーツについては、フィギュアが発売された2015年6月当時において世界初の立体化でした。

近年のアメコミはマンガの影響もあってアニメルックな作画が多くなっていたり、日本人作家が作画として参加したりしていますが、ポージングを含め「日本的なビジュアルのアメコミキャラ」のフィギュアは珍しく、日本人好みのアメコミキャラを探しているならまさにピッタリのシリーズだと言えます。

そのほか、スパイダーグウェン、ケイト・ビショップ、ハーレイクインなどをリリース。ケイト・ビショップも次世代のホークアイとして実写ドラマ化されたキャラクターなのでご存知の方も多いはず。黒髪清楚なアレンジに惹かれますね。

◆知性&野生で挑む!悪霊退治コンビ

「ハリウッド名作映画部門」のルーシーとアッシュも変わり種のキャラクターです。

ルーシーは「ゴーストバスターズ」をイメージしつつ、映画には登場しないオリジナルキャラクターとしてデザインされました。名作映画と「BISHOUJOシリーズ」のコラボシリーズ第1弾で立体化されたものであり、おなじみのツナギを山下しゅんや氏の解釈でヘソ出しファッションに変換しているところがポイントです。その一方でプロトンパックやゴーストトラップは細部までしっかりと造形されており、「BISHOUJOシリーズ」らしさが別視点で楽しめる一体となっています。

ゴーストバスターズと同様に悪霊を撃退するアッシュ・ウィリアムズは映画「死霊のはらわた」シリーズでおなじみの主人公。フィギュア化されたのは続編「死霊のはらわたII」で、右手に装着したチェーンソーで悪霊と戦ったごく普通の青年がモデルです。映画ではブルース・キャンベルが演じたキャラクターですが、「BISHOUJOシリーズ」ではジェイソンやフレディと同様に女性化しています。

「死霊のはらわた」はスプラッター映画と同時期の1980年代に巻き起こったゾンビ映画ブームを代表する1本です。

監督はトビー・マグワイア主演の「スパイダーマン」シリーズや、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でおなじみのサム・ライミ。「マルチバース・オブ・マッドネス」の公開時、ファンからは「死霊のはらわた」の最新作だ!と言われ話題になっていましたが、監督の名声を世に知らしめた作品としても有名です。

フィギュアのアッシュは映画劇中の激闘を思わせるダメージバージョンとなっており、左袖が破れたところや顔の傷も本家アッシュそのままに。また不敵な笑みもブルース・キャンベルを連想させるものとなっています。ベルトで締め上げられた上半身の艶めかしいラインや、お肉の乗りぐあいにも「こだわり」が感じられますね。

知的なルーシーと野性的なアッシュは、同じ悪霊ハンターでありつつ正反対のキャラクター性をしており、こちらもナイスなバディではないでしょうか。
そのほかハリウッド映画キャラクターとして、「ビートルジュース」のビートルジュース、「シザーハンズ」のシザーハンズ、「メン・イン・ブラック3」のエージェントGがリリースされています。

◆実写映画も待ち遠しい!美しき悪の女幹部

「女王様部門」でピックアップするのは、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」の悪の総大将メガトロンと、「G.I. JOE」シリーズの女性幹部バロネス。どちらもすでに実写映画デビューしており、バロネスに至ってはシエナ・ミラーがヒロイン・ポジションで活躍しました。

メガトロンはアイデンティティーとも言うべき融合カノン砲を手持ち武器として携行。ロボットボディのカラーリングを踏襲した軍服を着用しつつ、特徴的なヘルメット型のヘッドを帽子で表現しています。また他の「BISHOUJOシリーズ」キャラがダイナマイトボディなのに対し、オリジナルのロボット形態が平面ボディだったためか胸は控えめに。ハイヒールも悪の女幹部らしいアレンジとなっています。

バロネスは元のデザインを踏襲しつつ、実写映画的解釈を思わせるスーツの細かなディテールが情報量たっぷりで立体を引き立てます。サラサラの黒髪も躍動感があってダイナミックな表現に。また網タイツを思わせる下半身のデザインも、山下しゅんや氏のイラストを忠実に立体に落とし込む形で再現されています。

実写映画シリーズ最新作「トランスフォーマー/ビースト覚醒」では「G.I. JOE」の名前も登場し、実写映画でも地続きの世界であることが明かされた本作。両タイトルが共演する実写映画も企画中とのことで、ますます注目が集まっています。

そのほか「トランスフォーマー」からは擬人化したコンボイ(現オプティマス・プライム)、バンブル(現バンブルビー)、スタースクリームなどが登場。「G.I. JOE」シリーズのほかにも、同じハズブロ系キャラクターからは「マイリトルポニー」が擬人化されラインナップを重ねています。

上記タイトル以外にも「スター・ウォーズ」「メタルギア ソリッド」「スター・トレック」など様々な作品から美少女アレンジされたキャラクターが集っている「BISHOUJOシリーズ」。15周年の節目からどのような作品にスポットを当て、どのような個性的なキャラクターを生み出していくのか楽しみです。

(C)KOTOBUKIYA

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