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混沌とした街並みこそが最大の魅力!? ゲームの舞台にもなる「香港」を探索したら、ロケーションが非現実過ぎた

インサイド / 2024年7月9日 20時0分

日本から観光に行くなら、香港がおすすめ。7月26日から30日は香港最大級のアニメ・ゲームイベント「アニコム&ゲーム香港2024」が開催されるので、夏休みの旅行先にいかがでしょうか?


ビルの上に新しいビルを追加で建設した?ような建物。香港ではユニークな建物があちらこちらで見られる

日本のすぐ近くにある中国は都市によって、文化や歴史、街の風景が全く異なります。中でも特別行政区の香港ほど特異な都市はありません。


ネオン看板や、西洋と東洋の文化が混ざりあった独特の街並みは、香港映画の舞台はもちろん、ゲーム舞台のモチーフにも採用されています。そして、中国に返還されて以来、急激な都市開発が進み、ネオン看板が減ったり、古い街並みがビルに取り囲まれていったり、急激に景観が変わりゆくのを見ることができます。


香港で生活する人たちもエネルギッシュです。日本では考えられないようなスケール感を持つ激動の香港に踏み込みました。


◆ネオン街


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廟街夜市。別名「男人街(男市)

香港といえばネオン看板のイメージがありますが、都市開発でかつての三分の一くらいに減ってしまいました。それでもMRT旺角(モンコック)駅とMRT佐敦駅の間には、まだ比較的残っています。


特に代表的な夜市の「男人街」や「女人街」があるので、ぜひ立ち寄ってみてください。


◆インスタ映えの大人気スポット「彩虹邨」


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現地の人から観光客までInstagramにアップしまくるスポットが香港にはあります。


MRT彩虹駅からすぐ近くの駐車場の屋上が、開放されたバスケットコートになっているのですが、そこから眺めることができるカラフルマンションです。パステルカラーのマンションは本当に美しいです。


◆香港で一番ディープな場所「重慶大廈(チョンキンマンション)」


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大規模な雑居ビルで、華やかな尖沙咀地区のネイザンロード(彌敦道)に面して建っています。


香港で両替をするなら、レートが一番良いのは重慶大廈(チョンキンマンション)の1階と2階にある両替ショップです。また、とても美味しいインドやネパールのカレーショップが多くあることでも知られています。


そして、「バックパッカーの聖地」とも言われ、一泊1,500~2,000円で泊まれるゲストハウスが数百件あります。異国情緒あふれる観光名所となりつつありますが、香港でも特に治安が悪い場所と言われており、基本的には両替やカレーショップなど決められた場所以外を訪れるのはおすすめしません。特に中に入ってからカメラを向けることは避けたほうが安全な気がします。訪れるかどうかは、あくまでも自己責任で決めてください。


インドの紅茶を淹れるパフォーマンスを撮影してと言われて撮った
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ビリヤニが美味かった


◆モンスターマンション


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ネオン看板と並んで有名なのが超巨大な集合住宅「モンスターマンション」。現在は観光客の撮影が開放されていますが、一時期はあまりにも多くの人が撮影に訪れ、マナーも悪かったために撮影が禁止されていました。大型機械やストロボを炊くといった撮影はやめましょう。


観光客が投稿するインスタ映えだけでなく、プロカメラマンの作品の題材にも選ばれており、香港のアート街でも「モンスターマンション」の写真が作品として展示販売されるほど。


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昼と夜とでは撮影できる景観がガラッと変わるのも魅力的です。モンスターマンションの家賃は安めと言われますが、6~10畳くらいの一部屋でも日本円で13万円くらいすると聞いたので、やはり香港の物価は高いですね。


◆香港でポートレートやスナップ撮影を楽しむ


香港での移動はMRTがおすすめです。タクシーも日本と比べると安いのですが、香港はいくつかエリアに分かれていて、エリアを跨ぐにはトンネルを通過する必要があり、その時に追加料金がかかります。また、タクシーのトランクを使う場合も追加料金が……。


そして何より、香港はタクシーの乗車拒否がとても多いです。筆者も30分で7台に断られた経験があります。少し脱線してしまいましたが、一駅変われば街並みも変わる?ほどに香港の景観は独特です。だからこそ、スナップやポートレート撮影の聖地なのでは?と感じました。


瑾(Instagram:sumire.rm)
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香港映画の舞台となった場所や、中華建築や公園から、西洋風建築や公園、レトロチック、近未来都市と選択肢が豊富でした。


瑾(Instagram:sumire.rm)
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◆香港グルメを楽しむべきか


日本から香港の往復飛行機代は、ピーク時を避ければ5万円ほどと格安です。一方で、ホテルはインバウンド価格になっていてかなり高騰気味。食事も街の小さな個人店でなければ、日本の2~3倍の価格でした。


グルメを楽しむよりは、街の景観や観光スポットの景色を楽しむことを優先したほうがいいかもしれません。それでも街のテイクアウト専門店の中華料理はどれも美味しいですし、閉店間際などでは売れ残りだからと多めにサービスしてくれることもありました。


 テイクアウト専門店が安く済む
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◆まとめ


中国返還以降、香港はモンスターマンションをはじめ、古い建物が順次建て替えの候補に上がっています。より近代的な景観にしていきたい狙いが伺えます。逆を言うならば、今しか見られない香港の街並みがあるわけです。なので、貴重な景観を見たいなら今行くしかありません。


「香港のヒーロー」ブルース・リーの像

モデル:瑾(Instagram:sumire.rm)、Lexa Lau(Instagram:ecat_lexa


撮影:乃木章(X:@Osefly


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