本格的だけどお手軽!新作RPG『護縁』は 相反する要素をうまく両立させたMMOだった【先行プレイレポ】
インサイド / 2024年7月11日 17時10分
韓国に本社を構えるオンラインゲームメーカー・NCSOFTによるPC / iOS / Android用ドラマティック縁バトルRPG『護縁(ごえん)』の事前登録が始まりました。本稿では、iPadでの先行プレイレポートをお届けします。
遊んでみて一番に感じたことは「本格的なMMORPGだけど、お手軽に遊べそうだな」というものでした。相反するかのような楽しみかたをうまく両立させた、本作ならではの特徴や魅力をお届けします!
【お手軽ポイント1】主人公の成長と冒険を描く、明るくライトなストーリー!
主人公の少女ユッシ・ユキは、乱世の中にあっても「人の縁」に重きを置く門派「護縁門」の最後の後継者。彼女が家門再建のために旅立ち、仲間たちとともに成長していく姿が描かれます。
ユキはポジティブで前向きな女の子で、メインクエストを進めることで気軽に楽しめる「コミカルタッチで明るいストーリー」が本作の大きな魅力となります。
しかし、「護縁門」が家門断絶の危機にまで追いやられたのは、イル・デンセルと名乗る人物と魔族たちの襲撃で仲間の大半が命を落としてしまったからというヘビーな経緯によるものでした。仇の居場所が分かったときには、シリアスなストーリーも楽しめそうです。
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470772.png)
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470773.png)
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470774.png)
【本格ポイント1】デッキ構築(パーティ編成)が重要なアクションバトル!
仲間は60人以上の英雄が登場し、リーダー1人+仲間4人からなる最大5人のパーティを編成できます。プレイヤーが実際に操作するのはリーダーのみ。攻撃したい敵に近づくと赤いターゲットアイコンが付くので、その状態で右下の攻撃ボタンをタップすれば通常攻撃が継続的に発生します。
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470775.png)
敵からの攻撃の回避は、仮想パッドによる移動+ダッシュボタンで行います。特に、範囲武功と呼ばれる強力な攻撃は発生前に有効範囲が表示されますので、ダッシュで範囲外まで退避しましょう。
また、ダッシュボタンを範囲武功に合わせてタイミングよく押すと「受け流し」が発生し、被ダメージを軽減できます。こちらはノーダメージとはいきませんが、仲間と放つ協力技のゲージがたまるなどのメリットがありますので、より強気に攻めたいときはこちらも重要な選択肢になりそうです。
画面下に表示される仲間たちのアイコンをタップすると、仲間が一時的にその場に登場してさまざまな奥義武功(スキル)を使用してくれます。
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470776.png)
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470777.png)
多くの敵には複数の弱点属性が設定されており、弱点を突き続けて「弱化」状態にすると、戦闘力を一時的に大きく下げられます。敵の弱点や特徴に合わせたデッキ構築(パーティ編成)や武功の使い方をできるかが、ウデの見せどころとなります。
【お手軽ポイント2】「修練場」と「装備共有」でキャラ育成が手間いらず!
本作は大勢のキャラを使い分ける必要がありますが、育成や装備の確保に時間を取られずに済むシステムが複数用意されていました。
その一つが「修練場」システムです。ここで5人の「師匠」と最大10人までの「弟子」を設定すると、弟子のレベルを「一番レベルが低い師匠」と同じところにまですぐ上げられるようになっています。
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470778.png)
また、本作はあるキャラが身につけている装備一式を最大4人でシェアできる「装備共有」システムも用意されています。
つまり、推しを5人作ってレベル上げをし、装備を確保すればそれだけで10人分、20人分のレベル上げや装備確保をしたことになるわけです。うーん、これは便利!
【本格ポイント2】 “ハズレ”キャラはナシ!全キャラに強みやストーリーがある
英雄たちは基本的にガチャで獲得しますが、前述したようにバトルではキャラの属性や相性がとても重要になるので、レア度があまり高くないキャラでもピンポイントで起用できる強みが残されています。
また、キャラごとに豊富なサブストーリーが用意されているのも嬉しいところで、本作は「すべてのキャラにストーリーと活躍の場を!」というコンセプトで制作されているそうです。
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470779.png)
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470780.png)
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470781.png)
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470782.png)
【お手軽ポイント3】 アクションが苦手でも安心!レベル上げはコマンドバトルで
ゲームをある程度進めると「心象修練」が解放されます。これはストーリーを進めるための拠点やフィールドとは異なる心象世界でRPGのようなコマンドバトルを行うモードで、報酬としてキャラのレベルを上げるための「秘薬」を獲得できます。
コマンドバトルではパーティ全員が画面に登場し、1人1人のコマンドを決定します。ターンは敵・味方に分かれているわけではなく、素早い順に行動が回ってきます。既定のターン数以内に敵を全滅させる必要があるので、画面右下のタイムラインで行動順を把握しながら戦術を練っていきましょう。
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470783.png)
本作のメインとなるフィールドでのバトルはアクションですが、レベル上げはコマンドバトルで行えるのでアクションが苦手な人でもキャラを強化しやすく、その分アクションバトルでも強敵に立ち向かいやすくなっています。
また、心象修練はオートバトルも設定できるようになっており、その際はバックグラウンドで自動進行できるので「フィールドでメインクエストを進めつつ、心象修練も同時に行う」ことも可能です。アクションバトルとコマンドバトル、2種類の戦闘が同時に進行するのはかなりユニークでした。
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470784.png)
【本格ポイント3】やり込みたければ対戦やマルチプレイも!
キャラを育てつつ、各キャラのサブストーリーやメインクエストを楽しむだけでもかなりのボリュームとなりそうですが、とことんまでやり込みたい人には「比武行(コマンドバトルでの対人戦)」、「比武対戦(アクションバトルでの対人戦)」、「ネームド(ボスバトル)」などのコンテンツが用意されています。
「ネームド」には1人で挑戦する「シングルネームド」と、他のプレイヤーと協力して立ち向かう「パーティネームド」の2種類があり、それぞれ手に入る装備やアクセサリーなどが決まっているとのことでした。
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470785.png)
【お手軽ポイント4】 最高レアのキャラも「好感度」で獲得しやすい!
ガチャでは、キャラクターのほかに各キャラの「好感度」を入手できます。好感度は1回引き当てるたびに30ずつ入手でき、100まで貯まると未所持のキャラを解放(獲得)できます。好感度はガチャだけでなくデイリーミッションなどでも少しずつ入手できるので、好感度を3回(90/100)引ければ、キャラ獲得まで秒読み段階であるといえそうです。リリース以降、イベントを通じて各種「好感度妙薬」を獲得できるとのこと。
“推せるキャラ”が最高レアである可能性もありますので、低レアのキャラも活躍できるゲームだとしても、最高レアを獲得しやすいのは嬉しいですね。
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470786.png)
また、キャラを獲得済みであればたまった好感度は「超越(限界突破)」に使用できます。超越するとステータスなどが上昇するだけでなく、新たな衣装が手に入ります。また、それとは別にショップで購入できる衣装の存在も確認できました。各衣装はフィールドでの移動時やバトルにきちんと反映されますので、衣装を集めるのもモチベの一つになりそうです。
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470787.png)
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470788.png)
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470789.png)
今回の先行プレイでさわれたのはゲーム全体から見ればほんの一部ですが、『護縁』は「本格的なバトル」、「気楽に楽しめるストーリー」、「必要以上の時間を取られない育成要素」などが兼ね備えられていそうなRPGだと感じました。「MMORPGってちょっとハードルが高そう……」と思っている人も、チェックしてみてはいかがでしょうか。
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470790.png)
![](https://www.inside-games.jp/imgs/zoom/1470791.png)
HOYEON™ or 護縁™ is a trademark of NCSOFT Corporation. (C) 2024 NCSOFT Corporation. All Rights Reserved.
※記事に使用している画面写真は開発中のものです
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
『護縁』NCSOFT新作タイトル「護縁」が8月28日(水)に日本 / 韓国 / 台湾で同時リリース決定!本日7月11日(木)より事前登録がスタート
PR TIMES / 2024年7月12日 18時40分
-
NCSOFT新作RPG『護縁』が8月28日にリリース決定!“達人英雄”と縁を結べる事前登録が受付中
インサイド / 2024年7月11日 18時40分
-
『護縁』7月11日 11時よりNCSOFT新作タイトル「護縁」のオンラインショーケース「プレイデー」日本 / 韓国 / 台湾同時公開決定!
PR TIMES / 2024年7月4日 15時45分
-
『ポケモン』を生み出したゲームフリーク新作『パンドランド』を先行体験!カジュアルだけど確かなワクワク感を覚える“海洋冒険譚RPG”【プレイレポ】
インサイド / 2024年6月20日 16時0分
-
「子供たちが泣いた」鬼畜っぷりで有名なFC版『ドラクエ2』 人気だった理由は結局なんだったのか?
マグミクス / 2024年6月18日 17時25分
ランキング
-
1「欲しいwww」 マクドナルド、架空のLINEスタンプに“まさかの反響” 朝マック限定なのに「使いたい!」の声殺到
ねとらぼ / 2024年7月13日 12時30分
-
2『ゼル伝』『聖剣』『ガンブレ』の完全新作が! 7・8・9月の期待作が熱すぎる─ハチャメチャな『ウマ娘』、名作ADVの復活も
インサイド / 2024年7月13日 11時0分
-
3「Echo Spot(2024年発売)」はスマートスピーカーでもなければスマートディスプレイでもない! 時計利用にフォーカスした新モデルを試す
ITmedia PC USER / 2024年7月11日 12時5分
-
4米トイザらス、ほぼAIだけで制作したCMを発表 「信じられない」「生気を感じられない」などの声
ねとらぼ / 2024年7月13日 20時0分
-
5AT&T、新たなデータ侵害で“顧客のほぼ全員”の通話記録を盗まれる
ITmedia NEWS / 2024年7月13日 8時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)