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本格的だけどお手軽!新作RPG『護縁』は 相反する要素をうまく両立させたMMOだった【先行プレイレポ】

インサイド / 2024年7月11日 17時10分

韓国に本社を構えるオンラインゲームメーカー・NCSOFTによるPC / iOS / Android用ドラマティック縁バトルRPG『護縁(ごえん)』の事前登録が始まりました。本稿では、iPadでの先行プレイレポートをお届けします。


遊んでみて一番に感じたことは「本格的なMMORPGだけど、お手軽に遊べそうだな」というものでした。相反するかのような楽しみかたをうまく両立させた、本作ならではの特徴や魅力をお届けします!


【お手軽ポイント1】主人公の成長と冒険を描く、明るくライトなストーリー!



主人公の少女ユッシ・ユキは、乱世の中にあっても「人の縁」に重きを置く門派「護縁門」の最後の後継者。彼女が家門再建のために旅立ち、仲間たちとともに成長していく姿が描かれます。


ユキはポジティブで前向きな女の子で、メインクエストを進めることで気軽に楽しめる「コミカルタッチで明るいストーリー」が本作の大きな魅力となります。


しかし、「護縁門」が家門断絶の危機にまで追いやられたのは、イル・デンセルと名乗る人物と魔族たちの襲撃で仲間の大半が命を落としてしまったからというヘビーな経緯によるものでした。仇の居場所が分かったときには、シリアスなストーリーも楽しめそうです。


一夜にして壊滅させられてしまった護縁門。主人公のユキは数少ない生き残りの1人です
再興する家門は任意の名前を設定します。これがプレイヤーネームの代わりとなります
メインクエスト(ストーリー)を体験できたのは序盤のみですが、コミカルなノリは十分に伝わってきました

【本格ポイント1】デッキ構築(パーティ編成)が重要なアクションバトル!



仲間は60人以上の英雄が登場し、リーダー1人+仲間4人からなる最大5人のパーティを編成できます。プレイヤーが実際に操作するのはリーダーのみ。攻撃したい敵に近づくと赤いターゲットアイコンが付くので、その状態で右下の攻撃ボタンをタップすれば通常攻撃が継続的に発生します。


ユキの右前方にいる「砂ヤドカリ」に赤いターゲットアイコンが合わさっています

敵からの攻撃の回避は、仮想パッドによる移動+ダッシュボタンで行います。特に、範囲武功と呼ばれる強力な攻撃は発生前に有効範囲が表示されますので、ダッシュで範囲外まで退避しましょう。


また、ダッシュボタンを範囲武功に合わせてタイミングよく押すと「受け流し」が発生し、被ダメージを軽減できます。こちらはノーダメージとはいきませんが、仲間と放つ協力技のゲージがたまるなどのメリットがありますので、より強気に攻めたいときはこちらも重要な選択肢になりそうです。


画面下に表示される仲間たちのアイコンをタップすると、仲間が一時的にその場に登場してさまざまな奥義武功(スキル)を使用してくれます。


パーティメンバーのホンビが「火炎球」で攻撃! うまく弱点を突きましょう
ホンビは序盤から加入している仲間の1人。ユキが剣による近距離攻撃を得意とするのに対し、 ホンビが得意とするのは炎による遠距離攻撃。彼女をリーダーにすると戦い方が大きく変わります

多くの敵には複数の弱点属性が設定されており、弱点を突き続けて「弱化」状態にすると、戦闘力を一時的に大きく下げられます。敵の弱点や特徴に合わせたデッキ構築(パーティ編成)や武功の使い方をできるかが、ウデの見せどころとなります。


【お手軽ポイント2】「修練場」と「装備共有」でキャラ育成が手間いらず!



本作は大勢のキャラを使い分ける必要がありますが、育成や装備の確保に時間を取られずに済むシステムが複数用意されていました。


その一つが「修練場」システムです。ここで5人の「師匠」と最大10人までの「弟子」を設定すると、弟子のレベルを「一番レベルが低い師匠」と同じところにまですぐ上げられるようになっています。


キャラを1パーティ分(5人)育てれば、修練場でほかの仲間たちのレベルを引き上げられます

また、本作はあるキャラが身につけている装備一式を最大4人でシェアできる「装備共有」システムも用意されています。


つまり、推しを5人作ってレベル上げをし、装備を確保すればそれだけで10人分、20人分のレベル上げや装備確保をしたことになるわけです。うーん、これは便利!


【本格ポイント2】 “ハズレ”キャラはナシ!全キャラに強みやストーリーがある



英雄たちは基本的にガチャで獲得しますが、前述したようにバトルではキャラの属性や相性がとても重要になるので、レア度があまり高くないキャラでもピンポイントで起用できる強みが残されています。


また、キャラごとに豊富なサブストーリーが用意されているのも嬉しいところで、本作は「すべてのキャラにストーリーと活躍の場を!」というコンセプトで制作されているそうです。


美男美女だけではなく、イケオジや獣人などキャラクターの幅がとにかく広い!
フィールドで操作するのはパーティリーダーなので、リーダー次第ではメルヘンチック(?)な絵面にもなります
サブストーリーを楽しめる「江湖録」は、徐々にさまざまなキャラクターのストーリーがアップデートされていく予定
「絆レベル」を上げると、特定のキャラ同士の関係性にスポットを当てたストーリーも楽しめます

【お手軽ポイント3】 アクションが苦手でも安心!レベル上げはコマンドバトルで



ゲームをある程度進めると「心象修練」が解放されます。これはストーリーを進めるための拠点やフィールドとは異なる心象世界でRPGのようなコマンドバトルを行うモードで、報酬としてキャラのレベルを上げるための「秘薬」を獲得できます。


コマンドバトルではパーティ全員が画面に登場し、1人1人のコマンドを決定します。ターンは敵・味方に分かれているわけではなく、素早い順に行動が回ってきます。既定のターン数以内に敵を全滅させる必要があるので、画面右下のタイムラインで行動順を把握しながら戦術を練っていきましょう。


本作のメインとなるフィールドでのバトルはアクションですが、レベル上げはコマンドバトルで行えるのでアクションが苦手な人でもキャラを強化しやすく、その分アクションバトルでも強敵に立ち向かいやすくなっています。


また、心象修練はオートバトルも設定できるようになっており、その際はバックグラウンドで自動進行できるので「フィールドでメインクエストを進めつつ、心象修練も同時に行う」ことも可能です。アクションバトルとコマンドバトル、2種類の戦闘が同時に進行するのはかなりユニークでした。


コマンドバトルらしいカメラワークによる演出もあり、まるで違うゲームを始めたかのようです

【本格ポイント3】やり込みたければ対戦やマルチプレイも!


キャラを育てつつ、各キャラのサブストーリーやメインクエストを楽しむだけでもかなりのボリュームとなりそうですが、とことんまでやり込みたい人には「比武行(コマンドバトルでの対人戦)」、「比武対戦(アクションバトルでの対人戦)」、「ネームド(ボスバトル)」などのコンテンツが用意されています。


「ネームド」には1人で挑戦する「シングルネームド」と、他のプレイヤーと協力して立ち向かう「パーティネームド」の2種類があり、それぞれ手に入る装備やアクセサリーなどが決まっているとのことでした。


「パーティネームド」はボスにより異なるギミックが用意されていることもあり、仲間同士で連携したり、息を合わせたりできるかがポイントになります

【お手軽ポイント4】 最高レアのキャラも「好感度」で獲得しやすい!



ガチャでは、キャラクターのほかに各キャラの「好感度」を入手できます。好感度は1回引き当てるたびに30ずつ入手でき、100まで貯まると未所持のキャラを解放(獲得)できます。好感度はガチャだけでなくデイリーミッションなどでも少しずつ入手できるので、好感度を3回(90/100)引ければ、キャラ獲得まで秒読み段階であるといえそうです。リリース以降、イベントを通じて各種「好感度妙薬」を獲得できるとのこと。


“推せるキャラ”が最高レアである可能性もありますので、低レアのキャラも活躍できるゲームだとしても、最高レアを獲得しやすいのは嬉しいですね。


ガチャでホンビの好感度を獲得!

また、キャラを獲得済みであればたまった好感度は「超越(限界突破)」に使用できます。超越するとステータスなどが上昇するだけでなく、新たな衣装が手に入ります。また、それとは別にショップで購入できる衣装の存在も確認できました。各衣装はフィールドでの移動時やバトルにきちんと反映されますので、衣装を集めるのもモチベの一つになりそうです。


毒属性攻撃を得意とするソールンを獲得!かなり強いようで、スタッフの方からは 「運を使ってしまいましたね!」とのお言葉が。うーん、リリース後にもきてほしい……!


今回の先行プレイでさわれたのはゲーム全体から見ればほんの一部ですが、『護縁』は「本格的なバトル」、「気楽に楽しめるストーリー」、「必要以上の時間を取られない育成要素」などが兼ね備えられていそうなRPGだと感じました。「MMORPGってちょっとハードルが高そう……」と思っている人も、チェックしてみてはいかがでしょうか。


ナリム・ソユが「絶世の美女」という肩書きにふさわしい麗しさだったので推していきたい所存
フィールドではパーティリーダーの自撮り(スクショ撮影)も楽しめます。エモートを行ったり、カメラ目線にしたり、背景をボカしたりできるので“沼にハマれる”雰囲気を感じました

HOYEON™ or 護縁™ is a trademark of NCSOFT Corporation. (C) 2024 NCSOFT Corporation. All Rights Reserved.


※記事に使用している画面写真は開発中のものです

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