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『ゼル伝』『聖剣』『ガンブレ』の完全新作が! 7・8・9月の期待作が熱すぎる─ハチャメチャな『ウマ娘』、名作ADVの復活も

インサイド / 2024年7月13日 11時0分

2024年の上半期は、『ペルソナ3 リロード』『FFVII リバース』といった名作のリメイク、待望のシリーズ最新作『ドラゴンズドグマ2』、新規IPの意欲作『ユニコーンオーバーロード』、『ELDEN RING』のDLC「SHADOW OF THE ERDTREE」をはじめ、豊かなラインナップに彩られました。


ですが、この夏も数多くの話題作が控えており、こちらも見逃せないものばかりです。そこで今回は、2024年の7・8・9月にそれぞれどんな作品が登場するか、各月ごとに注目作を厳選して紹介します。暑さに負けない“熱い”ラインナップ、どうぞご覧ください!


■『パワフルプロ野球2024-2025』:7月18日発売(スイッチ/PS4)


2024年7月の新作でまず押さえておきたいのが、『パワフルプロ野球2024-2025』です。自分のプレイ結果を声でアナウンスしてくれる「実況」や、やり込み甲斐がある「育成」など、他の野球ゲームとは一線を画す要素の数々で人気を確立した名シリーズから、待望の最新作が登場します。


本作で搭載されるモードは、レジェンドOBと戦える「対決!レジェンドバトル」、未来を舞台とする新シナリオの「サクセス」、高校球児たちの激突が熱い「栄冠ナイン」、自分だけのプロ野球人生を描く「マイライフ」、スカウ島を巡るアドベンチャー「パワフェスアドベンチャー」など、今回もたっぷり用意されています。


このほかにも、「ペナント」や「LIVEシナリオ」、「対戦」といったお馴染みの要素も健在。リアル高校球児のように、野球に打ち込むひと夏を『パワフルプロ野球2024-2025』で味わうのも一興でしょう。


■『超探偵事件簿 レインコード プラス』:7月18日発売(PS5/Xbox Series X|S/PC)


『パワフルプロ野球2024-2025』と同日の7月18日に発売される『超探偵事件簿 レインコード プラス』は、昨年スイッチ向けに登場した『超探偵事件簿 レインコード』の他機種版です。


「ダンガンロンパ」シリーズの制作陣が手掛けた『超探偵事件簿 レインコード』は、癖こそ強いものの人となりが分かると魅力が深まるキャラクター陣と、奇想天外ながらも荒唐無稽にはならず、先が気になる展開と読み応えのある深みを両立させた物語が織りなす作品で、非常にプレイ満足度の高いADVとして評価されました。


この無印版をベースに、4K映像への対応、DLCで配信されたサブストーリーの収録、ギャラリーモードの追加などを行い、PS5などの現行機に登場するのが『超探偵事件簿 レインコード プラス』です。


個性的な作品なのでプレイヤーごとに合う・合わないはありますし、粗が全くない完璧な作品ではありませんが、『超探偵事件簿 レインコード』に惚れ込んだユーザーが多いのも事実。また、今回のプラス版では、無印版で最大の懸念だった「ロード時間」が大幅に短縮されるとのこと。未経験の方が手を出すのに、まさしくうってつけのタイミングといえます。





■『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』:7月19日発売(PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC)


古くは『ロックマン』に『魔界村』、対戦格闘ブームの代表格『ストリートファイター』、サバイバルホラーの金字塔『バイオハザード』、ハンティングゲームを切り開いた『モンスターハンター』など、アクションを得意とするカプコンが、この夏新たな境地に挑みます。


そのタイトルの名前は、『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』。本作は、独創的な“和”の世界観を綿密に作り上げたフィールドを舞台に、“アクションと戦略”が楽しめるソロプレイのアクションゲームになります。


公開されている映像では、穢れに覆われた「禍福山」や、穢れに呼びよせられた「畏哭」などを確認することができ、いずれも独自性の高いデザインで質感豊かに描写されています。ともすれば、異世界を覗き見ているような感覚を覚えるほどです。


またソロプレイのゲームですが、作中の村人たちも手を貸してくれるため、決して孤独な戦いではありません。迫りくる「畏哭」に備え、村人をどんな職に就かせ、どこに配置するのか。プレイヤーの采配によって、その戦局は大きく変化することでしょう。


カプコンの新たな境地であり、新規IPの作品なので、その全容を掴みにくい人も少なくないでしょう。時間に余裕があるなら、現在配信中の体験版をプレイし、その魅力に直接触れてみるのもひとつの選択です。『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』がどんなプレイ体験を提供してくれるのか。新たな出会いに期待が高まります。


7月はこのほかにも、『ボウと月夜の碧い花』や『REYNATIS/レナティス』などの発売も控えており、夏本番を前に多彩なラインナップが早く並びます。



■『ガンダムブレイカー4』:8月29日発売(スイッチ/PS5/PS4/PC)


8月に入ると、定番ボードゲームの『ドカポン!怒りの鉄剣』を含め、1日や8日といった前半戦にも様々なタイトルが登場しますが、特に注目したいのは月末の8月29日。このタイミングで、シリーズファンが待望した完全新作『ガンダムブレイカー4』が発売されます。


「機動戦士ガンダム」シリーズのゲームは数あれど、ガンダムのプラモデル、通称“ガンプラ”をモチーフとした『ガンダムブレイカー』シリーズは、唯一無二の個性で存在感を発揮。1作目が発売された2013年以来、合計4本のシリーズ作を展開しました。


前作の『New ガンダムブレイカー』が不満点の多い作品だったため、ファンはより強く完全新作を求めていましたが、この『ガンダムブレイカー4』で念願が叶ったといえるでしょう。


ガンプラなので、モビルスーツの枠を超えたカスタマイズが可能で、登場する機体はなんと250機超え。無限とも思える膨大な組み合わせの中から自分だけの「俺ガンダム」を作れる、唯一無二の特徴を持つ『ガンダムブレイカー4』でこの夏を乗り切ってみませんか?





■『聖剣伝説 ヴィジョンズ オブ マナ』:8月29日発売(PS5/PS4/Xbox Series X|S/PC)


1991年6月に発売されたゲームボーイソフト『聖剣伝説 ~ファイナルファンタジー外伝~』は、タイトルからも分かる通り、『ファイナルファンタジー』の外伝として登場しました。ジャンルは本家と異なるアクションRPGですが、「ファイア」「ケアル」といった馴染み深いワードは健在。『FF』の世界をアクションで楽しめる作品として、新たな刺激を提供しました。


この作品をきっかけに『聖剣伝説』シリーズが展開し、ナンバリングだけで4作品がリリースされたほか、『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』や『聖剣伝説DS CHILDREN of MANA』、またリマスターやリメイク版なども作られ、時代を超えて長く愛されます。


そんな人気シリーズの最新作『聖剣伝説 ヴィジョンズ オブ マナ』が、『ガンダムブレイカー4』と同日の8月29日に登場します。


今回もファンタジー世界を温かみのあるグラフィックで描いており、“聖剣”、“マナ”という本シリーズにおける象徴的な要素を踏襲する一方、本作では“愛”がテーマになるとのこと。


視界に広がるセミオープンフィールドで探索を楽しみ、精霊の力を宿した武器を使ったアクションバトルで敵を討伐。クラスや操作キャラの切り替えといった要素も受け継がれており、懐かしくも新しい『聖剣伝説』が味わえます。


■『ウマ娘プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』:8月30日発売(スイッチ/PS4/PC)


2021年2月に正式サービスが開始された『ウマ娘 プリティーダービー』は、モチーフ元である競馬の世界や競走馬の史実なども意欲的に盛り込み、丁寧な落とし込みでゲーム性との融合を果たしました。


そうした細やかな作りや、TVアニメの人気なども相まって、開始直後から爆発的な人気を獲得。あれから2年以上が経過した今も、有数の人気アプリとして活躍を続けています。


『ウマ娘プリティーダービー』を語る上で、個性溢れる「ウマ娘」たちの魅力も外せない大事な要素です。そんな彼女たちの新たな一面を、ハチャメチャなカジュアルアクションで描くのが、『ウマ娘プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』です。


育成ゲームの『ウマ娘 プリティーダービー』とは全く違い、「ファン大感謝祭 大障害」「バスケット奪取 ステークス」「ウマドッジ チャンピオンシップ」「大食い ダービー」という4つのアクションゲームに、ドットで描かれたウマ娘たちが果敢に挑み、勝利を目指すというもの。


ローカル・オンラインによる最大4人の対戦モードや、ウマ娘たちの個性が垣間見えるストーリーモードなど、ひとりでもみんなでも楽しめるカジュアルなアクションゲームです。


『ウマ娘プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』が発売される8月30日には、シリーズ初のオープンワールドアクションが楽しめる『スター・ウォーズ 無法者たち』も同時に登場します。8月は、29日・30日の2日間に怒涛の発売ラッシュを迎えるので、事前に確認しておきましょう。





■『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』:9月12日発売(スイッチ/PC)


堀井雄二氏の代表作といえば『ドラゴンクエスト』シリーズが有名ですが、『軽井沢誘拐案内』や『ポートピア連続殺人事件』といった作品も手がけています。特に『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』は、東京で起きた殺人事件をきっかけに、北海道に広がるミステリアスな物語が当時のゲームファンを魅了しました。


元々はPC向けの作品でしたが、後発のファミコン版はブラッシュアップされ、荒井清和氏によるキャラクターデザインで雰囲気も一変。遊びやすさとアクセスの良さが相まって、ファミコンを代表する名作AVDとして今も語り継がれています。


この名作がリメイクされ、今年の9月12日に『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』となって帰ってきます。オリジナル版はパスワード方式でしたが、リメイク版では任意のタイミングでセーブが可能に。また、オートセーブ機能も搭載されています。


人物相関図や捜査マップといった便利機能も追加されるほか、本編で起きた事件のその後を描く、2024年を舞台にした完全新作ストーリーも収録予定。こちらの新ストーリーは堀井氏が監修しており、プレイ済みのユーザーも見逃せない一幕になりそうです。


なお、スイッチのパッケージ版を購入すると、ファミコン版『オホーツクに消ゆ』が限定特典としてついてきます。この特典はカートリッジ内に同梱される形なので、パッケージ版を購入し、新旧の『オホーツクに消ゆ』をまとめて手に入れましょう。


■『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』:9月26日発売(スイッチ)


1986年に登場した1作目以降、時代に合わせて様々なプラットフォームに展開し、世代を超えて人気を博してきた『ゼルダの伝説』シリーズ。戦闘・探索・謎解きがバランスよく組み合わされ、独自の「冒険感」を構築し続けてきました。


近年だけ見ても、ニンテンドースイッチと同日発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、新ハードを牽引するほどの話題作となり、今年3月の時点で3,185万本もの販売実績を打ち立てました。また、続編の『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が2023年に発売され、こちらも現在2,061万本と大ヒットを遂げています。


このところボリュームの大きい作品が続いたため、「完全新作は、まだしばらく先だろう」と予想していたファンも少なくありません。しかし、今年の6月に行われた「Nintendo Direct 2024.6.18」にて、『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』を電撃発表。そして発売日も、9月26日に決定しました。


これまでのシリーズ作とは一風変わっており、今回は「ゼルダ姫」が主人公を務めます。また、能力もリンクとは異なっており、テーブルや木箱、ベッドといった様々なものを借りる「カリモノ」の力を使って、ギミックの解決や魔物とのバトルに挑みます。


「カリモノ」をどのように活用するのか。その選択と判断次第で、十人十色の攻略が楽しめる『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』。今年の夏を締めくくるのに十分な遊び応えを、本作が見せてくれることでしょう。




今回紹介したタイトルのほか、9月だけでも『アストロボット』や『プロ野球スピリッツ2024-2025』、『かまいたちの夜×3』などが登場予定です。


その後も、『サイレントヒル2』に『メタファー:リファンタジオ』、HD-2D版『ドラゴンクエストIII』など、注目作の数々は枚挙に暇がないほど。今年の下半期も濃厚な展開なので、まずは7・8・9月をどう乗り切るか、今のうちにじっくり考えて答えを出しましょう。


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