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成人女性が“学生服”を強いられる!? 攻める『勝利の女神:NIKKE』、カワイイが飽和するソシャゲ界隈に新たな“癖”を投げ込み話題に

インサイド / 2024年8月10日 18時0分

ガンガールRPG『勝利の女神:NIKKE』が8月8日にアップデートを行い、新たな期間限定イベント「COLORLESS」を開始したほか、新ニケ「ツバイ」を実装しました。


「COLORLESS」は、前回のイベント「JUVENILE DAYS」と同じく、M.M.R.附属高校を舞台とした物語が描かれます。見た目相応の学生たちは、しかしラプチャーと戦うニケとしての教育を受け、未成熟な心と過酷な現実の板挟みに悩まされており、「JUVENILE DAYS」ではアインが、「COLORLESS」ではツバイが、それぞれ自分の内面と向き合いました。


こうしたアップデートでは、イベントの内容や新実装のニケに注目が集中します。しかし今回は少々事情が異なっており、イベントや新ニケに負けないほど──もしかするとそれ以上に──話題となっている新要素があります。それは、「マルチャーナ」の新コスチューム「スクールデイズ」です。


■真面目で生徒想いな「マルチャーナ」、ヘソ出しのギャップも刺激的


マルチャーナは、こちらもM.M.R.附属高校が舞台となったイベント「SCHOOL OF LOCK」に合わせて実装されたニケです。ただし、アインやツバイのような学生ではなく、彼らを教え導く教師の立場。成人している大人の女性です。(ニケに「成人」という表現が妥当かは分かりませんが)


ニケは、地上を制圧した敵性存在「ラプチャー」と戦うために造られた女性型ヒューマノイドです。そのためM.M.R.附属高校に通う生徒たちも、いずれは卒業して部隊に編入され、地上で繰り広げられている戦いに身を投じることとなります。


いずれ待ち受ける過酷な戦いで命を落とさぬように、また教育の過程で落ちこぼれて「リセット」や「永久除名」される生徒が出ないよう、マルチャーナは教師として厳しくも寄り添う姿勢で生徒に接しています。


その真摯で一途な振る舞いと、容赦のない現実に苦しみながら足掻く姿は、プレイヤーである指揮官たちの心を捉え、多くのファンを生み出しました。


また性格は生真面目なのに、軍服にも似たパンツルックは、大胆にもヘソ出し。性格と服装のギャップも衝撃的で、思わず目を奪われた人も多いのでは。



ちなみにヘソ出しは単なる趣味ではなく、公式Xによれば「生徒に緊急事態が発生した際は、お腹のピアスが適切な判断の手助けをしてくれる」とのこと。生徒のためならヘソを出すことも厭わない。その服装も、やはり真摯で一途がゆえのものでした。





■「現役女性教師」+「学生服」!? 新コスの破壊力が満点すぎる


そんな「マルチャーナ」に与えられた新コスチューム「スクールデイズ」は、名前からも察しがつく通り学生服です。


マルチャーナは背も高めで、メリハリが効いたスタイルの持ち主。そんな彼女に合うサイズの制服がなかったのか、シャツやスカートは張りが見えるほど。特にスカートはかなりタイトな着こなしになっており、歩くだけでも苦労しそうな丈の短さです。


普段のマルチャーナは直立不動で、凛々しい立ち姿を見せています。しかし「スクールデイズ」に着替えると、机に腰かけ、教卓にもたれかかる仕草に一変。生徒では出せないアダルトな雰囲気を、制服を着て醸し出す女性教師は、色々な意味で“事案”です。


また、シャツの胸元をよく見ると、うっすらと透けているのが分かります。アンダーウェアらしき水色が浮かび上がっており、その刺激度はもはや危険域。教師なのに、風紀違反でとがめられてしまいそうです。


おそらく通常の服装と同じ理由でしょうが、この「スクールデイズ」でもヘソ出しが貫かれています。どれだけ恥ずかしくとも、生徒第一という信条は変わらず。教師の鑑と言いたいところですが、褒める前に様々な刺激が目に飛び込んでしまい、それどころではありません。


そしてバーストスキル発動時のカットシーンでは、スカートの後ろを気にしながら手で隠すようなモーションを披露。鏡越しにあらわとなった顔は、羞恥心からくるものなのか、その頬を赤く染めています。


伏し目がちな視線が紅潮した表情と、教師なのに学生服を身にまとっているギャップの相乗効果で、なんとも言えない色香を漂わせている「スクールデイズ」。この新コスの登場ついて、ありがとうございますとお礼を言う人、確実に引いてしまうと魅力に抗えない人、保険体育の授業を希望する人など、SNSでは様々な反応が飛び交いました。





■“カワイイ”だけに縛られない!『勝利の女神:NIKKE』が提供する、新たな切り口と“癖”


この高校に通うニケは、これまでアイン、ライ、ティア、ナガが実装されており、今回のアップデートでツバイも参戦。その結果、5人編成のパーティを学生5人で埋め尽くすことも可能になりました。


バーストスキルの兼ね合いやスキルのシナジーなどを考えると、難点が残る編成なので、実践で使う人は少ないかと思いますが、若いニケたちで集う編成は新鮮味を感じます。


しかし、そうした注目点を上書きしてしまうほど、マルチャーナの「スクールデイズ」は存在感があり過ぎました。「若々しい装い+成人女性+恥じらい」の組み合わせに、新たな“癖”の扉を開いた指揮官もいたことでしょう。


一般的なソーシャルゲームでは、可愛いキャラクターでプレイヤーを惹きつけ、ガチャの目玉にする手法が恒例的です。そうした側面は『勝利の女神:NIKKE』も例外ではなく、学生勢ではティアやナガ、また可愛いバニー姿も披露したアリスなどが、1.5周年の人気投票ランキングで20位以内に食い込みました。


また、当時の精神性も相まって幼げな顔立ちだったモダニアは、第1回の人気投票でダントツ1位を獲得しており、可愛さはやはりソシャゲにおける重要な要素と言えるでしょう。


ですが『勝利の女神:NIKKE』は、可愛いだけに頼り切らず、女性の美しさもこだわりをもって描きます。1.5周年人気投票で第1位を飾ったレッドフードは、快活で頼れる姉御肌。また、高順位の紅蓮は、酒と風情を愛する飄々さを見せる一方、姉との苦い決別の過去を背負っており、彼女も厚い支持を集めています。


その極めつけとも言えるのが、今回実装されたマルチャーナの新コスチュームです。現役の女性教師が、事情があるとはいえ学生服を着て、しかもサイズが少々合っていない……こうしたシチュエーションを好む層がいるのは確実ですが、コアな切り口なのも確か。できるだけ大きい母数を狙ってきたソシャゲの手法とは、大きく異なります。


しかし、「スクールデイズ」のコアな切り口が大きな評判を呼んでおり、成果は十分あがっているように思われます。こうした独特の路線は、“カワイイ”が飽和しつつあるソシャゲ市場で生き残るための、一つの戦略なのかもしれません。


様々な施策でたびたび話題となり、ユーザーの関心を惹きつけ続ける『勝利の女神:NIKKE』。その“攻めの姿勢”が、今後も新たな盛り上がりを生み出すに違いありません。噂されている次回のコラボや、今年11月に迎えるサービス2周年も、注目必至の展開となることでしょう。






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