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戦略が勝敗を左右する!おすすめシミュレーションRPG4選+α―伝統的なスタイルから一風変わった作品まで奥深い世界をお届け

インサイド / 2024年9月8日 17時0分

シミュレーションゲームの中でも特に戦略性が高く、ストーリーの濃厚さとキャラクターの個性を楽しめるゲームジャンルがシミュレーションRPGです。ARPGとは違った角度からロールプレイが楽しめることも魅力の一つですね。


さて、この記事ではおすすめのシミュレーションRPGを4作と、SRPGとARPGの要素を上手く組み合わせたタイトルを1つ紹介します。ぜひ最後までご覧ください。


◆『Redemption Reapers』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Steam)


『Redemption Reapers』は、『ENDER LILIES』をパブリッシングしたことで知られるBinary Haze InteractiveによるダークファンタジーSLGです。突如現れた異形の軍勢「モース」により支配された世界における、少人数の旅団「灰鷹旅団」の死闘が描かれています。


戦闘は、グリッド状に区切られたフィールドでプレイヤーとモース側のターンが交互に進行する伝統的なSRPGです。一方で、操作可能なキャラは主人公の女性団員である「サラ」を含む灰鷹旅団のメンバー5人、対してモース側は基本的に軍勢として出現するため、常に人数上の不利を抱えた状態での戦いとなります。体力は少なく、武器や回復アイテムといったリソースも有限であるため、キャラの特性を良く理解し、常に最適な行動を心掛けることが重要です。


そのため戦闘では各キャラの連携が重要となります。攻撃対象の敵と隣接している他の仲間は、該当キャラの攻撃直後にアクションを起こすことが可能です。五人の団員達はそれぞれ異なる武器を操るので、これを活かし敵を前後で挟んで二連撃、或いは味方をもう一人加えて三連撃という具合に、敵に極力反撃させないまま倒し切る戦い方が攻略の鍵となります。


なお本作は美麗なムービーで描かれる「イベントパート」、モースとの戦闘を行う「バトルパート」、スキル強化や武器の合成などを行える「準備パート」が章立て形式で進行するので、戦闘を乗り越えるためには準備パートでの入念な用意が重要です。


ダークな世界観で描かれる難易度高めのシミュレーションRPG。ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。


◆『マーセナリーズラメント 銀狼と巫女を廻る七つ星』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4)


『マーセナリーズラメント 銀狼と巫女を廻る七つ星』は、グリッド状に区切られたマップを舞台に、近接攻撃が得意なファイターや遠距離攻撃が得意なアーチャー、味方への支援を得意とするプリーストなどのキャラクターを操作して戦う『マーセナリーズサーガ』シリーズの最新作です。


物語の舞台は、謎の疫病コロデア病により人々が次々とゾンビ化してしまったフィップス王国。主人公「ヨハン」は傭兵団「銀狼傭兵隊」の隊長としてゾンビ退治の汚れ仕事に明け暮れていましたが、ある時コロデア病にかかって倒れてしまい、夢とも現実とも判断がつかない空間で「死神」と名乗る男から100日後の死を予言されてしまいます。自身の窮地を知り苦しむヨハン。そんな彼の前に現れ、救いの手を差し伸べたのは奇跡の力を持つ巫女「アマーリエ」でした。アマーリエとの出会いに光明を見出したヨハンは、銀狼傭兵隊の仲間たちと共に巫女の護衛となって王国各地を巡る旅に出ることになります。


戦闘システムは自軍と敵軍が交互に行動する伝統的なSRPGです。これ故に、戦闘では地形の高低差や味方の位置関係を上手く活用することが重要となります。


特にアマーリエが同行している時は、戦闘の攻防により溜まるゲージを消費して「降臨(アドベントソウル)」を使用することで連携攻撃や必殺技が使えるようになるので、ユニットの配置や降臨を効果的に使うことが勝利の鍵となります。


本作では強大な力を秘めた謎の宝玉が13個存在します。宝玉は専用の画面で収集状況を確認でき、アクセサリーとしてキャラクターに装備することが可能。またすべての宝玉が揃うと“何かが起きる”とされているので積極的に集めていきたいですね。


王道のゲームシステムに疫病という現代を生きる私たちとしては考えさせられるテーマが採用されている本作。シリーズ未プレイの方でも入りやすい作品となっていますので、ぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。


◆『魔界戦記ディスガイア7』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4)


『魔界戦記ディスガイア7』は、悪魔・天使・勇者・魔王が跋扈する常識が通用しない「魔界」を舞台に、なんでもありなゲームシステムや無限に遊べるやりこみ要素、随所に散りばめられえたギャグ要素が好評を博す、日本一ソフトウェアの人気シリーズ『魔界戦記ディスガイア』シリーズの最新作です。


本作では、和風の魔界「日ノ本魔界群」を舞台に、はぐれ者の武士「フジ」と日ノ本オタクの少女「ピリリカ」が、腐敗した「大穢戸幕腐」を倒すため、伝説の武器「始祖の七振り」を求めて日ノ本全土へ足を運ぶ物語が描かれています。


同シリーズと言えば序盤に関しては、レベルを上げ装備を整えていき、ユニット特性を考えながら戦う伝統的なSRPGです。しかし、エンディングを迎える頃から“最大レベル9999”や“億越えダメージ”などインフレが生じていきます。この、次第になんでもありなゲームシステムに移行していき、それに伴い広がるやりこみ要素こそが『魔界戦記ディスガイア』の大きな魅力です。


本作ではこの伝統をベースに、キャラクターが盤面を飛び出すほど超強大化し、強大なパワーによって一撃で複数の敵を撃破できるようになる「弩デカ魔ックス」、剣をガムに、スリッパを杖になど様々な種類のアイテムに転生させることで、食べて回復できる剣や移動力が上がる杖を作成できる「アイテム転生」などの新システムが追加され、より自由に遊べるようになりました。


また全国のユーザーとオンラインで戦闘が行える「オンラインAI対戦」も新たに追加されています。


伝統的なSRPGも良いが、ぶっ飛んだSRPGも遊びたいという方に特におすすめです。ちなみに『魔界戦記ディスガイア7 これまでの全部入りはじめました。』は、2024年6月までに配信されているDLCと各種特典を全て収録したお得版となっていますので、いまから購入される場合はこちらをおすすめします。


◆『ユニコーンオーバーロード』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S)


『ユニコーン オーバーロード』は、仲間と出会いながら巨悪に挑む、超王道の冒険譚を描いたシミュレーションRPG。『ドラゴンズクラウン』や『十三機兵防衛圏』を手掛けたアトラス×ヴァニラウェアの20周年記念作品です。


物語は、五つの国家からなるフェブリス大陸に位置するコルニア王国にて、武将ヴァルモアが反乱を起こし世界を支配したことから始まります。時が経ち、戦火から逃れていた本作の主人公で亡国の王子アレインは17歳となり、祖国コルニア王国の再興と、ヴァルモアによる支配を終わらせるため、大陸各地で反旗を翻す解放軍のリーダーとして戦いに身を投じていく、というのが大まかなストーリーとなっています。まさに王道の冒険譚ですね。


本作では、1990年代の名作SRPGの雰囲気やシステムを継承しながら、独自の要素や現代性を持たせていますが、最も注目すべきはゲームのボリュームでしょう。広大なマップに加え、仲間にできるキャラクターはなんと60人以上、これに付随して様々なサブクエストも存在します。


またメインクエストとサブクエストは完全に独立しているわけではなく、例えば、メインクエスト攻略を優位に進めるための鍵となるキャラクターをサブクエストで仲間にできたりします。しかも、正規の攻略ルートを一切無視して、ラストのメインクエストのみを進めることも可能です。


ボリューミーでありながら自由度も高いSRPG『ユニコーン オーバーロード』を遊んでみてはいかがでしょうか。


◆『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』(ニンテンドースイッチ)


『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』(以下、FE無双 風花雪月)は、2019年7月に発売された『ファイアーエムブレム 風花雪月』(以下、FE 風花雪月)に「無双」シリーズのゲーム性を取り入れたアクションゲームです。


ストーリーには原作になかった「新たな物語」が描かれています。序盤に分岐点が設けられており、以降のストーリーが変わるといった具合です。そのため基本的には原作をプレイしてから遊んだほうが楽しめる作品となっています。シリーズ未プレイの場合はハードルが高いかもしれませんが、『FE 風花雪月』は今から『FE』シリーズを遊び始めるならば数ある作品の中でも3本指に入るほど入門タイトルとして向いている作品ですので、この機会に触れてみるのもおすすめです。


本作は無双シリーズの魅力を取り入れたアクションパートが魅力です。戦乱をテーマにした世界観ゆえに、大規模な戦いにプレイヤーが直接操作して立ち向かい、敵を薙ぎ倒す爽快感が得られます。


また歴代「FE」シリーズのSRPG要素を上手く落とし込んだ戦闘システムも魅力の一つです。例えばシリーズでお馴染みの三すくみ(剣兵種は斧兵種に強く、斧兵種は槍兵種に強く、槍兵種は剣兵種に強い)の関係や武器の耐久度という概念、味方ユニットに指示を出せる機能などにより、爽快感を伴うアクションを繰り出す『無双』らしさと、戦場を俯瞰する戦略性が鍵となる『FE』らしさを併せ持っています。


SRPGである原作に対して、SRPGと無双ACTのいいとこ取りをした本作。完全なSRPGでこそありませんが、源流を同じとする作品として遊んでみてはいかがでしょうか。なお筆者的には原作である『FE 風花雪月』からプレイされることをおすすめします。





以上、おすすめシミュレーションRPGタイトル5つの紹介でした。気になった作品がありましたら、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。


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