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次は『マインクラフト』が採用!「おいすタクシー」や「署長誘拐事件」など、数々の話題を生んだスト鯖「VCR」の名場面を改めて振り返ってみよう

インサイド / 2024年9月14日 8時0分

皆さんは推しのストリーマーはいるでしょうか?なんとなく配信を開いたら気付けば数時間経っていたことや、配信を見ながら寝落ちしてしまったなんてことも多いと思います。


ユニークな配信やイベントで独自のコンテンツを作るストリーマー達。今や日本だけではなく世界中で活躍をみせています。そんな昨今の活躍を語るうえでは欠かせないのが「VCR」です。


「VCR」とは、ゲーマーコミュニティ「VAULTROOM」とプロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」が作成・運営するストリーマー専用サーバー。これまでに『Rust』『グランド・セフト・オート オンライン(以下、グラセフ)』『ARK: Survival Evolved(以下、ARK)』で開催され、人気ストリーマーが1つのサーバーに集い、さまざまなドラマを繰り広げる様子がファンを楽しませてきました。


本記事では、各ゲームの「VCR」ストサバを振り返り!「そういえばこんな面白いことがあったな~」という懐かしいエピソードを、筆者の独断でまとめて紹介していきます。


忘れられないインパクトを残した「オイスタクシー」


記念すべき一回目の「VCR」ストリーマーサーバーに採用されたゲームはサバイバルFPS『Rust』。この「VCR Rust」は、2022年に第一回が開催されました。ここで初めて『Rust』にふれるストリーマーも多く、チームを作らずにソロでのプレイも目立ちました。


Rust』は本来、PVPが主流のゲームですが、ストリーマーサーバーではスクラップを集めるために事業を立ち上げるプレイヤーや、レストラン経営など戦いは行わずのんびり生活を楽しむプレイヤーも多く見られました。


中でもじゃすぱーさんは、持ち前の操縦テクニックを活かして航空機を使ったタクシー会社「JAS航空」を設立。依頼者から電話を受けて目的地まで運び報酬を受け取ります。


目的地まで運ぶ最中では、BGMを自身で歌ったり、乗客の個人的な相談を受けたりと、さながら本物のタクシー運転手のような光景が繰り広げられました。


何やら聞き馴染みのある「ターシマ、タシマ高収入」の曲でストリーマーを呼び込み

そして同じタクシーでも全く毛色が違う「オイスタクシー」を忘れてはいけません。この「オイスタクシー」とは、おぼさんの口癖である「おいす」が録音されたカセットレコーダーを貼り付けた車両のこと。


この車両を利用したストリーマーは、タクシー料金として「おいす」のボイス(?)を支払わなければなりません。


乗客から録音したボイスはタクシーに貼り付けられ、気がつけば車内は「おいす」で溢れた、セミの大合唱のような状態に。初めて行われた「VCR Rust」において、とてつもないインパクトを残しました。


笑いあり、涙あり、“告白”あり


続いて、2022年11月に第一回が開催されたのは『ARK』。この回ストリーマーサーバーでは、従来のゲーム性を生かしたサバイバル生活をプレイする形となりました。


ストリーマーたちは、トライブ(グループ)を作り恐竜とともにサバイバル生活を営みます。拠点を大きくするため資源集めやワイバーンの卵集めなど厳しい生活をストリーマーたちが送る中、甘酸っぱい青春の1ページのような出来事が話題になりました。


すべての始まりは、『リーグ・オブ・レジェンド』の配信で人気のらいじんさんがトライブメンバーを探していたときのこと。


らいじんさんは、たまたまご近所さんでソロプレイをしていたアルス・アルマルさんをメンバーに誘うため彼女の拠点へ赴きます。


そして「一緒にゲームをプレイするメンバーを探している」と語りアルス・アルマルさんを勧誘しますが、その際の言葉が視聴者たちから注目を集めます。


二人が世間話を終えた頃、「人を探している」とらいじんさんはアルスさんに伝えます。しかしそれだけではどういうことなのか伝わりません。数秒の沈黙が続き二人は照れ笑い。


らいじんさんは「いや、あのちょっと募集してて」と言い淀み、最後には「一緒に洞窟の中で住みませんか?」と、まるで愛の告白のような誘い方をしてしまったのです。


そんなプロポーズにアルスさんは結果的に了承。らいじんさんのトライブに加入することになりました。


まさに恋が成就するような一部始終を見ていた視聴者は、「中学生の告白みたい」「ついニヤニヤしちゃうw」と大盛りあがり。SNSでもトレンド入りするなど注目を集めました。


◆sasatikk署長誘拐事件


そして、3つ目の「VCR」ストリーマーサーバーに採用されたゲームは『GTAオンライン』。こちらは2023年7月に一回目が開催され、サーバーに参加する前に「警察」や「救急隊」、「市民」などに役割が割り振られ、決められた役職に応じてロールプレイをするというゲーム性で開始されました。



そんな「VCR GTA」において、忘れてはならないのが「ギャング」の存在でしょう。


初回のストリーマーサーバーでは、だるまいずごっとさん、葛葉さん、Jasperさんらが集まった「GODFAMILY」や、ボドカさん、スタンミさん、渋谷ハルさんが集まった「RIDDLE」などが結成。


対して警察サイドは、署長のsasatikkさんを筆頭に敏腕刑事の釈迦さんや叶さん、そして研修の赤見かるびさんやラプラス・ダークネスさんを率いて街の犯罪を取り締まりました。


そんな中、配信を見ていた人たちに強烈なインパクトを残したsasatikk署長誘拐事件が巻き起こります。


「VCR GTA」も終盤に差し掛かろうという頃、警察を辞めたk4senさんが首謀者となりsasatikk署長誘拐計画を企てました。この計画の狙いは、署長を誘拐し、三億円を身代金として頂くこと。


そのほかの実行犯も多数のギャングから集め、だるまいずごっとさん、じゃすぱーさん、ボドカさん、兎咲ミミさんらが集まったドリームチームが結成されました。


計画は用意周到で、仲間たちが大型強盗をおこしている間にsasatikk署長を誘い出し、気絶させてヘリで誘拐するというもの。


作戦は見事に成功し、ヘリパイロットの兎咲ミミさんが誘拐の実行犯であるk4senさんとsasatikk署長を警察署から離れた遠い場所へ連れ去ります。


ですが、これには警察側も当然黙ってはいません。すぐにsasatikk署長を救出するために釈迦さんやハセシンさんらが、署長の身柄を拘束しているヘリコプターまで向かいます。


k4senさんは、身柄を拘束した後に身代金3億円を要求。しかし、振り込まれたのはたったの663円。その間に大型強盗を起こした部隊は全滅し、警察署の留置場に実行犯たちが拘留されてしまいます。


最後は、sasatikk署長を開放する代わりに捕らえられている仲間も開放するという一蓮托生の条件を両者が呑み、晴れてsasatikk署長誘拐事件の幕は閉じました。


sasatikk署長も最後に立ち寄った遊園地でジェットコースターに乗り気持ちをリフレッシュ。署長を開放するために奮闘していた釈迦さんに「ジェットコースター乗ったよ」と伝えると「早く帰ってこい!」と怒られることになりました。




今回は、これまでに開催されてきた「VCR」の名場面を振り返りました。数多くの配信者が参加する「VCR」にはまだまだ語り尽くせないほどのドラマがあります。読者の皆さんが思う名場面は何でしょうか?ぜひご紹介ください。


また、VAULTROOMのX(旧Twitter)によれば、どうやら「VCR Minecraft β」が9月15日19時より開催される模様。次はどのようなドラマが繰り広げられるのか期待が高まります。




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