1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. ゲーム

HD-2D版『ドラクエ3』の「バトルロード」に、ホイミンとスラリンで立ち向かえ! 貴重なモンスターとの出会いも体験したプレイレポ【TGS2024】

インサイド / 2024年9月27日 11時50分

往年の名作を「HD-2D」の手法で現代に蘇らせるリメイク作、HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』が2024年11月14日に発売されます。


徐々に発売日が近づいてきましたが、そのリリースに先駆ける形で、「東京ゲームショウ2024」に出展している本作の試遊プレイに触れました。そのレポートをお届けします。


■「ホイミン」&「スラリン」で挑む「バトルロード」!


HD-2D版『ドラクエ3』で気になる要素は山のようにありますが、会場での試遊は時間が限られているため、要点を絞ってのプレイが肝心です。そのため今回は、本作に追加された新要素となる「バトルロード」に注目しました。


「バトルロード」は、モンスター同士を戦わせて勝敗を競い合う“戦いの殿堂”です。パーティの仲間たちは、「さくせん」で行動を任せるほか、プレイヤーが直接コマンドを入力することも可能ですが、「バトルロード」のモンスターに出せる指示は「さくせん」のみ。そのため、強さやモンスター同士の組み合わせが重要になります。


今回の試遊では、ホイミスライムの「ホイミン」と、スライムの「スラリン」が保護されています。どちらの名前も。シリーズファンにはたまらない名前です。思わぬところでテンションを上げつつ、早速プレイに挑みます。


すぐに遊べるセーブデータから始めると、そこはすでに「バトルロード」の中。早速受付に行き、「ホイミン」と「スラリン」でパーティを構成し、まずはランクHに挑みます。ランクを制覇すると、次のランク(今回の場合はランクG)へと進めるようです。


試遊版なので、製品版とはバランスが異なるかもしれませんが、ランクHの初戦は楽勝。「さくせん」を変更する必要もなく、楽々と突破。運が良かったのか、その先の次戦、最終戦もノーダメージで勝利し、早速ランクHがクリアできました。


勝利の証として賞金がもらえたほか、クリア報酬として「上やくそう」や「まほうのせいすい」、さらに「せいどうの盾」をゲットしました。消耗品もさることながら、装備品がもらえるのは大きなメリット。装備を強化する面でも、「バトルロード」は役立ちそうです。


■ランクGの壁に阻まれ、無念の敗退


勝利に酔いしれたまま、続いてランクGに挑戦。しかし、こちらは結構手ごわく、1戦目でなかなか痛いダメージを受けました。幸い「ホイミン」がいるため、すぐさま回復。「さくせん」の「いのちだいじに」が、早速功を奏しました。


ちなみにモンスターに出せる作戦は、「ガンガンいこうぜ」「バッチリがんばれ」「いのちだいじに」「MPつかうな」の4種類を確認。敵の布陣やこちらの組み合わせ次第で、「さくせん」をこまめに変えていくのもアリでしょう。


軽傷で済ませて2戦目に突入すると、「キラービー」と「さそりばち」のコンビが登場。与えてくるダメージが大きく、しかも「ホイミン」がしびれて動けなくなるハプニングが。そのため「スラリン」のHPを回復できず、そのまま倒れてしまいます。


「ホイミン」だけになってしまいましたが、幸い回復役が残ったので、攻撃しつつ自分を回復する自転車操業で、少しずつ敵のHPを削ります。この事態ではほかの「さくせん」を選ぶ勇気はなく、「いのちだいじに」一択。減り続けるMPにハラハラしつつも、なんとか「キラービー」と「さそりばち」を倒しきりました。


しかし、健闘もそこまで。HPもMPも十分ではない「ホイミン」のみで勝ち進めることは叶わず、3戦目であえなく敗退。途中の「さくせん」の判断ミスもあったのでしょうが、口惜しいばかりです。





■「バトルロード」勝利のカギは、戦力増強にアリ!


ただし、そこで諦める必要はありません。製品版はもちろんですが、この試遊版でもモンスターを保護し、「バトルロード」の戦力を高めることができます。例えば、「ロマリア」の城下町には噴水がありますが、そこへ夜に訪れるといいことがある……と、丁寧なヒントが試遊台の案内にありました。正直助かる!


とはいえ、夜という時間指定が問題です。試遊は時間が限られているので、敵と遭遇するフィールドを歩いて時間を経過させるのは、今回に限ってはあまりいい手段とは言えません。そこで今回は、宿屋に飛び込んでみました。


宿屋の主人に話しかけると、「泊まる」の下に「休む」の項目を発見。期待してそちらを選ぶと、「朝まで」「昼まで」「夕方まで」「夜まで」と、宿を出る時間帯の選択が可能でした。HD-2D版『ドラクエ3』の細やかな配慮に、感謝しきりです。


早速夜の噴水に足を運ぶと、そこにはモンスターの姿が。敵対心はなく、無事保護することができました。保護できるモンスターによっては、出会った後も一定の条件が必要な場合もありますが、今回は出会うだけで済みました。


■新たなモンスターを加え、ランクGにリベンジ


「バトルロード」に会場に舞い戻り、早速新たなモンスターの「ミラージ」を編成。ステータスを見ると、こうげき力やしゅび力が「ホイミン」や「スラリン」よりも高く、これまで足りていなかったアタッカーとして活躍してくれそうです。


3体編成で改めてランクGに挑むと、戦いやすさは段違い。「ミラージ」は物理攻撃だけでなく、攻撃呪文の「デイン」も使えるため、1戦目の相手を一気に壊滅させました。実に頼もしい!


しかし、初戦で「ミラージ」がMPを使いすぎてしまったので、慌てて「さくせん」を変更。この後手が、後々響かないといいのですが……。


その後も、ややMPを消費したものの、2戦目、3戦目と順調に突破していきます。瀕死の状態で3戦目に突入した前回と比べると、雲泥の差です。


そして迎えた、ランクGの最終戦。序盤の判断ミスで「ミラージ」のMPが4という不安はあるものの、ほかはHP・MPともにほぼ高め。敵は「どくイモムシ」「ポイズントード」「マタンゴ」とちょっと嫌な編成ですが、「ホイミン」たちを信じて送り出します。


「ミラージ」が眠らされたり、瀕死の状態に追い込まれたりしましたが、「ホイミン」の「いのちだいじに」がここでも効き、素早くHPを回復。双方削り合いながらも、回復役のいる強みで「どくイモムシ」「ポイズントード」を撃破し、最後は「マタンゴ」のみとなりました。


しかしここで、ダメージを受け続けた「ミラージ」が倒れてしまいます。一番上に編成していたので、狙われやすかったのかもしれません。アタッカーを欠く状態になりましたが、まだ「ホイミン」が健在でMPも十分。「スラリン」の攻撃も後押しになり、ランクGを無事制覇できました!




今回体験できたのは、「バトルロード」のランクHとランクGのみでしたが、戦力の確保、モンスター同士の組み合わせ、「さくせん」の重要性など、その魅力の中心に触れられたプレイ体験となりました。


今回は「ホイミン」がいたので助かりましたが、状態異常の回復役もいるとさらに安心かもしれません。しかし、そうなるとアタッカーの枠が減るため、攻撃面に不安も。勇者一行のように「アイテム」で対処したり、直接のコマンド入力で柔軟に対応できない分、「バトルロード」の試行錯誤はより手応えがあるものとなりそうです。


ちなみに、ランクGをクリアした報酬のひとつに「みかわしの服」がありました。製品版で調整される可能性もありますが、こうした優秀な武具がもらえるのも、非常に嬉しいポイントのひとつ。製品版の『ドラクエ3』でも、「バトルロード」に入り浸ってしまいそうです。



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください