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TGSで話題沸騰!注目タイトル5選―『ドラクエ III』のリメイク版や「龍が如く」シリーズ最新作など盛り上がったタイトルを振り返る

インサイド / 2024年10月12日 12時0分

TGS(東京ゲームショウ)とは、1996年に始まり、2023年で34回目を迎えた大規模ゲームイベントです。コンピュータエンターテインメントの主催で例年9月に開催され、多くのゲームメーカーがブースを構えます。


この記事では、今年のTGSで話題となったタイトルから5つをピックアップして紹介します。ぜひ最後までご覧ください。


◆2024年10月8日(火)発売『サイレントヒル2』(PS5/Steam)


『サイレントヒル2』は、2001年にPlayStation 2向けに発売された同名タイトルのリメイク版です。


物語は、アメリカ北東部に位置する閑散とした住宅街・サウスヴェイル地区を訪れた「ジェイムス・サンダーランド」の視点で描かれています。彼は、3年前に亡くなったはずの妻「メアリー」から、突然手紙が届いたことでこの地を訪れることに。奇妙な出来事が頻発するゴーストタウンを探索し、メアリーの手掛かりを探しましょう。


本作では鉄パイプやハンドガンといったおなじみの武器はそのままに、戦闘システムが近代化されています。新たに追加されたドッジアクションを使えば、クリーチャーの攻撃をタイミングよく躱し近接武器で殴打したり、照準を合わせて発砲するなど、戦略的で手に汗握る戦闘を楽しむことが可能です。


近接武器は反撃されるリスクが高い代わりに壊れない、銃は反撃されるリスクが低い代わりに弾数に制限があるという特徴を活かし、自分なりの戦闘スタイルを探すのも楽しそうですね。


リメイクにあたっては、レイトレーシングを始めとする新たな技術によりグラフィックスとサウンドが進化しています。また原作の見下ろし視点から肩越し視点にカメラが変更されているので、より没入感が高いアングルでゲームをプレイすることが可能です。


さらに本作では探索場所が拡大し、原作にはなかった場所や入ることができなかった建物を探索することもできるようになりました。評価の高いストーリーと、高精細な現代画質で描かれる広大なマップでの探索が楽しめる一作。ホラーが苦手でなければとてもおすすめの作品です。


◆2024年10月11日(金)発売『メタファー:リファンタジオ』(PS5/PS4/Xbox Series X|S/Steam/PC)


『メタファー:リファンタジオ』は、アトラスの35周年記念作品として展開される完全新作ファンタジーRPGです。プレイヤーは幼馴染の王子にかけられた「死の呪い」を解くため、相棒の妖精「ガリカ」と共に世界を旅することになります。


本作はコマンドRPGをベースとした作品です。しかし、格下の敵はコマンドバトルに突入することなくアクション操作だけで倒すことができます。また格上の敵でもアクション操作で有利な状況を整えてからコマンドバトルに持ち込むといったプレイが可能です。


最大7名のパーティメンバーは、一般的なRPGにおける職業やジョブに相当する「アーキタイプ」を使い分けることができるので、自由度の高い編成が楽しめます。アーキタイプは14系統、全40種以上が存在し、さらに戦闘を通して育て、旅先で出会う支援者たちと絆を深めることで進化させることも可能です。


またアーキタイプによって武器は変化し、これが主人公のみフィールドで使える「ファストアクション」にも影響を及ぼします。例えばオールマイティーな性能のアーキタイプ「シーカー」の片手剣は、素早い連撃で敵にダメージを与えることが可能です。剣撃で圧倒する「ファイター」の大剣は、大振りですが一撃が強力で、攻撃中なら敵の先制攻撃を受けず戦うことができます。アーキタイプにより、コマンドバトルとフィールドアクションの両方とも遊びの幅が広がるので、自分にあったスタイルを模索するのは楽しそうですね。


『ペルソナ3』『ペルソナ4』『ペルソナ5』のスタッフである橋野桂氏、副島成記氏、目黒将司氏が手掛ける本作。普段アトラス作品を遊ばない方も、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。


◆2024年11月14日(木)発売『ドラゴンクエストIII そして伝説へ… HD-2D版』(ニンテンドースイッチ/PS5/Xbox Series X|S/Steam/PC)


HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は、1988年にファミリーコンピュータ向けとして発売された同名タイトルが、HD-2Dによる新たな映像表現で生まれ変わった作品です。


小国アリアハンの勇敢なる戦士「オルテガ」の子である主人公は、16歳の誕生日を迎えたある日、王から重大な使命を告げられます。それは、亡きオルテガの遺志を継ぎ、闇の国より現れた魔王「バラモス」を倒すこと。世界を救うため、仲間と共に魔王討伐を目指し、壮大な冒険へと旅立つ物語が描かれています。


本作では、モンスターが使う攻撃や味方の回復までこなせる新たな職業「まもの使い」や職業ごとの「特技」が追加されたり、「ルイーダの酒場」にて一緒に冒険する仲間の名前・性別・容姿(見た目と髪の色)・ボイスなどの選択や、登録時にある程度ステータスにボーナスを与えることなどが可能となり、より自由で幅の広いパーティー編成ができるようになりました。


町やダンジョンなどで保護した“はぐれモンスター”で挑む「モンスター・バトルロード」などの新コンテンツにも注目です。バトルロードは、作戦を指示しておくことでモンスターたちが自分たちの判断で行動し戦う勝ち抜きバトルで、NPCのチームに勝って優勝すると報酬を獲得できます。ランクシステムやここでしか手に入らないアイテムもあるとのことなので、積極的にはぐれモンスターを見つけていきたいですね。


HD-2D版シリーズでは、始まりの物語である本作の後に、物語や舞台で繋がりがあり、2025年に発売予定とされている『ドラゴンクエストI&II』をプレイすることで、名作を違った角度から新たに楽しめる展開が用意されています。そのためシリーズファンはもちろん、ドラクエを今まで遊んだことがなかったけど興味はあるという新規プレイヤーはここから始められることをおすすめします。


◆2025年2月28日(金)発売『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』(PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam/PC)


『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』は、同シリーズの人気キャラクター「真島吾朗」を主人公とした『龍が如く8』の外伝作品です。


ミレニアムタワーでの桐生との共闘から半年、真島吾朗は難破した船の残骸と共に孤島の砂浜に打ち上げられ、記憶喪失になっていました。自分の名前すら思い出せない真島は、命を救ってくれた島の少年「ノア」と共に、失った記憶の手がかりを求め、伝説の財宝を巡り悪党どもがにらみ合う広大な海へと旅立つことに。失った記憶と財宝を探すアクションアドベンチャーが描かれます。


本作のバトルシステムは昨今の同シリーズにおけるコマンドRPGではなく、『龍が如く7外伝 名を消した男』のようなアクション形式が採用されました。真島吾朗らしさを詰め込んだ「狂犬」と、カトラスを使った二刀流による広範囲攻撃を特徴とする「パイレーツ」の2スタイルを自由に切り替え襲い来る敵と戦いましょう。


またシリーズ初となる“バトル中のジャンプアクション”にも要注目です。地上でのコンボから空中コンボに繋げたり、空中から奇襲を掛けたりと、ジャンプアクションの実装によりこれまで以上に幅広い戦闘スタイルが楽しめるようになっています。


もちろんお馴染みのプレイスポットも盛りだくさん。「クレイジーデリバリー」「ドラゴンカート」「カラオケ」「コーディネート」から、新登場の「ミナト区系女子」まで豊富に用意されています。気になるミナト区系女子は、ロバート秋山さん演じる「マサル・フジタ」が、ミナト区系女子と真実の愛を探していくコンテンツ。どのような結末を迎えるのか気になりますね。


バトルシステムがアクション形式に回帰した龍が如く最新作。気になった方はこの機会に予約して発売を待ってみてはいかがでしょうか。


◆2025年発売予定『TANUKI: Pon's Summer』(ニンテンドースイッチ/Xbox/Steam)


『TANUKI: Pon's Summer』は、主人公タヌキ「ポン」が郵便局で働きながら、1ヶ月後に迫った「タヌキ祭り」開催のため神社の再建を目指すアクションゲームです。


ポンは郵便配達員として夏の田舎町を“BMX”で駆け回り、個性豊かな町の人々に手紙や小包を届けていきます。仕事で使用する自転車は、地上だけでなく屋根の上や手すりなど、さまざまな場所を走ることが可能です。トリックプレイもできるので、可愛らしい見た目とは裏腹にスタイリッシュな郵便配達が楽しめますね。


町の住民たちと親しくなると野球や釣りなどのアクティビティに参加できるようになります。普段の郵便配達とは違った遊びが楽しめるほか、積極的に参加すれば、神社の修復に役立つアイテムや報酬を入手することも可能です。


BMXで町を疾走するアクション要素が目立ちますが、荒れ果ててしまった神社を立て直す“建築”要素も忘れてはいけません。配達員の仕事で稼いだお金やアクティビティで手に入れたアイテムなどを使えば、神社の修復や飾りつけが行えます。夏の終わりに行われるタヌキ祭りが無事に成功するよう、立派な神社の建築を目指しましょう。


札幌、青森、京都、別府などをモデルとした町を舞台に、開発者の日本での実体験をもとに開発されている本作。温かみある雰囲気のゲームをお探しであれば、続報を追ってみてはいかがでしょうか。




以上、2024年TGSの話題タイトル5選でした。発売日がまだ先の作品もありますが、気になるものがあれば予約するなどして備えることをおすすめします。


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