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恐怖の秋は終わらない……!霧の街から学園美少女まで、プレイヤーを恐怖のどん底に叩き落すおすすめホラーゲーム5選

インサイド / 2024年11月3日 11時0分

「〇〇の秋」と聞くと、多くの人は「読書の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」といったフレーズを思い浮かべるのではないでしょうか。


「〇〇の秋」と聞いて、筆者はあることを思い浮かべました。それは、紅葉が舞い散る秋の季節に、ホラーゲームを始めるのもアリなのではないかと。秋の訪れを機にホラーゲームをプレイしてみるなんて、実に素晴らしいきっかけだと思いませんか?


そんなわけで、本記事ではホラーゲームの秋におすすめしたい作品を5本紹介したいと思います。名作ホラーゲームから筆者イチオシのゲームまで、色とりどりの良作を解説しますので、本記事を最後まで読んでみてください。


■『サイレントヒル2(リメイク)』


最初に取り上げるタイトルは、『サイレントヒル2(リメイク)』。「サイレントヒル」と呼ばれる街を舞台に、主人公のジェイムズ・サンダーランドが亡き妻から届いた手紙の謎を解き明かすサイコロジカルホラーゲームです。


オリジナル版のサイレントヒル2は2001年に発売されました。20年以上も前の作品ですが、「シリーズ最高傑作」と称されるほど、現在も世界中で高い評価を受けています。


そんな本作を最新のゲームエンジン「Unreal Engine 5」で再構築したのが、2024年10月8日に発売されたリメイク版です。リアルなグラフィックで蘇ったサイレントヒル2ですが、発売されるや否や、国内外で絶賛されました。


プレイヤーは霧に包まれたゴーストタウンや廃病院などを探索しつつ、クリーチャーとの戦いや謎解きを体験することになります。リメイク版は視点や戦闘システム、パズルなどが一新されているのが特徴で、オリジナル版と異なるプレイフィールを得られるでしょう。


サイレントヒルといえば霧の描写と、グロテスクな見た目をしたクリーチャー。本作をプレイすればサイレントヒルシリーズの醍醐味を思う存分味わえるはずです。もちろん、シリーズで有名なナースのクリーチャーや「三角さん」の名で知られるボスも登場しますよ。


また、プレイヤーの精神を蝕む恐怖演出も魅力です。中でも現実世界と似て非なる「裏世界」は悪夢そのもので、怖すぎて一歩も歩けなくなるかもしれません。恐怖の質が高いため、本作を遊ぶ際は多少の覚悟が求められるでしょう。


『サイレントヒル2(リメイク)』はホラーゲームの秋にピッタリの作品です。部屋を暗くして、ヘッドセットを装着して悪夢を堪能してみてください。


■『ドキドキ文芸部プラス!』


『ドキドキ文芸部プラス!』は、主人公の男子高校生が、高校の文芸部に所属する4人の美少女と交流するビジュアルノベルゲームです。「プラス」版は新規シナリオや新規CG、新規楽曲などが追加されています。


2017年に発売されたオリジナル版はフリーゲームとして登場しましたが、シナリオが高い評価を受け、全世界で1000万ダウンロードを記録したそうです。


プレイヤーは文芸部に所属する4人の美少女と出会い、その中の1人と恋を育むことが目的です。テキストベースのプレイスタイルは、一般的なビジュアルゲームに通じるものがあります。


本作の大きな特徴としては、選択肢を選んでオリジナルの「詩」を作るミニゲームが挙げられます。ゲーム内で創作できる点は、まさに「芸術の秋」にふさわしいと言えるでしょう。個性豊かな文学少女といっしょに詩を創作するシチュエーションは、ドキドキせずにはいられません。


ところで、「よくあるビジュアルゲームなのに、どこがホラーなの?」と疑問を抱いている方もいると思います。


言われてみれば、本作は萌え要素満載のビジュアルゲームに見えます。ですが、本作はなんと……ホラーゲームなんです。「可愛らしい美少女が出てくるから怖いはずがない」とにわかに信じられない方もいるでしょうが、本作はガチのホラーゲームです。


ドキドキ文芸部が世界中で高評価を得た理由は、想像を絶するホラー要素にあります。これから本作を遊ぶ方を考慮して、ホラー的な場面は一切載せていません。本作がどれぐらい怖いのか気になる方は、実際に本編をプレイしてみてください。


衝撃の展開も多数用意されていますので、可能であれば事前情報なしでドキドキ文芸部をプレイしてもらいたいですね。


■『かまいたちの夜×3』


『かまいたちの夜×3』は、チュンソフト(現スパイク・チュンソフト)が手がけたサウンドノベルゲーム「かまいたちの夜」シリーズ三部作を収録したタイトルです。


『かまいたちの夜』と『かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄』のメインストーリーに加え、完結編の『かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相』が収録されています。


なかでも、『かまいたちの夜』はサウンドノベルの代表格というべき作品です。ミステリー作家の我孫子武丸先生がシナリオを担当しているので、ミステリー小説を読む感覚で推理が楽しめますよ。


殺人事件のトリックを解き明かし、犯人を見つけられたらグッドエンド。しかし、推理を間違えてしまうと恐ろしいことに……。間違えたら最後、血塗られた惨劇が始まります。


一番恐ろしいのが、シリーズ第1弾である「ペンション シュプール編」。吹雪によって密室と化したペンションで殺人事件が発生するのですが、推理を間違えると1人、また1人と犠牲者が増えていきます。犯人以外の登場人物が全員死亡したら、当然ながらバッドエンドです。


全員疑心暗鬼の状態で推理をしなければならないうえに、犯人から身を守らないといけません。推理を間違えてしまうと、ミステリーからホラーに変化します。その瞬間が、とにもかくにも恐ろしいのです。恐怖心を煽るBGMや緊迫感のあるテキストも相まって、「恐ろしい読書の秋」になること間違いなしと言えます。


個人的にオススメしたいのは、シリーズ最高傑作の第1弾。我孫子武丸先生が手がけるシナリオが秀逸だからです。シリーズ第2弾とシリーズ完結編はミステリー重視の作品なのでそこまで怖くはありませんが、結末が気になるストーリー展開は必見です。


「かまいたちの夜」シリーズをプレイすれば、名探偵の苦労を疑似体験できるかもしれませんよ。


■『ALAN WAKE 2』


『ALAN WAKE 2』は、小説家のアラン・ウェイクと、FBI捜査官のサーガ・アンダーソンが闇の存在に立ち向かうサイコロジカル・サバイバルホラーゲーム。2010年の『ALAN WAKE』から約13年後に発売されたシリーズの第2弾です。


「ALAN WAKE」シリーズの特徴としては、アメリカののどかな田舎町を舞台にしたストーリーと、「光と闇の戦い」のコンセプト、実在の俳優を起用したキャラクターモデリングなどが挙げられます。


作中に登場する敵は闇のバリアに覆われていて、銃弾を撃ってもダメージは与えられません。いわば無敵です。そこで役立つのが、懐中電灯。闇に覆われた敵は光に弱いからです。懐中電灯の光で闇のバリアをはがしてから、銃で倒すのが鉄則となります。


また、ホラー作家・スティーヴン・キングの作品を彷彿とさせる作風が印象的で、人間の狂気をあぶりだす恐怖演出に引き込まれます。闇の影響で正気を失った人々が、主人公たちに襲い掛かってくる様も恐ろしいものです。


シリーズ第2弾の『ALAN WAKE 2』は、前作から13年後のストーリーが描かれています。先ほども述べましたが、本作はアラン・ウェイクとサーガ・アンダーソンが主人公です。別々の世界にいる2人の主人公を交互に操作し、謎に包まれたストーリーを進めることになります。


基本的な戦闘システムは前作と同じですが、敵の攻撃モーションが多彩になったほか、銃弾や回復薬の数もシビアになっています。戦闘については、前作よりも若干難しくなった印象です。ただ、前作になかった緊張感が一気に増していて、手に汗握る戦いを体験できるようになっています。


前作とのつながりが濃いため、『ALAN WAKE 2』をプレイする際は前作をプレイしておくと良いでしょう。ちなみに、『ALAN WAKE』のリマスター版はPS4、PS5、Xbox Series X|S、Xbox One、ニンテンドースイッチ、PCのプラットフォームで販売中です。


懐中電灯と銃を装備して、狂気に満ちた闇の世界を歩いてみましょう。決して、光は絶やさないでください。闇に囚われたらそこで終わりですから……。


■『エイリアン アイソレーション』


『エイリアン アイソレーション』は、SFホラー映画の金字塔である「エイリアン」を題材にしたサバイバルホラーゲームです。映画でおなじみの「ゼノモーフ」から逃げながら、宇宙船からの脱出を目指します。


主人公は、エンジニアのアマンダ・リプリー。映画版の主人公であるエレン・リプリーの娘です。時系列としては、1979年に公開された「エイリアン」の後日談となります。シリーズを見たことがある人なら、思わずニヤリとするかもしれませんね。


とある事情で、アマンダとその仲間は、救難信号を発し続ける宇宙船を探索することに。ですが、船内は正気を失った生存者と、暴走するアンドロイド、そしてゼノモーフが蔓延る地獄と化していました。果たして、この宇宙船から無事逃げられるのでしょうか。


本作をオススメする理由は、プレイヤーをしつこく追跡するゼノモーフの存在です。ゼノモーフには独自のAIシステムが搭載されており、プレイヤーの行動パターンを学習し、予想を覆す動きを見せます。何の前触れもなくゼノモーフがいきなり現れたり、プレイヤーが隠れていそうな場所を探したりするため、緊張しないでプレイするのは不可能です。


最初はうまくいっていたステルスも、中盤から通用しなくなることも。「ロッカーに隠れればOKでしょ」と思ったら大間違い。いつか必ずバレます。しかもゼノモーフは無敵ですので、いかなる攻撃も通用しません。見つかったら即終わりと思ってください。


最初は、何度も何度もゼノモーフにやられることでしょう。いうなれば、本作は死んで覚えるゲームです。決してクリアできない難易度ではありませんが、少なくともノーデスでクリアするのは難しいかもしれません。


映画のエイリアンを疑似体験してみたい方、予測不可能なサバイバルホラーを体験してみたい方は、ぜひ『エイリアン・アイソレーション』をプレイしてみてください。




以上が、筆者がおすすめするホラーゲーム5本です。定番のサバイバルホラーから名作ホラーのリメイク版まで、恐怖を焚きつける作品をピックアップしてみました。


今回紹介したゲームはPC版だけでなくコンソール版もあります。ホラーゲームの秋を堪能したい方は、今回紹介したタイトルをプレイしてみてください。


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