『勝利の女神:NIKKE』2周年イベントで語る「シンデレラ」の“少し前”と“あの後”!「マルチャーナの新コスやエレグの人気は予想以上」など運営Pのリード氏が明かす【インタビュー】
インサイド / 2024年11月5日 19時30分
機械生命体「ラプチャー」に奪われた地上を奪還すべく、人類が生み出した少女型ヒューマノイド「ニケ」を率いる指揮官となり、彼女たちと共に過酷な戦いを駆け抜けていく『勝利の女神:NIKKE』。
2022年11月4日に正式サービスを迎えた本作は、手応え満点のシューティングゲーム性や、感情を揺さぶる怒涛の物語など、様々な魅力でユーザーの心を捉え、定番の人気アプリとしての地位を確立しました。
その勢いと熱気は留まるところを知らず、2024年10月31日には、間近に迫った2周年を記念する特別なイベントや数々のアップデートを行い、待望の新たなニケも続々と実装されます。
この記念すべき節目に合わせ、『勝利の女神:NIKKE』の運営プロデューサーを務めるリード・ルー氏をお招きし、これまでの歩みと2周年イベントに関するこぼれ話などを伺いました。ゲーム内の2周年イベントを楽しみながら、こちらも併せてご覧ください。
■反響の大きかったニケやコンテンツは? 『勝利の女神:NIKKE』のこれまでを語る
──もうじき2周年という節目を迎えますが、『勝利の女神:NIKKE』にとって正式サービスから今日までどのような2年間でしたか?
リード・ルー氏:『勝利の女神:NIKKE』の成長を見守った2年間、とも言えますね。ユーザーからのフィードバックをもとに、新しいアイディアなどを盛り込んだ要素をゲームに落とし込み、新コンテンツとして導入し続けてきました。
──確かに、これまで様々なコンテンツが実装されてきました。まさしく『勝利の女神:NIKKE』の成長を感じる2年間でしたね。
リード氏:またパブリッシングチームとしては、(開発の)SHIFT UPさんが思いを込めて作ったゲームの面白さを最大限ユーザーさんに伝えることを使命と考え、実行してきました。
──開発とパブリッシングの2人3脚あってこその『勝利の女神:NIKKE』ですね。サービス前から2周年を迎える道のりの間に、特に印象深かった出来事などはありますか?
リード氏:特に印象深いのは、1年目における『勝利の女神:NIKKE』の性能面についてですね。アプリの安定性や、どのようなゲームとして運用していきたいのか、様々な問題と向き合いながら調整を重ね、よりよいものにするべくチャレンジし続けてきました。
──1年目は、いわば試行錯誤の年でしたか?
リード氏:確かに1年目は、試行錯誤とも言える段階でしたね。2年目に入ると、経験を積み重ねて様々なルールが決まっていった中、次はいかにユーザーの変化に合わせ、そのニーズにどう応えるかが課題になりました。
プロモーション活動やプラットフォームの展開などを通じて、より多くの人に『勝利の女神:NIKKE』をプレイしてもらおうと、今も挑戦の日々です。
──先ほども仰られたように、この2年間で様々なコンテンツが実装されましたし、イベントの開催や新ニケも登場しました。その中で、特に反響が大きかったものを教えてください。
リード氏:ユーザーさんに好かれたキャラクターですが、今年だと特に「クラウン」の反響が大きかったですね。
──クラウンはギャップもあり、イベントストーリーでは大きな見せ場があり、またバトルでも優秀と、魅力の方向性も多彩でした。やはりピルグリムは、人気の面でも強い印象を受けますね。
リード氏:ピルグリム以外でも話題になったニケが多く、今年は「エレグ」や「D:キラーワイフ」が高い人気を集めましたね。こちらの予想を上回るほどの勢いでした。あとは、コスチュームだと「マルチャーナ」の「スクールデイズ」が特に注目され、こちらも予想外でした。
──「エレグ」は、いわば正統派の美少女ではありませんが、見た目も性格も彼女らしい魅力が積み上げられており、その唯一性に光るものがありましたね。また「マルチャーナ」の「スクールデイズ」は、ギャップがとにかく素晴らしく、待ち望んでいたユーザーさんも多かったと思います。
リード氏:ユーザーさんの応援は、本当にありがたいばかりです。続いてイベント関連では、『デイヴ・ザ・ダイバー』とコラボレーションした「AEGIS THE DIVER」が、特に良い評判をいただけましたね。
──『勝利の女神:NIKKE』をプレイして驚かされた点のひとつが、いわゆるガチャで手に入る最高レア(SSR)の入手確率の高さでした(SSR全体で4%、そのうちピックアップ2%、ピルグリム1%)。この確率に設定した狙いや意図をお聞かせください。
リード氏:『勝利の女神:NIKKE』はキャラクターの人数が多いですし、今後も頻繁に新たなニケを実装していきたいと思っています。そして、ユーザーの皆さんにできるだけ多くのニケを手に入れて欲しいので、この確率にさせていただきました。
ゴールドマイレージというシステムも、ユーザーさんが欲しいニケを手に入れられるように用意した仕組みです。
──ガチャを跨いで使えるゴールドマイレージには、本当に救われています。自分も、最初の「モダニア」ピックアップでは100連しても出ず、ゴールドマイレージに助けていただきました。
■2周年イベントで、あの伏線も回収!? 期待高まるコメントも
──続いて、いよいよ幕開けする2周年イベントに関する質問に移ります。おそらく最も注目されている「シンデレラ」について、ネタバレにならない範囲で教えてください。
リード氏:メインストーリーでもその強さを見せましたが、ゲームの設定的にもかなり頼もしい存在になっていると思います。
作中でも存在感のある「ガラスの靴」を使い、防御やバフによる攻撃など、攻守にわたって活躍します。特にバーストスキル使用時は、「ガラスの靴」で得たバフを一気に放ち、ラプチャーに大ダメージを与えることが可能です。
──生放送で公開されたビジュアルも素晴らしいの一言でしたし、実機プレイで期待も高まりました。運用面でも頼もしそうなので、手に入れるのが楽しみです。
リード氏:2周年イベントの「OLD TALES」は、この「シンデレラ」が主人公となり、生放送でもお伝えした通り100年前の時代を描く物語になります。
──1周年イベントの「RED ASH」ではゴッデス部隊の物語が描かれましたが、「OLD TALES」では同じ時代の「シンデレラ」やフェアリーテールモデル 第2世代にスポットが当たると。
リード氏:「OLD TALES」の物語について少しだけ詳しく話すと、「アナキオール」になる少し前の時代から始まり、どのような経緯で彼女が変化したのか。また、ゴッデス部隊に倒された後、「シンデレラ」の身に何が起きたのか。こうした点について、深く描かれます。
──いうなれば、少し前の「シンデレラ」と、「RED ASH」で倒された後の彼女の物語が語られるのですね。1周年イベントの「MEMORY OF GODDESS」内で伏線が張られていましたが、その伏線が1年越しに回収されるのかと思うとワクワクします。
新ニケといえば、配布SSRのニケとして「ラプンツェル:ピュアグレイス」も実装されますね。彼女も100年前当時のキャラクターなので、今回の「OLD TALES」に関わるのでしょうか?
リード氏:登場はします。ただし「OLD TALES」において、重要なキャラクターではありません。「OLD TALES」は「シンデレラ」たちの物語なので。
──なるほど、「シンデレラ」とフェアリーテールモデル 第2世代に焦点を絞った形なのですね。同じくSSRで実装される「グレイブ」と彼女たちとの関わりも含めて、「OLD TALES」の公開を楽しみにしておきます。
2周年イベントでは、ミニゲーム「IN THE MIRROR」についてお聞かせください。2Dアクションのメトロイドヴァニアを、まさか『勝利の女神:NIKKE』で遊べるとは思いませんでした。
リード氏:2Dアクションのメトロイドヴァニアという方向性は、実は前々から決まっていたんですよ。SHIFT UPさんも、このジャンルに挑戦したいとずっと考えていまして。
──では、満を持してのミニゲーム化だったと。
リード氏:ただ、「IN THE MIRROR」はボリュームも大きいため、開発の難易度は非常に高かったですね。特に、どのようなアクションで「シンデレラ」の動きを表現するかが、1番大きな課題でした。
そうした問題を全て克服し、高品質なコンテンツをプレイヤーにお届けできることを、とても嬉しく思っています。
──「OLD TALES」に新ニケの実装、ミニゲームの「IN THE MIRROR」と、どれも魅力的で嬉しい悲鳴を上げてしまいそうです。新たなメインストーリーの実装も気になるところですが、より広い意味で、これからどのような戦略と展開で『勝利の女神:NIKKE』を成長させていくのでしょうか。
リード氏:運営チームとしましては、「ユーザーさんの意見を重視する」というのが大きな指針になります。ユーザーさんからのフィードバックや好みなどの反響を受け、常に変化する環境を見据えながら、どのようなコンテンツを用意し、いかなる改善を行うのか、その試行錯誤を重要視して進めていきたいと考えています。
──今後の躍進に、個人的にも期待させていただきます。それでは最後に、『勝利の女神:NIKKE』を遊んでいるユーザーの皆様にメッセージをお願いします。
リード氏:この2年間、多くの支持をいただいたことに対して、深く感謝いたします。これまでユーザーさんに愛していただいたのは非常に光栄ですし、その気持ちに運営チームとして応え、より面白さを感じていただけるよう邁進していきたいと思います!
──2周年イベントの盛り上がりも、今から楽しみです。本日はありがとうございました!
※本インタビューは、『勝利の女神:NIKKE』2周年アップデートの実施前に行ったものです。
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