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伊織もえインタビュー!中村海人、Depらプロ選手も参戦した『VALORANT』エキシビジョンマッチの盛り上がりからみる、近年のeスポーツ市場について

インサイド / 2024年12月21日 12時0分

eスポーツが盛り上がりを見せています。10年前と比べると、オフラインイベントでの観客動員数が増えて会場規模も拡大。2024年1月に刊行された「日本eスポーツ白書2023」によれば、日本のeスポーツ市場規模は、2025年に210億円を超えると予測されています。特に2022年以降は、オフライン開催との相乗効果により成長速度が加速してきました。


立川ステージガーデン

近年はeスポーツの盛り上がりを地域活性化に活かそうとする動きも見られます。11月9日に東京・立川市で開催された「立川立飛eスポーツフェス2024」は、立川市に本社を置く創立100周年を迎えた飛グループ‘の記念事業の一環として行われ、『VALORANT』のエキシビジョンマッチを実施しました。


多摩地区最大規模となる約2500席の多機能ホール「立川ステージガーデン」で開催され、会場ではゲストプレイヤー/キャスターの直筆サイン色紙プレゼントや交流会など、オフラインならではの催しが用意されます。3回目となる今年は、岸大河さんとOooDaさんが司会を務め、SugarZ3ro選手やMeiy選手などVCT Pacificで戦うプロや、ストリーマーで元プロのrionさん、人気コスプレイヤーの伊織もえさんなど豪華ゲストプレイヤーが集結。エキシビションマッチやVCT Pacific特設ブース、ファン交流会で盛り上がりを見せました。



驚くべきは入場無料であること。協賛を集めているとはいえ、利益度外視でイベントを継続開催する狙いはなんなのでしょうか。主催者に伺うと、「芸術・文化・スポーツを通じて立川を世界に愛される都市にしたい」という想いがあるそうです。そして、「eスポーツのターゲット層は若者であり、若者に目を向けてもらう事が地域活性化のひとつに繋がると考えています。立川立飛eスポーツフェス2024を通じて、従来立飛ホールディングスで行うイベントに来てもらえなかった層や全国、ひいては世界の多くの人に、立川の街の魅力を発信していきたいです」と話していただきました。


来客の年齢層は若く、中でも若い女性が多かったのが印象的でした。eスポーツの盛り上がりは、ゲームプレイをしなくても見る層が飛躍的に増えたからであり、今後もますますファン層を拡大していきそうな印象を受けました。


キルジョイに扮する伊織もえさん

当日は、スペシャルゲストの男性アイドルグループ・Travis Japanのメンバーの中村海人さん、コスプレイヤーの伊織もえさんがチームリーダーを務め、Dep選手、Meiy選手、neth選手、キャスター元プロ選手でのTORANECOさん、mittiii選手、sugarZ3ro選手、ストリーマーで元プロのrionさん、eスポーツタレントで元プロ選手のRetloffさんの計8人がそれぞれのチームに分かれて対戦するエキシビションマッチが実施されました(計2回戦でチームは入れ替わる)。結果はDep選手などプロの在感が大きく感じられましたが、各リーダーも見所を発揮し、伊織もえさんチームが勝利しました。伊織もえさんは、試合中ではなんと2回もDep選手を倒す場面もあり、司会者からは「カバー力が高い」とも褒められていました。



■伊織もえさんに訊く、近年のeスポーツの盛り上がりについて


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今回、これまで様々なeスポーツイベントに出演してきたコスプレイヤーの伊織もえさんに、「eスポーツ」の盛り上がりをどのように感じているかをインタビューしました。



――本イベントの印象はいかがでしたか?



伊織もえ:様々なeスポーツのイベントに出演させて頂いたのですが、今回の会場は近くに「ららぽーと」や「IKEA」があって、会場に遊びに来る前後も楽しめて良いなぁと思いました!そして会場もこんな駅から近いのにとっても広くて綺麗で、良い会場でした!



――本イベントへの参加経緯を教えてください。



伊織もえ:ご連絡を頂いた時、地域に根付いた良い活動だなって思ったので、「ぜひ私も出たいです!」とすぐに決定をしたのを覚えています。また、これだけ豪華な会場とメンバーで「無料イベント観覧」というのを聞いた時もびっくりして、「それは絶対に楽しませないと!」と思いました。



――キルジョイのコスプレを選んだのはなぜですか?



伊織もえ:『VALORANT』をプレイしていて、使用キャラが最初の頃キルジョイだったんです。今はサイファーを使っているので、サイファーで行こうかなとも思ったのですが、ちょっと舞台に上がったらゲームプレイに支障も出るな(笑)ということで、サイファーは諦めました(笑)!


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――これまで立川という地に何か思い出はありましたか?



伊織もえ:今までは思い出がなかったのですが、今回のイベントでDep選手を2回も倒すというすごく良い思い出ができました。



――「強い気持ちで頑張る」と臨んだ『VALORANT』の対決では、普段の力は発揮できましたか?



伊織もえ:チームメンバーの皆さんがトッププロレベルの本当に強い方ばかりなので、普段自分が遊んでいる時の120%の力が出せたような気がするくらい、とてもやりやすかったです!でもこんな豪華なプレイ環境でゲームできることなんて、もう無いかもしれないので、「とにかく楽しもう!」というふうに思って臨んだ勝負だったので、肩の力がいい具合に抜けていたのかもしれません。



――観ていて、Dep選手がとにかく強かった印象でした。伊織もえさんがDep選手を倒した場面もありましたね。司会からはカバー力高いと褒められていましたが、ご自身の中で印象に残るプレイはありますか?



伊織もえ:Dep選手を2回倒したのはもはや思い出になりましたね。その夜はぐっすり寝られました。


でも後でXを見ている時に、自分がDep選手に倒されるシーンがあったのですが、2vs1でDep選手が一瞬で抜いていったのを見て、「本当に強すぎるな」と尊敬しました。あと、Rionさんと同じチームになった時に私を囮に使う場面があったのですが、パーフェクトを出してくれたのがめちゃめちゃ嬉しかったです。囮冥利に尽きました。


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――10年前と比べて、eスポーツでこれだけ人が集まり、大きな会場でイベントが開催されるようになりました。今回は女性観客も多い印象で、ゲームをプレイするだけでなく、観るのを楽しむ人が増えたから成り立っていると思います。これまで色んなeスポーツ系のイベントに出演して、このように盛り上がってきた要因をどこに感じていますか?



伊織もえ:私の感想からお話をさせて頂くと、コロナ禍で私たちが自宅に過ごす時間が増えたことから、自宅で楽しめるコンテンツ、特にeスポーツが大きく広がったんだと思います。


以前は「試合を見る」だけでは、観客側の理解度によって取り残されてしまう人が出てしまうのが課題でした。でもそれがコロナ期間を経てeスポーツに関わるすべての人々、選手やストリーマーはもちろん、観客側も解像度をどんどん高めて行ったんだと思います。また、ただの試合観戦ではなく、エンターテインメントとしての側面もコミュニティや切り抜き文化によって増えたことが、今のeスポーツの普及に繋がっていると感じます。



また、さまざまな技術的な進化も伴っていて、MC陣の的確な実況解説であったり、分析ツールを使用してビジュアル的にわかりやすくゲーム画面を配信に載せてあったりといった、様々な縁の下の力持ち的な要素も多く加わって、圧倒的に見やすくなっているんです。



日本で初めて行われた『VALORANT』公式大会にゲスト出演した時と今、その変化を物凄く肌で感じます。


昔と比べて、eスポーツは単なるゲームプレイから、多くの人々に愛される文化的現象へと進化していると思います。でも、この変化はまだ始まったばかりで、これからもっと多くの人々がeスポーツの魅力に触れられるようになっていく確信があります。私たちも一緒に成長していけたらいいなと思いますし、その広める一助になれたら嬉しいとずっと思っています。




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以上、「立川立飛eスポーツフェス2024」のイベントレポート及び伊織もえさんのインタビューをお届けしました。


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