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インサイド編集部&ライターが選ぶ!2024年面白かったゲームまとめ【特集】

インサイド / 2024年12月30日 9時0分

気が付けばあっという間に、2024年が終わろうとしています。みなさん、今年もたくさんゲームはプレイできましたか?今年も様々な注目タイトルが発売されたなか、編集部とライター陣はどんなゲームにハマったのか。「インサイド編集部&ライターが選ぶ!2024年面白かったゲームまとめ」として、一気に振り返ります。


◆葛西祝:『ベースボール』(ファミコン)


【抽象化された、概念としての巨人と阪神の戦いこそいま新しい。ハイパーリアルしかない今の野球ゲームに反旗を翻せ!】


大谷翔平の50:50。日本シリーズで盤石なソフトバンクホークスから逆転勝利し、優勝を飾ったDeNAと。今年もプロ野球は豊富なニュースが飛び交いました。ビデオゲームも『プロ野球スピリッツ2024-2025』がリリースされるなど活況だったんじゃないでしょうか。


そんななか、僕が一番やりこんでいたのはNintendo Onlineで配信されているファミコン『ベースボール』でしたね。はっきり言って初期の野球ゲームなので作りこみはまだ浅いです。しかし、いま遊んでいてすごく感動するのは「概念としてだけ存在する巨人や阪神といったチーム」という体験ががあることです。このゲーム、選手名も能力差も存在しないほど簡素。だからこそ “抽象化された野球チーム”という異様な世界観が際立つ。いま野球ゲームってリアル一辺倒じゃないですか。なんかそうじゃない可能性としての野球ゲームってあってもいいなと思ってずっとやってましたね。


◆SIGH:『崩壊:スターレイル』


【オンパロスでの開拓に向けて、『崩壊3rd』もプレイしなくては……】



2024年は多くの作品がリリースされましたが、もっともプレイ時間を費やしたのは『崩壊:スターレイル』でした。運営型のタイトルがあまり続かないことに定評のある私ですが、幸いにもメインでプレイを続けられています。


本作の魅力と言えば、星神と人間の対比を通して描かれる「自分の運命にどうやって向き合うか」という人間賛歌の物語でしょう。最新バージョン2.7でフォーカスされた停雲とサンデーも運命に振り回された人物ですが、メインストーリーでは互いに「故郷」というキーワードを軸にしたシナリオが展開され、それぞれ再出発という折り合いをつけられたようで一安心でした。


次なる開拓地は永遠の地「オンパロス」ですが、事前情報によるとピノコニー以上に『崩壊3rd』との繋がりが強くなるようで、この年末年始にプレイしなくてはと考えています。


◆八羽汰わちは:『龍が如く8』


【覚えゲーなのに、いつの間にか美しく撮る方向に全力を出す…『龍が如く8』の「不審者スナップ」に夢中】



「桐生ちゃんがガン!?そして桐生ちゃんが白髪!?でもやだ、イケオジ4代目っぷりが隠しきれてないわ……!!」の第一印象でプレイした『龍が如く8』です。


『龍が如く』といえば本編そっちのけでハマる豊富なミニゲームが特徴ですが、このミニゲーム「不審者スナップ」に延々とハマっていました。バタフライマスクを被る半裸のおじさんを延々と撮影していくだけ……。出現位置覚えゲーと侮るなかれ、いつの間にか「今度はもっと綺麗に撮影してやるー!!」と躍起になり、気分はさながらカメラマンでした。


総まとめ感想は「『ポケモンスナップ』のプレイ経験が『龍が如く』で生きるって何?桐生ちゃんの人生じゃないけど、ほんと人生って何があるかわからんな……」です。


◆茶っプリン:『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』


【ものすごく“ちょうどいいペース”で遊べるのが嬉しい!】



あの『ポケモンカードゲーム』がアプリになった!というわけで、『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』を毎日プレイしています。


筆者のプレイスタイルは、対戦よりもコレクションが埋まっていくのを見るのが楽しいタイプ。なので時間を忘れてガッツリ遊ぶというよりは、パック開封やゲットチャレンジが回復した時にログインして、その結果で一喜一憂するのを毎日のように繰り返す感じ。パック回復の通知音が毎日のちょっとした楽しみになっています。


デッキ枚数も20枚と組みやすく、ルールはシンプルながら「ナツメケア」や「HP調整」など意外と奥深い戦略も。イベントもエンブレム系を除き、ゲットチャレンジやプロモパックバトルと無理せず楽しめるものばかりで、とにもかくにも“ちょうどいいペース”で遊べるのが魅力です。


◆気賀沢昌志:『ガンダムブレイカー4』


【ソロモンよ、私は帰ってきた!】



ソーシャルゲームを経て6年ぶりにコンシューマーに戻ってきた『ガンダムブレイカー』シリーズ最新作。パーツ管理のわずらわしさは相変わらずであるものの、自分の手で自分だけのモビルスーツが作れる嬉しさは特別なものでした。


愛着ある機体が登場キャラクターたちと言葉をかわし、ともに困難をくぐりぬける姿は本作だから見れること。シリーズおなじみの出撃シーンのみならず、作中キャラと肩を並べることができるシステムも、ゲームという環境ならではの楽しみでした。


シリーズ過去作のストーリーもそれぞれの良さがありますから、可能であれば他プラットフォームでも遊べるようになると嬉しいですね。


◆T.Yuta:『ペルソナ3 リロード』


【ようやくプレイできた後日談『Episode Aegis』】



PS2からはじまり、PSPや各種プラットフォームで配信もされている『ペルソナ3』のリメイク『ペルソナ3 リロード』。筆者はPSP版『ペルソナ3 ポータブル』が初プレイだったのですが、学校や街の中の探索がカーソル式でした。リメイクされて綺麗になった校内を動けるようになったことに感動し、真っ先に屋上へ向かったことははっきり覚えています。


また、PSPでは遊ぶことができなかった本編の後日談『Episode Aegis』がDLCコンテンツとしてプレイできたことも非常に嬉しかったです。


◆みお:『バルダーズ・ゲート3』


【4人で走り抜けた67時間の旅路】



昨年末に日本語対応した海外大作RPG『バルダーズ・ゲート3』は、4人マルチプレイで最後までクリアしました。戦略的なバトル、リッチで次が気になる物語、個性的なNPCとの出会い、キャラクターへのなりきりプレイ、新たな土地にたどり着き探索するワクワク感……。


海外RPG初心者だったあった筆者には、こうしたRPGの要素を4人で楽しめるのはとても刺激的で、唯一無二の思い出となりました。海外RPGへの苦手意識も取れて、ゲーマーとしても視野が広がったような気がします。


◆澤田真一:『トゥームレイダー I-III リマスター』


【女性だからこその「身体の使い方」でダンジョン攻略!】


トゥームレイダー初期3作のリマスター版パッケージ。カクカクポリゴンから滑らかな描写に進化したことで、ララのアクションがより細やかになりました。


男性であれば、重いものを前方に押し出す時はどうしても上半身の力に頼りがちです。しかし、ララは全身の傾きと下半身の力を使います。身軽なジャンプだけでなく、逆立ち、懸垂といった地味なアクションに女性ならではの身体能力を確認することができます。


ダンジョンの探検に必要なのは、重いものをリフトアップする力ではなく自重を支えられる力。ララが女性であることには、大きな意義が含まれているのです。


◆鈴木伊玖馬:『アストロボット』


【ソニーだからこそできた、PlayStationの傑作ゲーム!】



The Game Awards 2024において、その年を代表する「GOTY」にも選ばれた『アストロボット』。そんなゲームに対して今更言うことではありませんが、本作はまさしく名作です。


特筆すべきはそのデザイン。ゲームに登場するキャラクターや乗り物、それにステージ構成はどれもメカメカしたSF風でありつつ、ポップに仕上がっています。さらに、PlayStation5の筐体やコントローラーも、作中で宇宙船などとして登場。文字通り「PlayStationでしかできないゲーム」なのです。


また、PlayStationシリーズの名作IPをモチーフにしたキャラクターも多数登場。歴代のソニー作品の雰囲気も楽しめる1作となっています。


◆そりす:『ドールズフロントライン2:エクシリウム』


【こだわり抜かれた「足」のモデリングに脱帽。如何にスケベなゲームを世に贈るか、サンボーンの本気を垣間見た!】



2020年に中国で発表されてからおよそ4年。ついに日本国内でも配信を迎えた『ドルフロ2』はスケベフロンティアでした。半年ほどかけて丹念に作り込まれた3Dモデルで話題になるのは、足、足、足......と足の話題ばかり。しかも、リリースされた直後に始まったイベントでは、真冬の時期に水着を着せられて遮蔽物越しに撃ち合うという、どこぞの“背中で魅せるガンガールRPG”よろしくな、スケベなミニゲームをお出しする名采配。ありがとうサンボーン。


こんなゲームですが、ストーリーはシリアスで常に不穏です。第一線から退いたはずの主人公こと指揮官は、どことなく覇気がなくなり万年赤字を垂れ流し続ける賞金ハンターに。資金繰りに頭を悩ませ、部下の米酒を売っぱらったり、部下と軽口を叩きながら時折フラッシュバックする過去と向き合いつつ、新たな陰謀に巻き込まれていく......。骨太な終末世界のSRPGながら、本筋以外ではやたらスケベな戦術人形たちを愛でるというシリアスとエロのバランス感がチグハグで最高です。ありがとうサンボーン。


◆林與五右衛門:『ときめきメモリアル ~forever with you~』


【やっぱり「恋」、だよね。】



伝説の樹の下、目の前に現れたのは藤崎詩織……ではなく片桐さんだった。なぜだ?詩織のためにやれることは全てやった。勉学に励み、肉体を鍛え、容姿に気を遣い、同じ部活に転部までした。詩織が現れる未来はきっとあるはず。望まぬさだめを変えるべく、セーブデータで時を遡るという禁を犯し詩織を求めた。でもおかしい、また片桐さん。「一緒に帰りませんか?」という優美からの誘い。断るたび胸がチクリと痛んだ。そんな思いまでしたのに、なぜ振り向いてくれない藤崎詩織。


……違う。受け入れるべきだったんだ運命を、なによりいま目の前にいる片桐さんのことを。彼女のことを蔑ろにして、詩織を、いや自分のことしか考えてなかった。本当にオレは大馬鹿野郎だ。


2024年に30周年を迎え、恋愛シミュレーションの名作・パイオニアとして語り継がれてきた本作。筆者はことし初めてプレイしましたが、いや本当にすごかった。プレイしていると自然と八方美人にならざるを得ない局面がしばしば。人間関係のままならなさ、そうした面倒臭さが周到に設計されていることに驚きました。


2025年にはリマスター版『ときめきメモリアル~forever with you~ エモーショナル』がリリース予定。今度こそ藤崎詩織を攻略したいと思います。


◆ひびき:『デタリキZ 特別防衛局隊員の日常』


【空からパンツが降ってくるわけ……あるんだよなぁ。】


DMM GAMESで配信中の美少女系タイトル。突如宇宙から飛来した謎の生命体「ジャマー」が我が物顔で闊歩する現代の地球を舞台に「特務科学省特別防衛局の異形生物対策班」に所属する隊員たちの活躍を描くRPG……という割とハードSFチックな触れ込みとは裏腹に、作風自体はめっちゃコミカルなRPG。


前述のジャマーは別に地球侵略するでもなく市民を襲ってくるでもなく、ただ存在するだけの邪魔な存在なのでそれを駆除する、という大義名分はありますが、そのための装備であるコンバット・ストライク・プレイスーツ(通称コスプレ)を着せ替えて美少女たちのキャッキャウフフを楽しむのが主な遊び。


『Piaキャロットへようこそ!!』などのコラボタイトルも充実しており、特に既にサービスが終了している『シャングリラドライブ』のメインキャラがほぼ揃っているのが最推しポイント。エル姉さんロスの筆者が今年一番課金したタイトルなのは間違いないです。


◆ケシノ:『ウルトラマン Fighting Evolution 0』


【約18越しの初プレイ!続編待ってます…】



2024年、筆者はクリア済みゲームを再プレイする機会が多く、初プレイ作品は少な目な年でした。そんな中、初プレイ&全クリアまで遊んだタイトルの一つがPSP向けの『ウルトラマン Fighting Evolution 0』です。


本作は2006年発売のウルトラバトルACT『ウルトラマン Fighting Evolution』シリーズ最終作かつ、原作シリーズ映画との連動作品。筆者は発売当時、ウルトラマン離れをしていたので本作を手に取らなかったのですが、最近ふと購入してみたところ、懐かしさも相まって遊びこんでしまいました。


欠点もありますが、携帯ゲーム機で等身の高いウルトラマンをガンガン動かせるのは感動的です。開発元のメトロは今でもウルトラマン系ゲームに携わっているので、ぜひ続編が出て欲しい…!


◆Skollfang:『FINAL FANTASY VII REBIRTH』


【RPGは「楽劇」の域に到達した】



前作『REMAKE』に続きTGA Best Score and Musicを受賞した本作では、植松伸夫氏のオリジナル曲をライトモチーフとして使用する手法を継続し、演奏者を湯水の如くつぎ込んだ限界突破サウンドを鳴らしていました。特にゴールドソーサーのシーンでは全員分のアレンジを用意するほどのこだわり。一瞬通り過ぎるだけのAKIRAミニコンサートに何故3曲も書き下ろしたのか。


それはさておき、最近ではすっかり珍しくなってしまった書き下ろし主題歌、「No Promises to Keep」のCDも発売されました。アレンジ作品もまだまだ控えており、次作は果たして「ミッドガル・ブルース」の続投はあるのでしょうか?


◆SHINJI-coo-K(池田伸次):『ザ・シムズ4』


【リリースから10周年が経って今なお拡張DLCがリリースされる長寿ライフシム。プレイヤーの思い描いた人生を多数のシムで実現できる一種の理想郷が実現されている一作。】


今年2024年9月2日に10周年を迎えた本作。シリーズを全作プレイしているので10年前のリリース時に購入しました。ただ、前作の『ザ・シムズ3』がオープンワールドを採用しており、世界に幅広さがあり自由に遊べていたのに『ザ・シムズ4』はラビットホール形式で、自宅から別の場所に移動するのにロードが挟まる仕様になっていて、購入したのはいいものの自由度の低さから初期はあまり遊んでいませんでした。


しかしDLCを購入していくにつれ要素が増え、ラビットホール形式でも充分に楽しめるようになりました。そして幅広い種類のModをたくさん導入して遊んでみたら見事にハマってしまいました。


おもに子孫を作り家系図を伸ばすプレイをしているのですが、子育てを拡張するDLCも導入しているため、子供が増えるたび将来の計画を立てて楽しめています。DLCを購入しまくってModを入れまくると本当に時間泥棒なので、仕事に支障をきたさないようプレイをセーブしている始末です。そのうえ建築もやりやすくなっており本当に時間が奪われます。それでも楽しいのは楽しい!れっつ・ぷれい・らいふしむ!


◆くろすけ君:『Noita』


【「氷結」「感電」それから「落石」!?どんな杖でも作れる自由度高めのローグライト】



プレイ自体はここ2年ほどずっとしていたのですが、今年は特に本作にハマる年でした。


本作はローグライトなビルド構築アクションで、ダンジョン内に落ちている杖や呪文を集めて自分だけの杖を作り出すのが目的のゲームです。そして、本作最大の特徴が、「とにかくあっけない死を迎える」ことです。


他のゲームではなかなかない死に方、例えば真っ暗な場所から核爆弾を撃ち込まれたり、いきなり落ちてきた電気をまとった敵のせいで感電死など、プレイヤーの心をへし折るような死に方を何度も何度も繰り返してしまいます。


ですが、ビルドの自由度はピカイチ。オーソドックスに呪文をマシンガンのように打ち出すものから、自動追尾するビームや敵を凍らせて砕くものまで何でも作れるのが最大の魅力です。あまりにも理不尽な死を遂げることのほうが多い本作ですが、面白さは保証します。時間を盗まれてもいいという方はぜひプレイを。


◆焦生肉:『Pokémon Sleep』


【眠りの改善ができた…かはさて置きリソース管理欲とコレクター魂に火が付くのんびりやり込み作品】



今年もたくさんのゲームをプレイしましたが、1年を総括するとなるとあえてこのタイトルを挙げたくなりました。恥ずかしながら最初は「睡眠管理なぞしゃらくさい」と斜に構えて始めた『ポケスリ』でしたが、睡眠時間を軸に様々なリソース管理を求められるやり込みがいにゲームを進めるにつれ取り込まれ、生活の一部として強い存在感を放つゲームとなっています。


基本1日1度の睡眠を重要視するデザインの都合上ゲームスピードは必然的にゆっくりで、スマホゲームとは相性が悪いと自負していた筆者にも今に至るまであせらずのんびり続けられたと思えます。


時には自分がやむを得ず寝れずともポケモンだけ先に寝かしてしまう、といった睡眠管理アプリとしては本末転倒なこともありながら図鑑コンプを目指して日々爆睡中です。


◆ずんこ。:『雀魂』内ミニゲーム「青雲の志」


【国士無双13面待ち!国士無双13面待ち!点数が爆裂する麻雀系ローグライト】



本作は『雀魂』内でプレイできたミニゲームでした。このゲームは1人打ち麻雀で役を作って目標点数をクリアし、ステージ間で手に入る特殊な効果を持つ「お守り」を駆使してさらなる爆発的なスコアを叩き出す……という、明らかに『Balatro』の影響を受けたローグライトゲームでしたが、お守りの数や効果が本家にも負けず劣らずで、さまざまなビルドを試すことができました。


中でも強力だったのは「国士無双13面待ち」を中心にしたビルド。1ステージで何度も役満を出すことができ、さらに所持しているお守りが極まってくると点数がまともに表示できない(指数関数表記になる)という、とんでもないインフレが楽しめるミニゲームでした。


現在はプレイできないのが本当にもったいない……ゲーム内か、あるいは独立したアプリとして是非とも復刻をお願いしたいところです!


◆草野虹:『ゼンレスゾーンゼロ』


【数年ぶりにアクションゲームにハマった。 「流行りもの」と侮るなかれ】



いきなりだが、自分はそんなにゲームをプレイしてこなかった側だと自覚している。一般的かつ大衆的なゲームはある程度プレイはしているが、コアなゲームはそこまでプレイしてこなかったタイプ。そんな自分は『ゼンレスゾーンゼロ』にすっかり魅了された。


パソコン操作で説明すると、WASDで前後左右に動かし、右クリックで攻撃、左クリックとスペースで回避orパリィ、EかQで特殊攻撃。もっと多くのキー割り振りがされているゲームもあるが、本作はたったこれだけでアクション操作ができる。すると、キャラのスピーディな動きと効果音、エフェクティブな画面演出とともに派手に敵を倒せる。そこまでアクションゲームをしていなかったなかで「ゲームやってるオレ……!」という久々な感覚を思い出させてくれ、ワクワク心地よくさせてくれた。


ストーリーやキャラ造形など細かなところにも心惹かれた。他にもいろいろあるが文字数制限でここで終わる!


◆ハル飯田:『Stellar Blade』


【フォトモード追加で、より“じっくり”見られるようになってます】



なんだかけしからんゲームが出たらしいな?と思ってプレイし始めましたが、軽快なアクションと程よい歯ごたえ、面倒さの少ない進行でグイグイ遊べる作品でかなりハマりました。当初の“お目当て”だったビジュアルも勿論◎で、主人公イヴらの外見カスタマイズが拡張されていくのもゲームを進める大きなモチベーションに。丁寧な作りで「こういうのが良いんだよ!」って感じですね。


サントラや『NieR:Automata』とのコラボなど、クリア後もずっと楽しませてもらってます。興味はあるけど少し気恥ずかしい方は「別にキャラのビジュアルはあんま気にしてないんだけどさ、ゲームが面白いらしいんだよね」って言い訳しながらでも遊んでみてください。


◆臥待 弦:『Stellar Blade』


【初のコンシューマー、類似作の多い美少女ACTという“不安”が吹き飛んだ! SHIFT UPの底力に圧倒】



2024年も様々な名作・良作で賑わいましたが、忘れずに刻んでおきたい作品として、今回『Stellar Blade』を推させていただきます。


美少女が主人公のアクションRPGは、これまで数えきれないほどリリースされましたが、同ジャンルの代表作を丹念に研究した成果が如何なく発揮されており、アクション、グラフィック、操作感などが総じて高いレベルでまとまっていました。ものすごく悪い言い方をするならば、本作が持つ各要素は他の作品で見たこともあります。しかし単なる模倣に留まってはおらず、昇華・再構築を経て、一個のオリジナル性を生み出すに至りました。


また難易度は、一般的なアクションRPGより難しく、かといって“死にゲー”ほどではありません。「絶望を感じても、挫折はしない」という絶妙なバランス設定は見事の一言。この点こそ、本作最大の独自性かもしれません。


2周目で新たな衣装獲得&強化の上限解放と、周回に向けたサービスも手厚い『Stellar Blade』。SHIFT UP初のコンシューマータイトルは、素晴らしいスタートを切ってくれました。


◆Mr.Katoh:『Elin』


【伝説のフリーゲームの続編!リリース以来遊びすぎて睡眠不足になっています。】



伝説のフリーゲーム『Elona』の待望の続編がついに登場!ローグライクRPGというジャンルでくくるだけでは収まらないような、あまりに自由で発想力が形になるゲームプレイの楽しさに、日々の睡眠時間が確実に削られているのを感じます。ダンジョンに潜り、街を巡り、拠点を発展させ、ときにはカジノの壁を剥がしたり、寝ている人から物を盗んだりと、快適な冒険者ライフを満喫しています。SNSなどで流れてくる「どうやったらそんな発想ができるんだ!?」というスーパープレイを見るのもひとつの楽しみですね。


まだまだ早期アクセスですが、アップデートの更新量も圧倒的で、日々の進化を実感できるゲームです。今後さらにコンテンツが増えていったら果たして睡眠時間はどうなってしまうのか……!最近は「めぐりズム」などの睡眠の質を高めるアイテムを導入することで対抗しようとしています。


◆三ツ矢:『星の翼』


【可愛いメカ少女×ハイスピード2on2アクションで摂取できる独特な栄養素】



多種多様なメカ少女を操り2on2あるいは1on1で対戦するアクションゲーム。3D空間をフル活用した爽快なアクションで試合展開が目まぐるしく変わるハイスピードな戦いが繰り広げられます。要となるメカ少女は蒼炎を纏い身の丈を超えるランスを振るう高潔な騎士や、ガトリングやミサイルといった盛り沢山の兵器を搭載した元気っ娘などバラエティに富んでおり、アグレッシブな格闘戦から冷静な射撃戦まで千差万別な戦闘スタイルを楽しめます。


6月に日本語対応を実施し、11月にアニメ「フレームアームズ・ガール」とのコラボが決定、国内スマホ版もリリースされるなど着々と展開を広げている本作。爽快感と緊張感が織り交ざった独特の栄養素を摂取するために今日も戦場をのたうち回っています。


◆G.Suzuki:『ストリートファイター6』


【まさか格ゲーにここまでハマるとは】



今年は『ストリートファイター6』でした。2023年10月末から本格的にプレイし始めましたが、この1年以上を通じてアケコンのレバーとボタンを交換したり、ゲームセンターに赴いてアーケード版の店内対戦をしたり、『SF6TA』の公式対戦会に参加して知り合いが増えたりと……、対戦で負けて辛いことと同じくらい楽しいことも多かったと思います。


始めてから1年経つもマスターには到達出来ていませんが、対戦は体力を使うので自分が潰えない無理ないプレイ頻度を保ちつつ、長く遊び続けていければと思うほどです。自分が好きと思えるゲームジャンルが増える嬉しさを身をもって感じた1年でした。


◆宮崎 紘輔:『Balatro』


【いいから全人類やれ】



GOTYにも激推ししたい気持ちでしたが、とにもかくにも全人類ただちにプレイすべき一作。それ以外はありません。5分やれば分かる。


……というくらい強烈な中毒性があるので、ギャンブル依存症の恐れがある人はプレイしないようにしたほうがいいかもしれません。別にこのゲームを遊んでギャンブルにのめり込むことはないと思いますが。ゲームも賭け事もほどほどに。(2024年上半期衝撃事件に思いを馳せながら)


ちなみに、ずっとジョーカーはなんで二頭身なんだろうと思ってたら勘違いだと分かって驚いています。


◆ゆん:『HoloCure - Save the Fans!』


【ゲームをきっかけに、あなたもホロライブの世界へ!】



ホロライブの公認二次創作タイトルである『HoloCure - Save the Fans!』。本作をきっかけに、筆者はホロライブが大好きになりました。ゲーム性は『Vampire Survivors』に近いものの、プレイ可能なライバーの豊富さや、それぞれに個性的なスキルが用意されている点が魅力的。1日1ライバーずつプレイするのが習慣になり、それぞれの特徴を活かした立ち回りを試すのが楽しい体験でした。


ライバーごとにスキルの個性が重複することなく、回復によって追加効果(攻撃力が一時上昇など)が得られるライバー、直線の攻撃は苦手なものの範囲攻撃が多彩で得意なライバー、敵を寄せ付けない立ち回りが得意なライバーなど、多様な戦略が楽しめます。友人と画面を共有しながら、お互いの知識を持ち寄って、そのライバーらしさを活かしたプレイを考えるのも、このゲームの醍醐味でした。


これからホロライブに触れてみようと考えている方にもおすすめの一作です!


◆カミヤマ:『メタファー:リファンタジオ』


【すべてがかっこよすぎるんだよなぁ!】



昨年は出産でメンタルが弱っていたので、『Vampire Survivors』と『Brotato』しかプレイができなかったのですが、今年はたくさん遊べるようになりました。特にハマったのが本作!いや、すべてがかっこよすぎる!キャラのセリフは胸にグッとくるし、お経がシャウトするバトルBGMはテンション上がるし、メニュー画面は絵画みたいにおしゃれで無駄に開いちゃうし、毎日子安がしゃべるし。オールタイムベストの1本になること間違いなしの面白さです。


なお、ベビーを育てながらゴブリンをスレイヤーしまくってレベル上げに勤しんでいるため、90時間やってもクリアできていません。2025年がくるまでには……!!

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