『ポケポケ』で「トレード機能」の改善が検討中―不正防止やバランス維持を目指す一方で「気軽さを損ねている」との指摘

インサイド / 2025年2月3日 17時0分

スマホ向けカードゲーム『Pokémon Trading Card Game Pocket（ポケポケ）』の公式X（旧Twitter）は2月1日、トレード機能について改善の可能性を検討していると発表しました。

◆「一部の制約がトレードの気軽さを損ねている」との指摘

1月29日に実装された「トレード機能」は、所持しているカードを他のプレイヤーと交換できる機能です。しかし、トレードできるのはフレンド同士、ゲーム内で意思疎通をする方法がない（お互いに欲しいカードを提示できない）、交換用のアイテムが必要など、制約が多く使いにくい機能となっています。

特に意思疎通をする方法がないのが致命的で、例えば「自分はこのカードが欲しくて、このカードを交換に出せます」と提示するような方法がゲーム内にはありません。そのためリアルで連絡の取れるフレンドか、SNSを使って募集をかける方法が記事執筆時点で利用されています。

『ポケポケ』公式は、トレード機能について「必要なアイテムや制約は、BOTや複数アカウントによる不正を防ぎ、ユーザー間の公平性や収集の楽しさ、ゲームバランスを維持するために設けています」と前置きした上で、「しかし、一部の制約がトレードの気軽さを損ねているとのご指摘もあり、現在、改善の可能性について検討しております」と発表しました。

なお、交換に必要な「トレードメダル」については、イベント配布を含む複数の入手方法を提供予定としています。今後の改善でトレード機能が使いやすくなることに期待です。