ホロライブのマイクラ新サーバーが稼働!―思い出を振り返ると、そこにはさまざまな“絆”があった
インサイド / 2025年2月3日 18時0分
サーバーにインすれば、いつも誰かがいて突発コラボがはじまる。それはリスナーにとっても予期せぬご褒美であり、グループ内の横のつながりや新たなコラボ企画への発展など、ホロライブを支える大きな要素として親しまれてきました。
近年では、あまりコラボをすることがなかった湊あくあさんと兎田ぺこらさんがカブトムシ(桃鈴ねねさん作の名物建築物)の前でバッタリと出逢い、沙花叉クロヱさんを巻き込みながら大騒動を繰り広げたこともありました。
あの出来事をきっかけにあくあさんとぺこらさんは急速に距離を縮め、卒業を控えたあくあさんのために、ぺこらさんが大型コラボ企画「ホロ鯖ハードコアマイクラ」を前倒しで実施したり、『ARK』企画を実施したりするなど楽しい思い出を作りました。そして卒業直前のコラボではマイクラ内で「あくたんに見せたいもの」を披露して、涙ながらに見送ったのです。
そんなホロライブサーバーですが、現在はプレイするホロライブメンバーがほとんどおらず、ほぼ廃墟の状態。そんな中で新たなサーバーが稼働することになり注目を集めました。
はたして今度はどのような交流が生まれ、大型コラボでお祭り騒ぎが繰り広げられるのか? 本稿ではこれまでの思い出を振り返りつつ、今後の展望を語りたいと思います。
◆数々の絆が生まれたマイクラ配信
ホロライブでのマイクラの思い出は?と聞かれ、みなさんは何を思い出すでしょうか?
例えばときのそらさんの持ちネタとなった「じゃあ敵だね」は、湊あくあさんとの絡みの中で生まれました。「ホロライブレジスタンス」を名乗るあくあさんに対し、「反逆者なの?」と尋ねたそらさんがさらに「じゃあ敵だね」と畳みかけるようにツッコミを入れて笑いを誘ったのです。
天音かなたさんのアイコンとなった青いウーパールーパーも、ホロライブ内で大流行した青いウーパールーパーがきっかけでした。宝鐘マリンさんが45分で簡単に獲得する一方、かなたさんは耐久に耐久を重ねてようやく獲得。そのことは、当時ほかのメンバーのリスナーの間でも話題になっていました。
なおゲーム内の繁殖で青いウーパールーパーが誕生する確率は1/1200とのことです。
角巻わためさんが建設した遊戯施設「つのまきじゃんけん」もホロライブサーバーの名物です。施設に隣接した感想コメントのスペースには、今はもうホロライブを離れたメンバーのメッセージもあり、誰にとっても思い出深い施設となっているはず。
また大型コラボ企画も数多く実施されました。
そのひとつ、2020年から2023年にかけて毎年秋に開催された「ホロライブ大運動会」は、さくらみこさんと大神ミオさんの主催のもと、大空スバルさんがスペシャルサンクスや補佐役として大会運営をサポートした大型企画です。ホロライブインドネシア(以下、ID)やホロライブEnglish(以下、EN)のメンバーも参戦し、国内メンバー(JPメンバー)のみならず国境を越えた交流が図られました。
もともと大運動会は「グループ内の交流を活発化させたい、ホロライブの良さやメンバーの仲の良さを、もっと色々な人に知ってもらいたい」と考えたさくらみこさんが主導したもの。それはグループ内の交流にとどまらず、ホロライブメンバーそれぞれについたリスナー同士の交流も生み、内外問わずに結束を強めることになりました。
第1回大会はサーバーが重く、競技に支障をきたすほどのラグが発生していたのですが、大会が中断した時もリスナーは「ゆっくりいこう」「ええよ」と暖かいメッセージでコメント欄を埋めていたことを今でも思い出します。
そうして第1回目の大運動会は大好評のうちに閉幕し、一旦休止となる2023年までの間に全4回が実施されて数々の名場面を生みました。
事前準備の段階ではホロライブメンバーが集って楽しい作業配信をしましたし、練習日には各チームが集ってワイワイとやる姿が印象的だった大運動会。まさにホロライブにおけるマイクラ配信の良さが詰まった大型企画でした。
◆新サーバーの注目ポイントは“新人”
さてそんなマイクラ企画ですが、思い出を挙げればキリがありません。
2021年に「うさ建夏祭り」のタイトルではじまった「ホロ鯖夏祭り」は、獅白ぼたんさんが発案した大型コラボ企画です。当時、兎田ぺこらさんが社長を務めていた「兎田建設」と業務提携(というRP)して、共同主催の形で実施したことからこの企画タイトルになったそうです。
もっとも思い出深いのは、卒業を間近に控えた桐生ココさんに向けて、兎田ぺこらさんが秘密のメッセージを準備したこと。夏祭りのラストを飾る花火が打ちあがったタイミングで「THANK YOU DRAGON」のメッセージが少しずつ浮かび上がるという仕掛けがされていました。
夏祭りなのに6月に開催された本イベントは、同年7月1日に卒業を控えた桐生ココさんに合わせて実施されたもの。しかしそれで終わりではなく、2022年と2023年にも「ホロ鯖夏祭り」に改名して企画を継続。各ホロライブメンバーが建築した出店で遊ぶだけでなく、IDやENメンバーも参加して、オバケ屋敷や迷路など、日付が変わってもなお出店を楽しんでいました。
さらに2023年はギャンブル企画を実施したことでホロライブメンバーが借金地獄に。後日、猫又おかゆさんが社長を務める「泥棒建設」の主催として、借金返済企画「ねこねこあいらんど」を実施して盛り上がりました。
その企画の中で兎田ぺこらさんが人生相談をおこなったところ、桃鈴ねねさんが「コラボでなかなか会話に入れない」と悩みを相談。ぺこらさんが「もし誰もねねちの発言を拾ってなかったら、ぺこらが拾ってあげるよ」と発言し、以降、それがねねさんの心の支えのひとつになりました。
そのねねさんは現在、同じような悩みを持つ後輩に同じようなアドバイスを送り、今度は自分が助ける側になっている様子。マイクラで生まれた絆はさらなる絆へと広がっているようです。
IDやENメンバーといえば、当初はサーバーが別々で突発コラボも起こらない状況でしたが、後にサーバー間で行き来できるようゲートが設置され、自由な交流が楽しめるようになりました。
ホロライブIDのカエラ・コヴァルスキアさんが「神」と呼ばれるようになったのも、マイクラでの資材調達で頼られたり、建築の素晴らしい腕前をJPメンバーがまのあたりにしたのがきっかけです。
昨年実施された大型コラボ「ホロ鯖ハードコアマイクラ」企画では、そのエンディングでマイクラに対する熱い想いを覗かせていたカエラさん。新サーバーでもどんな活躍をするか楽しみです。
楽しみと言えば、ReGLOSSの5名は昨年の「ホロ鯖ハードコアマイクラ」が初の本格マイクラ体験でまだまだやり足りないでしょうし、加入したばかりのFLOW GLOWの5名も、先日旧ホロライブサーバーの観光をしたばかりというピカピカの新人です。
さらにENのAdventメンバーやJusticeメンバーはマイクラでJPメンバーとあまり交流したことがありませんから、そのあたりも楽しみなところ。
新サーバーのオープンは本日2月3日(月)の18時。ゼロからはじまる新たなホロライブサーバーの物語に注目です。
(C)2016 COVER Corp.
(C)2025 Mojang AB. TM Microsoft Corporation.
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