1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. ゲーム

『モンハンワイルズ』OBT1参加プレイヤーの「平均点」が大台に─期待度は高い一方、武器の調整・モンスターの逃走・最適化などに不満の声も【アンケ結果】

インサイド / 2025年2月7日 21時0分

ハンティングアクション『モンスターハンター』シリーズは、今や世界的な人気作となり、多数のプレイヤーを虜としました。そして、待望となる『モンスターハンターワイルズ』の発売日が近づきつつあり、様々な関心と興味が改めて最新作に集まっています。


また、発売に先駆けて実施した第1回オープンベータテストでも、そのプレイ体験も大きな話題となりました。絶賛する声もあれば不満点へのコメントもあり、反応はプレイヤーごとに様々です。


そこで今回は、第1回ベータテストを体験したプレイヤーから率直な意見を集め、その実態に迫るアンケート結果を発表します。プレイヤーたちがベータテストに何点をつけたのか、どんな点に満足や不満を見出したのか。多彩な意見と傾向をご覧ください。


■文句なしの「100点」が多発


まずは、第1回のベータテストで本作につけた点数をもとに、10点区切りに分けた意見などをそれぞれお届けします。


100点満点中の「100点」と答えた人も多く、票数の割合は全体の17.2%。かなり多くの人が、『モンハンワイルズ』のベータテストで良い感触を覚えた模様です。中には「120点」と答えた人もいるほど。計算上では100点超えも100点としてまとめていますが、それだけの気持ちに駆られた体験だったのでしょう。


【回答者のコメント】(一部抜粋)


・美麗なグラフィックとワールドからのシステム強化。


・今までの面倒くさい部分が色々改善されていた! 今の所100点。


・世界観は相変わらず素晴らしく、セクレトを使ったアクションもとても良かった。


・今までにないシステムがあって新鮮で楽しかった。まだ未知の情報がありそうなので楽しみ!


・拠点から狩り、狩り終わりから次の狩りがシームレスに繋がっているところ。100点満点です。


・とにかく世界がリアルに描かれてる。100点満点中120点です。


■90点台も絶賛連発


90点台は、99点から90点まで幅広く集まっています。特に「90点」と答えた人が多く、こちらの割合は全体の14.5%。クロスプレイの実現や、拠点とフィールドのシームレスな移動など、ストレスなく楽しめそうな点に期待の声が集まっています。


【回答者のコメント】(一部抜粋)


・ストーリーが気になります。もっと期待できるように今は90点にしています。


・βテストで遊べた少ない内容でめちゃくちゃ楽しかったので、本編もかなり楽しみです。武器も色々と使ってみたくなりました。


・探索行為の途中でミッション発生が自然発生するような仕様。また、特定の弾丸が無制限になったから。点数は体験版だけなら90点。


・武器の入れ替えができる。アイルーの日本語化。


・新しいシステムの試みやフィールドの変更、全ての武器への新技の追加などが良かった。不満点はあったけれども90点。


・セクレトでの移動や武器交換支給品の受け取り、スリンガーでのアイテム回収等多項目で利便性が大きく向上し、戦闘面でも旧作で不評だった傷システムがどんどん狙って使いたいものに進化したりと、新しいアクションをよりストレスフリーな環境で楽しめるようになっていそうだと感じた。


■最多回答数はずばり「80点」!


回答者がつけた点数で最も多かったのは、ダントツで「80点」でした。全体の19.3%を占めており、2割近い回答者が『モンハンワイルズ』のベータテストに好感触を覚えています。ベータテストで味わえる体験は製品版のごく一部なので、あくまで現時点での暫定評価ではありますが、期待を高める体験だったのは間違いなさそうです。


【回答者のコメント】(一部抜粋)


・集中が楽しかった。立ち回りしやすくて戦いやすい。とても楽しみ。


・自由に探検できて、クエストを何も挟まずスムーズに始められるのがよかったと思います。ただ武器バランス考えると現時点だと80点くらいかな。


・各シリーズを総合した完成度。


・セクレトのオート移動機能やその他のストレス要因となる部分が改善されているところがいいと感じた。だが現状まだまだ改善の余地がありそうなところがところどころあるため80点位かなと思う。


・グラフィックも良くゲーム内のモンスター達も生きてるような作りで、ハンターも喋るようになり比較的空気だったストーリーも楽しめるかもしれない。


・ワールドよりさらに自由度の高いマップの広大さ、モンスターがあちこちにいるのでリアルタイムでのクエスト発生、情報が分かりやすいUI。本編やアップデートの期待を込めて、今は80点とさせて頂きます。





■70点台の最多は11.7%に


70点台は75点と70点に意見が分かれましたが、この枠では「70点」が11.7%で最多に。またコメントは、不満があって減点したという意見だけでなく、ベータテストの範囲なので先がまだ分からず、様子見として70点台をつけたという人も目立ちました。


【回答者のコメント】(一部抜粋)


・今まで以上のオープンワールド感。シームレスに色々進行するのは没入感がある。100満点中だと70点くらい。まだ、やり混み要素や上位クエの存在、多数のバクに加え武器の著しい強弱バランス等が気になる。


・ガンランスの動きに重厚感が増しました。


・ストーリー上の演出が、優れており、ワクワクできる世界が構築されていたこと。点数は70点。


・マップ中にいるモンスターをクエスト化出来るようになった点や、フックスリンガーで収集のしやすさが格段に上がった点。


・砂漠以外のフィールドやもっと豪華な猫飯や既存モンスターとの戦闘が楽しみ 。現段階では70点。


・マップがシームレス。武器の2つ持ち。プレステについては、ワールド、アイスボーンとは違い、5専用ソフトでグラフィックが良い。でも、評価は75点。100点に近いソフトに発展する事を期待します。


■60点台以下だと不満が多め。この枠の最多は7.6%の「50点」。


60点以下になると、コメントも不満が占める割合が目立ってきます。期待する気持ちはあれど、ベータテストの範囲では疑問や懸念点などが拭えなかった人も一定数いた模様です。なお、60点以下だと票はまばらになり、最も多いのは「50点」の7.6%でした。


【回答者のコメント】(一部抜粋)


・期待はまだ難しいところです。PCアプデ前で画質が少し荒く、現状60点。


・キャラメイクの自由度が高く、ツイッターで多くのなりきりを見れて良かった。また、グラフィックが綺麗で、派手なエフェクトも臨場感を上げてくれた。まだβテストという点はあるが、100点中60点だった。


・60点。武器毎の操作や強さ、モンスターの動きなど、改善点も少しあるが、概ね満足。


・50点。最適化が問題。もともとコンシューマーゲームであるが故に、PCへの最適化がほとんど足りていない。オープンワールドと謳いながら、シームレス描画だけが特徴で、ほかの部分に至っては過去作のそれとほぼ同じで、オープンワールドの醍醐味を体験できなかった。


・小モンスター同士の争いや、草食モンスターの群れの行動など、生物の描写がより細かにリアルになっていた。ただ、フレームレートの低さや、ランスの仕様の改悪などの理由から、現時点では購入の見送りを検討しており、その意味で50点。


・期待値はPVが最高値だった。オープンベータテスト面白かったし絶対に購入するけど、総合的に見たら50点。


また60点未満だと、40点台はなく、そのほかは30点が2票、1点が1票ありました。傾向としては一部ですが、こちらも併せてご覧ください。


【回答者のコメント】(一部抜粋)


・モンスターのかっこよさは100点。新規モンスターをもっと出して欲しい。集中モードやその他、気になる部分が多過ぎるので30点。


・ロビーが100人になったから、救難じゃなくてロビーからクエスト受け付けてくれる人が多くなるんじゃないかと思ってる。ワールドの16人だと遠慮しちゃうところがあったので。でも救難で入ったほうが一緒にやれる率のほうが高かったりするかも。
NPCもただ突っ立ってるだけじゃないし、小型モンスターの食物連鎖の光景だったり死体が風化すると骨塚になったりとかなり細かいなと思いました。武器格差を考慮すると30点かな。


・武器調整以外全部1点。


100点満点から1点まで、ベータテストプレイヤーが付けた点数は非常に幅広く、興味深い結果となりました。また、それぞれの点数を集計して回答者の人数で割ったところ、平均点は80.468点。まだ不明な部分こそあるものの、現段階では全体的には高い点数をキープしています。


この勢いが製品版でさらに加速するのか、期待は高まるばかりです。





■『モンハンワイルズ』ベータテストでは、武器のバランス調整に不満が集中


前項は点数とそれに基づく評価でしたが、別の設問で『モンハンワイルズ』のベータテストで感じた不満点についても訊ねてみました。こちらにも様々な意見が届いており、主だった意見を大まかな項目別にまとめて紹介させていただきます。


寄せられた意見の中で特に目立ったのは、武器の調整に不満を感じたという声でした。特に「ランス」について、「使いにくい」「この仕様にがっかり」といった意見が多く、長く使い続けた愛好家から厳しい意見が集まっています。


【回答者のコメント】(一部抜粋)


・ランスのカウンターが即出せず、実質没収されていたのが残念だった。


・ランスの貯めカウンターの使いづらさ。


・以前はランスを使っていたが、カウンター突きが削除されてモンスターの攻撃を受け流しながら突き続ける立ち回りが難しくなった。


・ランスがかなり使いにくくなったこと。サンブレイク仕様で全然よかった。ジャストガード要素はランスのものだけだったのに強い武器にも配るから、ランスだけ向かい風がすごい。ジャスト回避は新しいからまだいいとして見切り切りとかいうガード性能無視した無敵カウンターがあるのがまだ許せない。


・製作陣が作り込みに力を入れている武器とそうでない武器の格差があまりに酷い。例えば太刀とランスの差。どちらも、普段使わない自分から見ても不快なレベル。


・『MHW』からランスを愛用していましたが、今作のランスの仕様にがっかりした。 今作のランスの仕様の主な不満点は、「カウンター突きの廃止&非常に使い勝手の悪い溜めカウンターの実装」「飛び込み突きの距離の短縮」「突き動作のテンポの遅さ」、上記どの点も、従来のランスの機動力を没却し、火力が高い訳ではないランスに追い討ちをかけるような改悪がされている。


また、「ランス」を含めた武器全体の格差が大きいと感じた人も多く、武器間のバランス調整に言及した意見も多く寄せられています。


【回答者のコメント】(一部抜粋)


・武器格差は相変わらずだった。改悪と思われる箇所が要所で見られた。


・武器の格差がエグい。人気武器はより快適に、それ以外は並かそれ以下に落ちぶれた感じ。


・かなりひどい武器格差というか、武器毎に開発の熱量が全く違う気がする点。武器のコンセプトが全く体現できていない武器もあれば、過剰な武器もある。作品を追うごとに「開発が推したい行動」の優位性が尖りすぎてそれを擦るだけの武器や、それに縛られて使い勝手が悪い武器が出てきているのが問題。


・武器の強い弱いの差がありすぎる。バランス調整はシリーズ通して酷いが、今回は特に酷い。調整できないなら、武器種の削除を考えた方が良いレベル。


・武器バランスに関しては人気の一部武器種(太刀や弓等)が優遇されている分、他の武器種が見劣りしがちに感じてしまった。


・武器間のバランスの悪さや狩猟パートの爽快感の無さ、サンブレイクからできることが減ったアクション。特にメインで使っていたランスはコンセプトを理解することができず、とてもつまらない武器になっていてショックを受けた。


バランス調整以外には、操作性や各武器に関する不満も複数届いています。狩りがメインのゲームだけに、その相棒となる武器は誰もが気になるところです。こうした不満の解消は、特に強く求められている点といえるでしょう。


【回答者のコメント】(一部抜粋)


・双剣の抜刀時の移動速度が遅すぎる。


・操虫棍のコントローラーの操作がキツすぎる。慣れればある程度できるが、指の負担がキツイ。


・狩猟笛の響玉が使いにくく、機動力も低くなったのが残念なポイント。この点が無ければメイン武器になったかもしれない。


・ロマン武器や癖のある武器を悪い意味で「使いやすくする」のは古参から嫌がられそう。例えば弓の導きの矢は少し下方修正した方がいいかと。


・モンスターを攻撃する際のSEが軽く、肉を断っている感じがあまりせず、爽快感が足りない。


・ヒットストップもなくヒットエフェクト、SEも物足りないから爽快感が薄い。例えば、大剣の溜め切りを地面に打つとポスッといった音が鳴るのが虚しい。


・開発側が新要素の集中等を使わせたいが故に、各武器毎の長所だった特徴を弱体化させて、新要素一辺倒なアクションになりそうなところ。





■モンスター関連では、移動や逃げる頻度に疑問の声


従来の本編と比べるまでもなく、オープンベータで戦えるモンスターの種類はほんの一握りでした。そのためか、モンスターの強さや種類に対する不満の声は、テスト段階ではほとんど寄せられていません。


ただし、モンスターが移動や逃走の頻度が頻繁だと感じたハンターが多く、戦闘のテンポが削がれたり、エリア移動に時間がかかるといった不満が頻出しています。


【回答者のコメント】(一部抜粋)


・戦ってる時、モンスターの無駄にエリア移動が多すぎて、追いかけるのに時間がかかってしまう


・モンスターが瞬間移動する。


・モンスターの移動多すぎ。セクレトを呼んでから来るまでが遅い。地形が鬱陶しい。モンスターがあんまかっこよくない。


・モンスターの移動が早い上にフィールドが広く、追跡や接敵までの時間が長く感じた。


・システムや面白さ、グラフィックは過去作を超えると感じたが攻撃の重厚感や大型モンスターのエリア移動距離の長さが少し気になった。


■ゲームシステムへの不満は、分かりづらさからオンラインプレイへの懸念まで


武器やモンスターに対する不満は、特定の問題に集中する傾向にありました。一方で、ゲームシステムに関する意見は多岐にわたっており、人によって意見は千差万別に分かれています。


【回答者のコメント】(一部抜粋)


・クエストなど何をしたら良いのかわからない。


・マップ画面がちょっと見えづらい。地上・高所・地下と分かれているのに、アイテム表記が全て出てしまっていて、どこがどこだか……となってしまう。


・地図画面を開いたときに目的地を見失いやすいので、オプションで地図画面を固定できるようにしてほしい。


・フレンドを呼ぶ際の手順がよくわからなかった。


・ハンターの動きが遅く、モッサリとした印象を受けた。


・頑張って作ったキャラの顔が強張って、綺麗な顔が崩れやすいのが難点。


・グラフィックの悪さと環境利用がわかりにくい。


・簡易キャンプの仕様は、従来の固定型の方が使いやすいと感じた。


・明るい場所の彩度が高すぎる。目が疲れるし頭が痛い。


・ワールド以上にオンラインプレイを強要するような雰囲気を感じた。ソロ、もしくはリアルの家族友人同士でしか遊ばない人間なので、オンラインが実質必須になればなるほど十全に楽しめないのかも?と思って購入意欲は薄れていく。


・傷の取り合い等、オンラインのマナーに戦い方が大きく関わりそう。


■最適化問題など、PC方面からの不満も


近年のシリーズ作は、後にPC向けの展開も行われてきましたが、今回はコンシューマーだけでなくPC版も同時に発売されます。そのためPCユーザーからも大きな関心を集めていますが、最適化や要求スペックなどいくつもの不満が寄せられました。


【回答者のコメント】(一部抜粋)


・最高スペックPCで試したがグラフィックにカクツキを感じた。


・最適化不足。仮に売れても快適にプレイできないので、高評価はつけられない。


・PCでベータに参加。操作はパッド。個人的な環境の問題と思われるが、一部のUIが非常に小さかった。(UIの設定は大表示でも小さい)。


・PCのせいか分かりませんが、画面がたまにカクツク事がある。


・PS5ではさほど問題なし。ただし、SteamDeckでの画質及び各種動きに関して、改善して貰いたい。


・設定時に言葉の説明が欲しい。パソコンに慣れていない人には訳が分からない。PS5に乗り換えようか悩んでいます。


・PCの必要スペックが異常に高い。120FPS以上出すためのハードルが高い。


・要求スペックが高すぎて、持っているパソコンでプレイができない。


・ポータブルゲーミングPCだとかなり厳しい。低スペック用の設定が欲しい。


・要求スペックは高いが、本当にそれを活かしているのか(必要なのか)はテストでは分からなかった。




こうした不満点のほかにも、3D酔いへの懸念、自動移動時のセクレトが遅いこと、相殺タイミングの難しさ、様々なバグなど、参加者たちが不満に感じた点は少なくありません。


ユーザーからのフィードバックを既に受けているカプコンは、製品版に向けた調整内容やオープンベータテストからの変更点を動画で綴っています。


ただし、修正および変更は製品版への反映を予定しており、第2回オープンベータテスト(2025年2月7日~2025年2月10日と2025年2月14日~2025年2月17日にかけて開催)には反映されません。ユーザーの不満は、製品版や以降のアップデートで改善されるのか。今後の展開にも注目が集まることでしょう。


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください