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【インサイトナウ編集長対談】楽しくなるようにルールを自分で作ればいい。「ゆるスポーツ」を通じて、人生を楽しんでほしい/INSIGHT NOW! 編集部

INSIGHT NOW! / 2024年4月1日 11時0分

【インサイトナウ編集長対談】楽しくなるようにルールを自分で作ればいい。「ゆるスポーツ」を通じて、人生を楽しんでほしい/INSIGHT NOW! 編集部

INSIGHT NOW! 編集部 / インサイトナウ株式会社

お相手:萩原拓也様
世界ゆるスポーツ協会 GENERAL SECRETARY

「楽しい下剋上」が起こる、ゆるスポーツ

猪口 本日は世界ゆるスポーツ協会の萩原さんにお越しいただきました。ゆるスポーツとはどのようなもので、現在競技はどれくらいあるのでしょうか。世界ゆるスポーツ協会を設立した経緯をお話しいただけますか。


萩原 ゆるスポーツは年齢・性別・運動神経に関わらず、誰もが楽しめる新しいスポーツです。超高齢社会でスポーツ弱者が多い日本だからこそ生み出せるみんなのスポーツで、勝ったら嬉しい、負けても楽しく、多様な楽しみ方が用意されています。現在ホームページ上に出しているものを含めて約40競技がありますが、これまで実際に作ってきたスポーツは100競技以上になります。

スポーツには間口が狭い部分があります。例えば、経験者でないとできない、障害がある人にはできない、子どもにはできないなど、間口が狭い部分がけっこうある。一方でスポーツ自体のコンテンツとしての価値は大きくて、まず実際にスポーツをすることで健康になります。これは医学的な健康という意味で、身体的に健康になり、精神的にも健康になるので、ストレス発散になったり、気晴らしになったりします。また、コミュニティや新しい人たちとのつながりを作るという点からもスポーツ自体は有用なものです。

ところが、スポーツ庁が行った運動実施率の調査によると、現在スポーツをする人や好きな人は成人では半数程度です。これはもったいないと思って調べてみると、やらない人には大きく分けて3つの理由がありました。まずは身体的に、お年寄りだから、障害があるから、妊婦だから、病気だからなど。あとは物理的に、友達がいない、やれる施設がないなど。一番大きいのは精神的な理由で、スポーツが嫌い、嫌いではないけど見るほうがいい、昔部活で散々やったから今さらいいやという人もいます。そのような積極的な理由はないけど、スポーツをする時間があったら家でネットフリックスを見るほうがいいという人もいます。

これは非常にもったいないことです。こういった人たちも含めて、もちろんスポーツを好きな人や今やっている人たちも含めて、みんなができるスポーツを作ってみようと9年前にこの活動を始めました。初期には自発的にたくさんのスポーツを作ってきましたし、最近は企業や自治体から依頼を受けて作るケースも増えています。例えばこういった製品、こういった技術を利用したい、こういった人を対象にしたスポーツを作ってほしいといった依頼です。

猪口 ゆるスポーツとお聞きして、うまい人や強い人が負けてしまう、初心者でも優勝してしまうようなイメージを持ったのですが、ゆるスポーツの定義はありますか。

萩原 世界ゆるスポーツ協会では「ゆるスポーツの5LINES」という基準を設けています。

1. 老若男女健障、だれでも楽しめる。

2. 勝ったら嬉しい。負けても楽しい。

3. プレイヤーも観客も笑える。

4. ビジュアルと名前が面白い。

5. 社会課題からスタートしている。

一つ目が、年齢、性別、運動神経、運動経験にかかわらず、誰もが楽しめるものです。

二つ目が、勝ったら嬉しい、負けても楽しい。勝ち負けはきちんとつけます。ゆるスポーツというと全員が一等賞のようなゆとり教育時の運動会を想像される方もいると思いますが、そういうものとは違い、きちんと勝ち負けをつけます。スポーツは勝ち負けがあるから楽しいし、頑張れる。勝ち負けなしにしてみんな勝つというのは、スポーツのもつ楽しさの一面を損なっていると感じます。それで、猪口さんがおっしゃったように運動が苦手な人、嫌いな人が、ハンデがなくても勝てる可能性があるようなルール設計をしています。ハンデは与えませんが、サッカーでもバスケでもラグビーでも、経験者と未経験者の差が縮まるような設計をして、未経験者でも勝ってしまう可能性がある。これを「楽しい下剋上」と言っているのですが、こういった可能性が出るように意識しています。

猪口 なるほど。勝つ可能性があるということですね。

萩原 三つ目は、プレイヤーも観客も笑えること。われわれはsmileとlaughを明確に分けて考えています。ゆるスポーツのイベントでは「笑顔でスポーツしましょう」というポスターがよく見られますが、僕は「笑顔はやめよう」と言っています。笑顔ではなく「笑い」がいい。声を出して笑ってほしい。チンパンジーでもsmileとlaughを区別しているそうです。laughは感情の爆発で、すごく面白いとか自分が気持ちいい時にするもの。Smileは他者との間に緊張状態があるときにそれを緩和するためにおこなわれるもの。われわれはどちらかというとsmileよりもlaughで終わって欲しいので、笑顔ではなく「笑い」という意思表示をしています。

四つ目は、シェアしたくなる名前とルール、ビジュアル。昨今、情報の拡散ではマスメディアよりSNSが強くなってきて、一般の人の発信力がより強まっています。そのスポーツを見たり、やったりした人たちが発信したくなるようなものでないと継続性がなく、広がっていきません。見た目、名前が面白いもの、人に共有したくなるようなものを意識しています。

五つ目は、社会課題からスタートしている、もしくは社会課題の解決につながるというところですが、これはあまり意識しすぎないように気をつけています。なぜかというと、例えば保健費の削減につながったり、コミュニケーション不足を防いだり、スポーツをすること自体に良い効能がたくさんあるからです。ただ、今の時代はやっていることがソーシャルグッドで、それを見た人にソーシャルグッドであると捉えていただくことにより、理念や活動に共感をしてもらえたり、考えを広く拡げてことに繋がります。それをすることで誰かにとってより良い世界、より良い社会に変わっていく。ゆるスポーツもこれをつねに意識するために、ルールの5つ目として入れています。

「勝ち負け」があるから頑張れる

猪口 素晴らしいですね。萩原さんの個人的なおすすめでもかまいませんので、今の5つのポリシーを入れ込んだ、ゆるスポーツの真髄といえるようなスポーツがあったら教えてください。

萩原 最近だと「フェイスマッチ」が良いものに仕上がったと思います。「フェイスマッチ」は顔の表情で戦う対戦型ゆるスポーツです。画面の上から落ちてくる顔のイラストに、自分の顔を重ねて同じ表情をすると得点が入ります。5LINESを満たしていて、小さな子どもと大人がやっても子どもが勝つ可能性があって、表情をいろいろ使うので勝っても負けても楽しい。見た目もすごく楽しいし笑えます。(https://yurusports.com/sports/futurelab/facematch

この競技はパナソニックコネクトさんと一緒に作りました。パナソニックコネクトさんの顔表情推定技術を利用して、笑っている顔なのか、怒っている顔なのか、泣いている顔なのか、驚いている顔なのかを解析しています。企業の技術を利用してより多くの人に知ってもらう機会になったことも、私としては良かった点だと思っています。意外と運動量もあるんですよ。


猪口 これは面白いですね。よく思いつきますね。

萩原 こんなことばかり考えています(笑)

猪口 「ゆるスポヘルスケア」というプロジェクトもあるのですね。まさにソーシャルグットにも貢献しそうです。

萩原 大事なのは解決策の事例の一つとして提示することだと思っていかす。例えば、お年寄りが動いてくれない、運動してくれないという場合、お年寄りは勝ち負けがつくとすごく頑張るのです。勝負するものを決めて、対戦表を貼って、毎月その結果を記録して、優勝者を発表して、優勝者には賞品を出す。それでお年寄りの積極度は俄然変わってきます。競い合う部分をそんなふうに生かすことを一つの解決案として提示したいと思って、「ゆるスポヘルスケア」を立ち上げました。

例えば、「トントンボイス相撲」は、声でプレイするトントン相撲です。プレイヤーの「トントン」という声に合わせてステージが振動し、紙相撲力士を動かすことができます。声を出すことで、高齢者に必要な「喉のリハビリ」になるスポーツです。「声を出そうね」ではなく、「声を出すことで動く力士で勝負しましょう」と言う。要は工夫次第なのです。目的のものを目的のまま言ってもやってくれない場合がある一方で、それを手段として使うような提案をすればやってもらえる可能性があります。このことも一つの事例として紹介できたらいいなと思って、いろいろな競技を作っています。

「トントンボイス相撲」のおもちゃ版をバンダイさんが作ってくれたので、老人ホームにそれを買ってもらっています。お年寄り向けのレクリエーションプログラムで、昔のニュースに音をつけながらその音源に合わせていろいろな動きをする競技もあるので、そういうものを見てもらいながら、自分たちなりのやり方でスポーツをどんどん取り入れてもらえるといいですね。

猪口 たしかにスコアボードがないと真剣味が出ないと言いますか、自分が今どういう状況なのか、勝っているのか負けているのかが分からないと何も分からないので、分かりやすいスコアボードを付けることはとても大事です。野球でもサッカーでも、スコアボードがない試合は想像できません。特に年配の方々のほうが、ハングリー精神があって積極的なのかもしれませんね。

萩原 年配の方のほうが勝ち負けを言いますね。

猪口 勝ち負けと言えば、僕の子どもが小さい頃には順位をつけない運動会がありました。

萩原 頑張らないですよね。スポーツをしてもどうせ負けちゃうから嫌だと言う子がいたとして、勝ち負けがつくからだめなのかというとそうじゃない。身体能力や経験の差にやって工夫や努力をしても負けてしまうようなスポーツのルールを変えたらいいい。勝ち負けが悪いわけではなく、その子が勝てるような、その子に合ったスポーツがあったらいい。運動が苦手で経験がなくても勝てる可能性があれば、その子だってきっと楽しいはずです。勝ち負けをなくしてしまうと普段勝っている子たちも楽しくなくなるし、それで負けている子たちが勝っても褒めてもらえるわけではない。どう見ても相手に負けているのに、「みんな同点でみんな優勝です」と言われても、逆に恥ずかしい気持ちになりますよね。

企業も研修として取り入れる

猪口 企業がゆるスポーツを取り入れるとどのようなメリットがありますか。

萩原 まずチームビルディングで、ゆるスポーツをすることで仲良くなります。部署ごとにチームを組むケース、全然知らない部署の人たちとチームを作るケースなど、さまざまなパターンがあります。最近は新卒の研修で使っていただく機会も増えています。企業によっては数週間缶詰めになって新卒研修をする中で、ストレスも溜まっていくし、同期の人たちと喋るのはその会社の課題のようなことばかりになってしまう。そこで、息抜きや仲良くなってもらうという意図で導入していただいています。

ほかにも面白い使われ方があって、例えばマネジメント層の研修にゆるスポーツを取り入れていただくケースもあります。みんなやったことがないスポーツなので、どうやったら勝てるのか誰も分かりません。その状況の中でマネージャー同士が話し合って、より勝てる戦略を選択できるか、議論できるか、みんなの意見を取り入れられるかを考えます。業務ロープレイに近いところがあるため、研修として導入していただいています。

ゆるスポーツの体験だけではなく、ゆるスポーツを作るワークショップを新卒研修や学校の授業ですることもあります。チームビルディングやディスカッションの仕方を学ぶのと、クリエイティビティを身につけるのが目的です。クリエイティブとは言ってしまえばロジカルシンキングの延長です。0から1を作るのがクリエイティブだと言われていますが、そんなことは世の中にほとんどありません。クリエイティブと言われるものも、何かしらを組み合わせて作っています。ポスターやキャッチコピーを作ろうとするとそれぞれの知識の差が大きく出ますが、スポーツの場合は皆さんある程度馴染みもあって、それほど大きく知識の差が出ません。今までにないものを作ることで議論が盛んになり、活発になります。

猪口 たしかにゆるスポーツで勝つ戦略を作るのは、既存のヒエラルキーには関係ありませんね。ソフトボール大会やボーリング大会ではやっぱりやっていた人がリーダーになっていきますし、そこでランクがついてしまいますけど、ゆるスポーツでは関係ない。

萩原 そうなんです、ゆるスポーツはみんなゼロから始まるので。もちろんその中でスポーツ経験者は習熟が早かったり多少はありますが、皆がゼロから始めて、そこの中で試行錯誤していくというプロセスは、他のスポーツイベントやロールプレイとは異なるところだと思います。

猪口 人事教育の場合はアクティビティと言われるゲームを取り入れることが多いですが、ゆるスポーツでは考えるのですね。どのようなものがあるか考えて作り出していくというのは今までほとんどないですし、とてもいいですね。

「ゆるスポーツを作る」というワークは、ビジネスにも大きく役立ちそうです。

萩原 けっきょくスポーツはロールプレイなんです。プロのスポーツは違いますが、体育でやるスポーツも研修でやるスポーツも一つのロールプレイで、こうやったら勝てる、こうやったら皆で楽しくできるというような、その状況の中で得たいろいろな知見を他の生活に生かすものだと思うのです。スポーツをすれば健康になりますが、一方でスポーツがないと死ぬという人もいないわけで、だからこそスポーツで得たもの、スポーツの良さをいかに他の部分に展開していくかがすごく重要です。

猪口 世界ゆるスポーツ協会としても、やみくもにスポーツの種類を増やすのではなく、今おっしゃったマインドが大事なわけですね。

萩原 おっしゃるとおりです。よく聞かれるのが「ゆるスポーツの目的は何ですか」という質問です。ゆるリンピックを開くことですか、オリンピック種目になることですかと。それはまったくありません。今おっしゃっていただいたように、やみくもに種類を増やすことでもない。ゆるスポーツというのはそれを考えた人がオーダーメイドできます。スポーツをやりたいけどできない人がいるなら、その人の分のスポーツを作ればいい。ただ、われわれが世界中のすべての人のスポーツを作るのは現実的でないので、「自分たちができないことや楽しくないことがあったら、それは作れるんだよ、自分たちでどんどん考えていいんだよ」と発信していきたいですね。

まずはスポーツを作って、ゆくゆくはそれだけでなく、例えば会社の嫌なルール、最近だとブラック校則だって作り替えてもいい。学校の校則も、別の言い方に変えてみればみんな守るのではないかと考えるようになってほしい。ルールは必要だけど、ルールの言い方もとても大事です。頭ごなしに周りが理解できないようなルールを人に押し付けても、やっぱりみんな守れません。それなりに必要な部分もあるし、ルールがあることでより過ごしやすくなる、楽しくなることもたくさんあると思うので、ゆるスポーツを参考にルール作りでいろいろなことを考えていただいて、生活をより良くして、楽にできたらいいなという思いがあります。

猪口 実際、世界のトップスポーツのルールも時代と共に変わっています。バスケットボールも昔は3ポイントのルールがなかったのが、ルールができてからは、体が小さくても遠くから打てる選手が増えたことでとても面白くなりました。

萩原 バスケでは、3ポイントの解釈の変化がプレイヤーの間口を広げましたね。

猪口 そのような感覚でゆるスポーツを作れたら楽しいです。萩原さんはそれを毎日考えているわけですね。

萩原 僕は基本的に楽しくないことはしないようにしています。小学校に行って話す機会があるのですが、そこでは自分をモデルケースの一つだと思って話しています。楽しくないことは絶対にしないというポリシーでやってきて、それでどうにか生活できている。それができるのは、周りにあるルールの解釈を自分の中でより良く、より過ごしやすいように変えてきたから、工夫してきたからです。生きるためのツールで、メソッドとしてゆるくする。解釈を変えたりルールを変えたりすることが重要だということを伝えていきたいです。

猪口 今までのスポーツにはない、「考え方を変える面白さ」というのはすごく良いメッセージですね。

萩原 ドッジボールのルールを変えてみたり、ボールをラグビーボールにしてみたり、小学校の時には皆そういうことをやっているはずです。ところがプレイではなく余白という意味での遊びの部分がだんだん減ってきてしまって、それが生きづらくする要因になっているのだと思います。

「ゆる」という言葉を大事にしたい

萩原 私たちは、「ゆる」という言葉もとても大事にしています。海外でも「YURU SPORTS」といっているのですが、「ゆる」というのは曖昧な言葉です。良い意味もあれば悪い意味もある。良い意味では楽しそう、親しみやすそう、カワイイという意味もあって、悪い意味では適当そう、雑そうという意味もある。

僕は言葉の多面性がすごく大事だと思っています。ここ最近「ダイバーシティ」は市民権を得て認められていますが、「多面性」は認められない世の中になっているような気がします。人には悪い面もあれば良い面もあって、イライラした時には嫌な面が出るかもしれないし、充実している時には良い面が出るかもしれない。そういうものなのに、一つを見て、この人は全部良い人、この人は全部悪い人と断じてしまう。そうした決めつけがあって、多面性に対して許容されていない時代だと強く感じます。企業、ブランド、商品に対しても、そして人に対しても多面性が認められていないなと。

僕は、日本語は多面性の言葉だと思っています。京都の「いけず」のように、一つの言葉で同じことを言っても、どのように言うか、いつ言うかで、捉えられ方や意味がまったく変わってくる。「ゆる」という言葉も多面性があるからこそ、一つの日本の良さとして、その多面性も含めて海外に伝えたいですね。多面性が許容されて、いろいろな見方を考えられるのが日本文化の良さだと思うので、「世界ゆるスポーツ協会」は英語にしても「WORLD YURU SPORTS ASSOCIATION」で、「ゆる」という言葉を大事にしています。

猪口 「ゆる」をあえて英語で言うと何になるのでしょうね。

萩原 以前調べて、pop、cute、roughなどいろいろあったのですが、僕が一番好きなのはflexibleです。いろいろな形に変えることができる。

猪口 逆に、ゆるスポーツを楽しむ人が「ゆる」の意味を自分で決めればいいですよね。

萩原 そうです。いろいろな捉え方ができることに意味があると思うし、ゆるスポーツ自体もいろいろな題材のいろいろな面を捉えて作っています。例えば「イモムシラグビー」「ゾンビサッカー」「うんちスポーツ」の「イモムシ」「ゾンビ」「うんち」はどれもネガティブな意味じゃないですか(笑) でもそれを組み合わせることによって、「イモムシラグビー」は楽しそうだし、「ゾンビサッカー」も何それ?とワクワクするし、「うんちスポーツ」も汚らしい感じはありません。そんなふうに言葉にいろいろな面があるのはすごく面白いところだと思うんです。

猪口 企業は絶対にやるべきですね。ゆるスポーツが浸透していけばもっと余裕のある人生を送れるような気がします。ホームページから問い合わせをすればいいですか。

萩原 大丈夫です。イベントや研修などいろいろご用意していますので、楽しんでいただけるといいなと思います。

猪口 主催イベントというのはどのようなイベントなのですか。

萩原 「ゆるスポーツランド」といって、今年は5月11日に錦糸町のマルイの上にあるすみだ産業会館で開催します。入場料を払えば一般参加もできます。全部で20競技ぐらいあって、一人ひとりがしっかり体験して楽しめるイベントです。

猪口  こうした機会に、ゆるスポーツに触れることができれば、スポーツの捉え方が本当に変わってきそうです。今日はどうもありがとうございました。

世界ゆるスポーツ協会 https://yurusports.com/




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