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タイム・マーケットと腸内細菌/大川 耕平

INSIGHT NOW! / 2015年12月18日 8時26分

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大川 耕平 / 株式会社スポルツ

ちょっと前のことですが、アサヒ飲料がワンダモーニングショット朝専用コーヒーを発売して物凄い人気商品となったことがあります。ご記憶の方も多いかと思います。

この時、使用時間を規定することによってその商品価値を際立たせたマーケティング戦略が新鮮に思えたしマーケットもそれを歓迎しヒットとなりました

商品・サービスの使用時間にフォーカスするマーケティングにとても可能性を感じるのです。

最近は街に溢れ気味な表現、朝穫れ・・・・・(野菜・魚・果物、等)も本日の朝に穫ってきたから新鮮ですよ!というアプローチで支持を得ようとしています

昨今の健康ビジネスの注目する動向のひとつに腸内環境(腸内細菌フローラ)があります。

腸内細菌のバランスが人間の健康に極めてリアルに関係していることが明確になってきてプロバイオティクスプレバイオティクス商品が注目されています。

そしてこの腸内環境を最適化するには腸内活動が活性化するタイミングで腸内に適正な摂取された食物が送り込まれることが望ましいとされています

その食事のタイミングは?

それは昼なんだそうです。

多くのビジネスパーソンにとって平日の昼食は外食でありとてもコントロールしにくいともみられています。

でも、コントロールしにくいタイミングでの食事が腸内環境に影響力も持っているということなのです

1週間は1日3食として21食あります。

平日の昼食は5食ですから1週間の中で23.8%のウェイトを占めます

1週間で食事のバランスを整えることを前提に考えた場合この平日の23.8%の質にフォーカスしたタイム・マーケットが浮かび上がってきませんか?

腸内環境を整える効果が期待で切るタイム・マーケットとしてのランチにフォーカスしたヘルスケアビジネスに可能性を感じませんか??

そして、腸内環境周辺のエビデンスは機能性表示食品制度の展開からきっとどんどん明らかになり情報共有されていくはずですし、この腸内細菌パフォーマンス領域へのアプローチ参入もきっと2016年から加速するはずです。

ぜひ、注目してください!!

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