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年末年始に読みたい 2015年発売の人事・経営者向け書籍(ほぼ)まとめ/HRレビュー 編集部

INSIGHT NOW! / 2015年12月16日 14時19分


        年末年始に読みたい 2015年発売の人事・経営者向け書籍(ほぼ)まとめ/HRレビュー 編集部

HRレビュー 編集部 / 株式会社ビズリーチ

※カテゴリーごとに書籍タイトルのアルファベット順・五十音順で掲載しています。

※画像は紀伊國屋書店より出典しております。

※画像をクリックすると紀伊國屋書店オンラインストアのクリックした書籍ページに移動します。

HRレビュー編集部おすすめ


ALLIANCE アライアンス――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用

著:リード・ホフマン、ベン・カスノーカ、クリス・イェ

出版社:ダイヤモンド社

発売日:2015年7月

PayPalの創業に携わりLinkedInの創業者でもあるリード・ホフマン氏を含む著者らが、変化に対応する組織における新たな雇用の在り方を提唱する一冊。従来の終身雇用だけでは組織と企業体の維持が困難になってきた現在、注目を集めているのがシリコンバレーで実践されている「アライアンス」という雇用形態。人は企業とではなく仕事と契約し、かつ企業とも継続的に信頼で結びつく、パートナーシップ関係を築こうと主張しています。

日本では出版社がこの雇用形態を積極的に取り入れており、雑誌の月号ごと、プロジェクトごとにプロフェッショナルを集めて、離合集散しながら企画制作を進めるのが一般的になりつつあります。はたして日本では、そのほかの業界にまで、この「アライアンス」の考え方が浸透するでしょうか? 企業と個人の新しい関係性、働き方の可能性を模索するにあたって、まさしくいま必読の書といえるでしょう。

ワーク・ルールズ!――君の生き方とリーダーシップを変える

著:ラズロ・ボック

出版社:東洋経済新報社

発売日:2015年7月

著者であるラズロ・ボック氏は2006年にGoogleへ入社。同社の従業員が6,000人から6万人に増えていく過程で、Googleの人事システムを設計・進化させてきた責任者です。世界各国で「最も働きたい会社」「地上で最も人気のある職場」として認められるGoogleは、どのような方法で人を選び、どのような機会を与え、どのように社員を評価し、そしてモチベーションを最大に保っているのか。「自分より優秀な人だけを雇う」「採用活動を全社員の仕事の一部にする」「(最高の人材を採用するには)求める人材の質の基準を高く設定する」など、人材採用における同社の実証的なファインディングを、惜しげもなく公開しています。

自社の採用に行き詰まりを感じているあらゆる人事・採用担当者、経営者にとって、この本は必携といっても過言ではないでしょう。


採用


時代を勝ち抜く人材採用

著:武井 繁、米田 光宏

出版社:ダイヤモンド社

発売日:2015年7月

外部環境の劇的な変化により、企業の採用活動がますます厳しくなるなか、「勝ち組企業」になるためにはどのような採用戦略をとれば良いのか、セブン-イレブン・ジャパン、ミキハウス、テン コーポレーションなどの事例と共に紹介しています。採用コスト削減と採用数増加という背反する二つの課題の同時解決を実現するためのノウハウが詰まった一冊。

社長・人事・総務のための新しい採用活動(サイカツ)の本

著:牧 伸英

出版社:ダイヤモンド社

発売日:2015年10月

これからは「受け身の採用」ではなく、「攻めの採用」! 中小企業が良い人材だけを採用するためにはどうすべきか。全国初の「採用面接士資格」を立ち上げた著者が、面接する側にも技術が必要という思いから、今の時代に合った新しい採用の技術を紹介します。

女性活躍 最強の戦略

著:小室 淑恵

出版社:日経BP社

発売日:2015年12月

少子高齢化と労働人口の減少に直面する日本。今後到来するであろう、誰もが家族の介護に直面する「介護時代」には、時間的に制約を抱える社員が増えることが予想されます。そのため、企業には生産性の高い働き方ができ、誰もが定時に退社できる職場をつくることが求められるでしょう。本書では過去900社以上のコンサルティング経験を持つ著者が、企業の「女性活躍」と「長時間労働の削減」の方法を3社の事例とともに紹介します。

すぐに使える! 事例でわかる! 外国人雇用 実戦ガイド

著:佐野 誠、宮川 真史 、 野口 勝哉 、 西澤 毅

出版社:レクシスネクシス・ジャパン

発売日:2015年5月

外国人雇用を成功させるための“キーワード”は7つ、「入管業務」「在留資格」「研修・技能実習制度」「募集・採用」「人事労務」「労働保険・社会保険」「税務」です。本書では、その手続き・実務、「高度外国人材」の活用促進、永住権取得要件緩和等への対応など、豊富な他社事例を通して、企業の目線で分かりやすく解説しています。※2015年改正入管法に対応しています。

「履修履歴」面接――導入、質問、評価のすべて

著:辻 太一朗

出版社:東洋経済新報社

発売日:2015年12月

リクルートの人事部を経て企業の採用コンサルタントとして活躍し、大学教育と企業採用の連携を支援する企業の代表取締役を務めるなど、「就職」に関わるフィールドで精力的に活動している著者が、成績表を活用する新しい採用手法を紹介。単なる「成績重視」に陥ることなく、学生の内面に迫る面接手法を解説しています。本書で紹介されている面接手法、「履修履歴」面接では「低モチベーション化での行動特性やセルフモチベーション能力」「適応力」「責任感」など、ビジネスに必須の素養が分かります。


人材育成/マネジメント


人事よ、ススメ! ――先進的な企業の「学び」を描く「ラーニングイノベーション論」の12講

著:中原 淳、松尾 睦、難波 克己、守島 基博、久保田 美紀、アキレス 美知子、金井 壽宏、他

出版社:碩学舎

発売日:2015年3月

編著者の中原淳氏が主任講師を務める、「人材開発の専門知識・スキル」を学ぶことを目的にした慶應丸の内シティキャンパスの大人気講義「ラーニングイノベーション論」の書籍化。この講義は、企業の人事・人材開発担当者が、半年のセッションを通して「人材開発の基礎理論・知識・事例」を学び、最後にそれらを生かして、自社の「人材開発のあり方」を改善する提案を行う、アクションラーニング型の授業が特徴で、毎回それぞれの領域で活躍する研究者、実務家を招き、最先端の講義や実習が行われています。

図解 ストレスチェック実施・活用ガイド

著:植田 健太

出版社:中央経済社

発売日:2015年10月

2015年12月から義務化されたストレスチェック制度。その実務と活用、メンタルヘルス対策を社労士・臨床心理士である著者が紹介。ストレスチェック制度への対応、メンタルヘルス対策への生かし方が図解で分かりやすく解説された、人事・医療関係者向けの一冊。会社で起こりがちなメンタルヘルストラブルへの対処法なども掲載されています。

ストレスチェックを実施するなら、「診断書」を読み解く力をつけろ

著:夏目 誠

出版社:社会保険出版社

発売日:2015年10月

40年にわたり、現場の精神科医として患者に接し、さらに10社に及ぶ企業の産業医として職場のストレスと向き合いながら、厚生労働省や人事院の委員等を通じて職場のメンタルヘルス向上に力を注いできた著者が、診断書を読み解くための知識とポイントを説明し、職場復帰対応の落とし穴などを、事例をあげて解説します。経営者や人事・総務、労務管理、産業保健関係者向けの一冊。

世界最強人事 グローバル競争で勝つ 日本発・人材マネジメント

著:南 和気

出版社:幻冬舎メディアコンサルティング

発売日:2015年10月

自社の歴史や文化を大切にし、また日本人の強みを生かしながらも、世界水準の人事の方法論を導入し、成功している日本企業があります。本書では、その中の8社の人事部門キーパーソンに加え、グローバル人事、戦略人事の世界的な第一人者である一橋大学大学院教授・守島基博氏へのインタビューも収め、実践に即したグローバル人事の具体的なあり方について紹介しています。

ダイバーシティマネジメントの実践-豊富な事例で学ぶ、多様な雇用の実際

著:東京都社会保険労務士会

出版社:労働新聞社

発売日:2015年3月

就労人口が減少していくなか、企業は年齢・国籍の違いなどの個性を受け入れたり、育児・介護休業制度の活用や、病気などの困難があっても力を発揮してもらうための職場環境整備など、雇用の多様化(ダイバーシティ)に対応していかなければなりません。本書は、各労働者層への対応事例などが掲載された、人事労務担当者はもちろん、労働者の方々にも今後の働き方を考えるための参考となる一冊です。

正しい目標管理の進め方――成果主義人事を乗り越える職場主義のMBO

著:中嶋 哲夫

出版社:東洋経済新報社

発売日:2015年1月

本来「目標管理制度」とは、良い職場と良いチームワークをつくることによって、個々人のやる気と能力、成果を高めることを目的とした人事評価制度です。しかしたとえ優れた人事評価制度であっても、人事担当者が正しく理解していないと、社員を締め付けるノルマ主義の制度となりやすく、社員のやる気を低下させる可能性があります。ノルマ主義にならず、職場のコミュニケーションを円滑にし、活力ある職場をつくるためにはどうすれば良いのか。多くの企業に目標管理を導入・運用し、各社の業績を向上させた著者が、イラスト・図表を交えて解説します。

BCGの特訓――成長し続ける人材を生む徒弟制

著:木村 亮示、木山 聡

出版社:日本経済新聞出版社

発売日:2015年11月

伸び悩みを突破し、「成長し続ける」人材になるために必要なことは何か。世界有数の戦略コンサルティングファーム、ボストン・コンサルティング・グループのコンサルタントである著者らが、多様な人材を超高速で戦力にまで磨き上げる「BCGの特訓法」が紹介されています。育成する側、育成される側、いずれも必読の一冊。

「タレント」の時代 世界で勝ち続ける企業の人材戦略論

著:酒井 崇男

出版社:講談社

発売日:2015年2月

なぜ、何の業績も資産もない小さなベンチャー企業が何千億という値段で買収されるのか? そこには企業の利益を生み出すような新商品を開発できる優れた人材「タレント」が関係しています。タレントマネジメント分野の人材コンサルタントとして、日本の優秀な技術者が「ものづくり敗戦」の過程でリストラされる場面を多く見てきた著者が、優秀な人材をこれ以上の惨状にさらさないために、そして彼らがグローバルに活躍するために、その方法を事例とともに紹介します。

タレントマネジメント概論――人と組織を活性化させる人材マネジメント施策

著:大野 順也

出版社:ダイヤモンド社

発売日:2015年1月

これまでの人材マネジメントは、経営者や管理職の観点から、「直近」の仕事や「発生している問題・課題」を解決するための人材育成、学習機会の提供が推奨されてきました。しかし、終身雇用・年功序列の、いわゆる日本式人材雇用が薄れた現在、企業がいかに個々の人材の能力を「発掘」し、社内「共有」し、事業推進のために「配置」していくかが成長のカギとなります。本書は、人事戦略における「タレントマネジメント」の概念とその人材の“能力(タレント性)"に着眼した(起点を置いた)人材のマネジメント手法を解説しています。

日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?

著:ロッシェル・カップ

出版社:クロスメディア・パブリッシング

発売日:2015年1月

人材マネジメントの世界で、社員が持つ組織への貢献意識やモチベーションの高さを意味する「エンゲージメント」という言葉が注目されています。このエンゲージメントについて、アメリカの人事コンサルティング会社が世界各国の企業を対象に調査した結果、驚くべきことに、主要28カ国中、日本は最下位でした。本書では、日米で人事コンサルタントとして活躍する著者が、アメリカや世界の企業社員の仕事観について、また、社員のエンゲージメントを高める方法について述べ、日本企業の活性化について解説しています。

優良企業の人事プロに選ばれる人事支援サービス100選 2015>2016

著: HR総研

出版社:ProFuture

発売日:2015年5月

本書では、HR総研による『人事白書2015』の調査・分析結果から、最新の人事トレンドを解説。さらにこれからの人事に必要とされる人事支援サービスとは何なのか、課題の解決にどのようなサービスが適しているのか、人事支援サービスを14のジャンルに分けて紹介しています。


人事制度


経営人事ノート――「人」と「企業」を強くする人事制度構築

著:二宮 靖志

出版社:日経BPコンサルティング

発売日:2015年12月

経営と人事を強くつなぐ「経営人事」がテーマの本書。人の処遇を決する人事制度は、企業の成長を左右する重要な存在ですが、経営の前線では人事の仕事が実務作業として処理されるにとどまり、企業の底力を引き上げるだけの効果を生んでいない実態があります。「人の成長を方向づける等級昇格制度」「仕事への貢献を引き出す評価制度」「人の成長を認め、仕事の貢献に報いる報酬制度」を機能させるにはどうすべきかが解説されています。

実践 人事制度改革(労政時報選書)

著:労務行政研究所

出版社:労務行政

発売日:2015年2月

脱年功、成果重視の制度改定――貴社の人事制度は機能しているでしょうか。本書では、5~10年先を見据えた「今、見直すべき」ポイントを解説しています。「非金銭的報酬で従業員のモチベーションを高めるには」「年功的な昇給・昇格運用を改め、人件費を適正にコントロールするには」など、要員適正化や世代別人事マネジメント、幹部育成について、7つのテーマとケーススタディで制度の見直しや運用の実務をサポートしてくれる一冊。

人事の超プロが明かす評価基準――「できる人」と「認められる人」はどこが違うのか

著:西尾 太

出版社:三笠書房

発売日:2015年11月

人事のコンストラクターでもある著者は、人事制度とは人を裁くためのものではなく、個々人の能力を伸ばす「人を成長させる仕組み」であると説きます。本書は、あらゆる企業に共通する普遍的な「評価基準」を具体的に示し、徹底的に解説しています。

図解 人事労務担当のための雇用と労働の基本ルールがよくわかる本

著:みずほ総合研究所ほか

出版社:東洋経済新報社

発売日:2015年10月

本書は、初めて人事労務担当になったビジネスパーソンを対象に、最低限押さえておきたい人事労務関連の基本ルールのポイントを、採用から定年まで、50のテーマを通じて学べる構成になっています。「働き方の多様化・労働時間」「仕事と家庭の両立支援・健康」「福利厚生制度・年金」「職場の問題と紛争解決」「安倍政権の成長戦略」を、分かりやすく解説します。

税務・経理・人事ハンドブック 2016年度版

著:DHB制作委員会

出版社:シーアンドアール研究所

発売日:2015年12月

本書では、見やすさや分かりやすさを意識したレイアウトで税務・会計・人事・総務・法務などの各種情報を提供しています。税理士や社会保険労務士などの専門家から中小企業の総務・経理担当、個人事業主までに向けた一冊。 2016年度版では、マイナンバー制度やふるさと納税、労働者派遣法の改正などについて加えられています。

ドキュメント パナソニック人事抗争史

著:岩瀬 達哉

出版社:講談社

発売日:2015年4月

日本を代表する大手総合電機メーカー、パナソニック(旧松下電器産業)が過去約20年にわたって経営不振に苦しまねばならなかった原因は、ひとえに「人事の乱れ」によるものとして、その人事抗争史の知られざる舞台裏を克明に描いた一冊。人事がおかしくなるとき、会社もおかしくなる。名門松下電器の裏側が、元役員たちの実名証言によって明らかになります。

「変革型人事」入門

著:グロービス経営大学院

出版社:労務行政

発売日:2015年3月

高齢化と労働力不足という制約条件を抱えながら、グローバル化をさらに加速し、イノベーションを推進していくためには、人事部門には変革を主導する「攻め」のリーダーシップが期待されています。経営の全体を俯瞰的にとらえ、人と組織を企業の成長にどう生かしていくべきか。豊富なカリキュラムを展開するグロービス経営大学院の講師陣が、必須の知識と思考法を解説します。


経営/戦略


21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由

著:佐宗 邦威

出版社:クロスメディア・パブリッシング

発売日:2015年8月

スタンフォードやハーバードなど、米国MBAトップスクールで人気が高まっている「デザイン」の授業。経営環境が大きく変化する現代のビジネスには、デザイナーのように課題を独自の視点で発見し、創造的に解決する「デザイン思考」の実践によるイノベーションの創出が求められます。本書では、P&Gマーケター出身の著者が、自身のデザインスクールでの留学やソニーで全社の新規事業創出を手掛けた経験から、「デザイン思考」を実践するための方法を紹介しています。

HARD THINGS

著:ベン・ホロウィッツ、小澤隆生ほか

出版社:日経BP社

発売日:2015年4月

強力なライバルからの反撃、会社売却、起業、急成長、資金ショート、無理な上場、出張中の妻の呼吸停止、バブル崩壊、株価急落、最大顧客の倒産、売上9割を占める顧客の解約危機、3度のレイオフ、上場廃止の危機。シリコンバレーのスター経営者に慕われる最強投資家が実際に体験した壮絶すぎる困難(ハード・シングス)とそこからの教訓、アドバイスが詰まった一冊。

オープン・イノベーションの教科書

著:星野 達也

出版社:ダイヤモンド社

発売日:2015年2月

自前主義を貫くのか、外部の叡智を生かすのか。生き残りを賭けた岐路に立たされている日本企業。その救世主として注目を浴びるのが「オープン・イノベーション」です。東レ、デンソー、帝人、味の素、大阪ガスからフィリップス、P&G、GEまで、国内外の成長企業が実行する新戦略を紹介します。

競争しない競争戦略-消耗戦から脱する3つの選択-

著:山田 英夫

出版社:日本経済新聞出版社

発売日:2015年3月

国内では激しい同質競争で疲弊し、グローバルでは新興国企業にコスト競争をしかけられ、利益率の低下に直面している日本企業。しかし、やみくもに売上やシェアを増やさなくても、競争しない状態をつくることによって、利益率を高めている企業があります。具体的な方法として、「ニッチ戦略」「不協和(ジレンマ)戦略」「協調戦略」の3つに整理し、その戦略を50社以上の企業事例をもとに、実践的に解説しています。

ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学

著:入山 章栄

出版社:日経BP社

発売日:2015年11月

「ビジネススクールで学べる経営学は、最先端からかけ離れている」。米国で10年にわたり経営学研究に携わってきた日本人学者である著者が世界最先端の経営学から得られるビジネスの見方を、日本企業の事例も豊富にまじえながら分かりやすく紹介しています。

ヘッドハンターだけが知っている プロ経営者の仕事術

著:古田 英明

出版社:新潮社

発売日:2015年11月

LIXIL、資生堂、武田薬品工業、サントリー、巨大企業が相次いで外部から経営のプロフェッショナルを招き、生き残りをかけた大胆な変革を託しています。時代の最先端を行く彼らのリーダーシップと仕事術を、25年もの間2,000人以上のエグゼクティブを見定めてきたヘッドハンターである著者が解説します。

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

著:ダニエル・ピンク、大前 研一

出版社:講談社

発売日:2015年11月

本書では、社会にもコンピューター同様、人を動かすための基本ソフト(OS)があり、自分の内面から湧き出る「やる気!」に基づくOS「モチベーション3.0」にアップグレードする時代が到来したといっています。ダニエル・ピンクが、組織を強化し、人生を高め、よりよい世界をつくるため、科学の知識とビジネスの現場の間に横たわるギャップを埋める方法を紹介します。

全員経営-自律分散イノベーション企業 成功の本質

著:野中 郁次郎、 勝見 明

出版社:日本経済新聞出版社

発売日:2015年1月

JAL、ヤマト運輸、セブン&アイなど、V字回復・高収益企業の共通点は、社員一人一人の自律的思考でした。個人の経験主義から全員が仕組みで動く風土に変革し復活した無印良品、社員の管理を極力排除し内面的動機付けで高収益を上げ続ける未来工業。「全員経営」で成功を遂げた企業の組織形態や人材育成法を、ドキュメンタリー形式の「物語編」と、経営講義形式の「解釈編」で詳細に解き明かしていきます。


番外編

2015年発売ではありませんが、HRレビュー編集部がぜひ読んでいただきたい書籍をご紹介します。

ウォー・フォー・タレント ― 人材育成競争(Harvard Business School Press)

著:エド・マイケルズほか

出版社:翔泳社

発売日:2002年5月

1997年に「ウォー・フォー・タレント(人材育成競争)」という言葉を掲げて、いち早くマネジメント人材育成の調査を進めてきたマッキンゼーがその成果をまとめた一冊。産業が製造から情報へ移り、高度な管理能力が必要とされ、企業にとって有能な人材を確保することがますます重要な課題になっているとして、マッキンゼーのウォー・フォー・タレント調査に基づき、なぜ人材を重視するべきか、いかに有能な人材を集めるのか、その人材をいかに育てるべきかを5つの法則に従って解説しています。日本でもすでに人材の獲得競争が始まっています。経営者、人事の方にはぜひ読んでいただきたいおすすめの一冊です。

まとめ

人事、経営に生かせるだけでなくビジネス書として読みたい本もあったのではないでしょうか。年末年始でまとまった時間がとれるときに、手にとってみてはいかがでしょうか。

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