具体的数値でちょこっとハッタリをかます/泉本 行志
INSIGHT NOW! / 2016年5月17日 7時20分
泉本 行志 / 株式会社アウトブレイン
とは言いつつ、対人コミュニケーションの裏テクとして、
細かな数値を覚えておくというのも時に役立ちます。
たとえば、
売上に関連する仕事をしている人であれば、
会議などで、
「先月の地域Bの売上は、4000万だったので・・」と表現する代わりに、
「先月の地域Bのの売上は、4,170万だったので、・・」と発言してみる。
顧客サービスを担当している人であれば、
「先月の商品Dの返品率は、3%でしたので・・」という代わりに、
「先週の商品Dの返品率は、2.7%でしたので・・」とあえて小数点以下の
正確な数値までを口にしてみる。
もちろんこれは、全ての詳細データを丸暗記しておけ、
ということではありません。
自分が携わっている仕事に関係する数値で、
重要なものだけをいくつか選んで覚えておくということです。
すると、
「この人は、かなり深く把握しているな」
「あいつは、相当あの仕事のコミットして取組んでるな」
という印象を与えることができます。
ほんの一部だけの数値を暗記しておくだけでも、
相手は他の部分も同じように深く理解していると、
勝手に勘違いしてくれます。
もしある業務の改善についてのミーティングがあるなら、
事前に論点になりそうな業務関連のデータのいくつかを選んで
暗記しておく。
そして、ドヤ顔でやるのではなく、
あくまでもさりげなく、発言の中に、
具体的な数値データを盛り込めたりできると効果的です。
ハッタリといえばハッタリですが、、
目的は虚栄心を満たすことではなく、
あくまで自分の仕事に対して、周りからの信頼を早く得ることです。
信頼を得て一目置かれることによって、仕事が進みやすくなります。
その目的のための1つのテクニックとして、
ちょこっと数値を暗記しておくという小さな努力が
思いのほか効果を発揮してくれます。
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