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ライフバランスを実現するタイム・マネジメント/フランクリン・プランナー・ ジャパン

INSIGHT NOW! / 2016年5月22日 10時42分


        ライフバランスを実現するタイム・マネジメント/フランクリン・プランナー・ ジャパン

フランクリン・プランナー・ ジャパン / フランクリン・プランナー・ジャパン株式会社

●役割から考えるライバランス

仕事の成果を追求してばかりしていると、他の役割にしわ寄せがいきます。結婚していれば、夫や妻とのコミュニケーションがうまくいかなくなり、地域・社会活動にも参加できず、さらに自分の肉体や精神のケア、知性のメンテナンスなどが疎かになってしまい、仕事にも影響が出てしまいます。

そう考えれば、ビジネスの成功には自分自身におけるバランスと人間関係における役割のバランスが必要ということに気づくでしょう。今一度、自分自身と、仕事、パートナー(配偶者)、家族、友人、健康、自己成長、余暇・趣味などの役割としてのライフバランスを振り返ってみてください。

夫や妻としての役割、子どもや友人としての役割、健康や自己成長を図る自分自身の役割を果たす時間を確保しているでしょうか? 具体的な時間を確保し実行して初めて、あなたは役割のバランスを図ることができます。そのためには、役割ごとの目標設定とそのためのタスクをスケジューリングし、計画することが必要です。

●自分自身におけるバランスを考える

ライフバランスで忘れてならないのが自分自身におけるバランスです。

自分自身におけるバランスがうまくいっていなければ、人間関係のバランスも崩れてしまうからです。

自分自身におけるバランスを考えるには、ノコギリと樹を想い浮かべるとわかりやすいでしょう。ノコギリで樹を切り続けていると次第に切れ味は衰えてきます。しかし、定期的に刃を研げば切れ味は落ちることなく、苦労せずに樹を切り倒すことができます。

これは自分自身という役割でも全く同じです。

適度な休息やリフレッシュ、自分自身の能力アップを図らないと生産性が下がることは、誰でも体験しているはずです。それを防ぐには日ごろから「自分自身を磨く」ことが必要であり、それが自分自身におけるバランスなのです。

『7つの習慣』でも紹介されているように、人は常に、人間だけが持つ4つの側面(肉体、知性、社会・情緒、精神)のリニューアルを図る、つまり再新再生を図ることが必要であり、成長につながっていきます。

ただ、「自分を磨く時間なんかあるわけない」と思う人もいるかもしれません。

しかし、自分をリニューアルしないでいると成長が頭打ちになり、それどころか後戻りしてしまいます。何をするにも能率が悪くなり、困難を乗り越える力が伸び悩んでしまうのです。ライフバランスを図るには自分自身におけるバランスを取ることが大切です。

●その役割において、貢献したいこと、やりたいことは何か?

ライフバランスを図るには、自分自身のバランスと共に役割ごとの理想と現実のギャップを少なくすることから始めてみることをお勧めします。あなたには、仕事、パートナー(配偶者)、家族、友人、健康、自己成長、余暇・趣味、精神などという役割(側面)を持っているはずです。

ほかにも、サークルや趣味の仲間、親類の一員などの役割もあるでしょう。こうした役割において、あなたが心から貢献したいこと、やりたいと思うことを書き出してください。そして、その理想の姿と現実を比較し、そのギャップを埋めるために、今週(来週)何をすればいいのかを考えてください。考えた行動は、必ず手帳にスケジュールとして設定してください。この作業を毎週続けてください。それがライフバランスにつながり、ビジネスと人生の成功に繋がるはずです。

●他人のライフバランスも考える

あなたがリーダーなら自分の役割だけでなく、部下のライフバランスを尊重することも大切です。仕事だけに注力するよう指導するよりも、部下のライフバランスを尊重すれば、モチベーションや生産性も向上するからです。

最近の心理学の研究では、仕事にしか達成感を見出せず、権力、報酬、名声だけがモチベーションになる人は、家族、健康、趣味、教育など人生のさまざまな面に達成感や励ましを得られる人に比べ、長期的に見ると生産性が低いことがわかってきました。つまり、部下のライフバランスを尊重することが生産性向上につながるというわけです。

また、スティーブン・R・コヴィーが述べるように、役割のバランスとは単にそれぞれの役割に時間を割けばいいというものではなく、それぞれの役割がいっしょに機能することで、真のバランスとミッションの遂行につながるものです。

自分のライフバランスだけでなく、他人のライフバランスも尊重できるようになれば、前述したようにプライベートでの役割をビジネスにも活用する発想も湧いて、仕事を取るかプライベートを取るかという二者択一のジレンマから解放され、心の安らぎを得ると同時に飛躍的な生産性向上につながるに違いありません。

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