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幸せになりたいのに 逆の潜在意識が働く怖い話/内藤  由貴子

INSIGHT NOW! / 2016年7月9日 0時12分


        幸せになりたいのに 逆の潜在意識が働く怖い話/内藤  由貴子

内藤  由貴子 /

こんにちは。フラワーフォトセラピー協会の内藤由貴子です。

フラワーフォトセラピーは心理療法の一つです。

私がフラワーフォトセラピーで特にのある「心理のメカニズム」について知っていただきたいことがあります。
 特に一番、読んでいただきいのは、「う~んと頑張っている人」。
さらに付け加えると、「それなのに、あんまり報われていない人」。

そして、成功を望んでいる人。 あなたはどうでしょう?

▶ 幸せになりたい、でもその反対を無意識に望んでいる人がいます

人のこころって、本当に不思議です。
頭では、誰でも幸せを望み、愛を求め、健康でいたいはず。

だからこそ、どんな形であれ、その人の望む幸せのために頑張っているわけです。
そして、その思いが報われるはずと信じて。

ところが、なかなか思うように行かないことがあります。

たとえば、仕事です。

「なんで、こんなにやっているのに評価されないんだろう…?」と落ちこんだり、
「こんなことで、迷ったりした私が、不甲斐ない…」と自分を責めたり。

そんな時、なんとなく自分の中にあるブレーキを感じています。

それでも、うまくいくことがあります。
それは「自分の限界を突破できた!」と自分でも感じた時です。

感じていたブレーキをアクセルに変えるような力技を思い切って使ったとしたら…

「ほら、やればできるじゃない」と、もともと能力のあるあなたは思います。

そして、そのコツをつかんだあなたは、どんどん求めたことをカタチにし始めました。

周囲の人からも、「あなたはすごいね」と認められ、自分がやろうとしていることが理解

され、その分、広い意味での愛を受け取ってもいくでしょう。

何より、やりたかったことが実現していく面白さにワクワクします。

「これは、天職だ!」とやりがいを感じ、それは最高に幸せを感じます。

さらに、収入も増えるかもしれません。


そんなある日、体調に異変を感じます。

忙しいので、普通だっら病院にいくこともしないでしょう。

でも、そんなことを言っていられないくらい、痛みがひどく、熱も高い。

「がんばり過ぎて、ちょっと無理したかな、でも今回は病院は避けられないかな…」

と思って、病院に行ったら、「入院しないと。すぐに手術が必要です」


「え?」と晴天の霹靂のような展開に、さっきまで幸せだったあなたは、一気にどすんと暗い穴に突き落とされました。
 気づけば、仕事でノリノリだったあなたは、病院でいきなり重症患者になっていました。

「頑張っているのに、ほらやっぱり報われない…。なんで…?」

これとよく似たことが、以前、私に起こりました。
病気が重ければ、命とりになりかねません。私の場合はがんでした。

だから、お伝えしたいんです。その怖さを。

▶ なぜ望みと相反することが心で起こるのか?行動できないのはなぜ?

一般にメンタル・ブロックと言っているものは、本当は感情につながっています。
ブレーキがかかるのは、その人にとって何らかの利益があるのです。

外から見れば、不利益以外の何物でもない~つまり病気のようなものでも。そこに、ある感情が存在してるからです。

「禁止令」という言葉をご存じですか?

一般には交流分析という心理学で知られています。
交流分析では、多くは幼少期の親子関係で、作られた思い込みのようなものだと言われます。

それはメンタル(思考)ブロックと言うことで、思考を書き換えられれば、良いと考えられています。でも、それも結構難しいことです。

 ところがさらに、思考より感情の方が厄介です。

私のしているフラワーフォトセラピーでは、交流分析と違い、禁止令は3つだけ。

それらは「幸せになること」「真実の愛を実らせること」「健康になること」です。

これらは、思考ではなく、感情に根ざしています。しかも幼少期よりもっと前の乳児期などにさかのぼることも少なくありません。原因は、親よりも心の誤作動のようなものです。

「禁止令」は、「罪悪感」とセットになっている場合がとても多いのです。

罪悪感は、言い換えれば「自分を罰したい欲求」なのです。

 実は、その罪悪感は、根拠のない罪悪感です。だから、あなたは何も悪くない。
それなのに、なぜだか自分の何かが悪いような気がしてしまう、厄介な感情です。

幸せになりたい、でも、うっかり幸せになったら、自分を罰したことにならない。

だから、幸せを禁止します。幸せにならない方が、その人の利益にかなっているのです。

罰せられるべき自分が、幸せになったり愛されたり…。
それでは居心地が悪くなるのです。
だから、本人が頭で考える欲求とは、180°違うことが起こります。

その方が、感情としてはつつじつまが合います。それが「利益」なのです。

だから、幸せを実現させないこと=ブレーキを踏み続けていることは、発展はないかもしれませんが、そうした感情とバランスさせているという意味では、安全でいられます。

なかなか行動に移せない人は、そんな見えない葛藤が起こっていることが多いのです。
だから、そんな人に「行動しないからダメなのよ」と言っては酷です。

行動しないのではなく、できないのです。心の安全装置がロックをかけているのですから。

世の中には、さっさと行動に移せる人と、そうでない人がいます。
前者は、行動できない人が理解できないでしょう。

実際、行動することのメリットについて、本が何冊も出ているくらいです。
だから、それを読んだ行動できない人は、できない自分にダメ出しするでしょう。

しかし、本当に怖いのは、これからです。
この状態のまま、ダメな自分を乗り越えようとブレーキをアクセルに変え、意識的に求めている欲求を叶えてしまうと、幸せと等量の「起こってはまずいこと」が起こりかねません。真ん中に止まった振り子が、幸せ側に振れた分、反対側に振れないと真ん中に戻れないからです。

こうしたケースは、自分の病気やケガだけではなく、いろいろあり得ます。

家族の病気、仕事での失敗、家庭不和 とか 同僚の裏切りなどの場合もあるでしょう。

学生さんなら、合格確実の第一志望校で本番の試験で落ちてしまったり…。

 以前読んだビジネス小説「成功者の告白」(神田昌典著・講談社)では
起業して順調に行っていると思われた時に起こる、家庭不和や部下の裏切りが書かれています。知らずに踏む「地雷」。この本では禁止令について触れていませんし、その意図は無いと思います。でも、何故かそういうことが起こる例を小説として描かれているのは、興味深いことです。

▶ ブレーキを解除すれば、幸せを追求しても大丈夫!

でも、ここで大切なのは、ブレーキを踏み続けるのをやめ、アクセルに踏みかえて、うまくことが進んでも、病気のような理不尽なお返しが無いようにすることです。

そこで、フラワーフォトセラピーが出番となります。

 自分に禁止令や罪悪感があることが気になるなら、とりあえずこちらでチェックできます。最も簡略化された方法ですが、ただ気になる写真をクリックしてください。

・申し訳ないような気持ちから解放され、胸を張って生きられる

・幸せになることを自分に許したい

・真実の愛を受け取れることを自分に許したい

・健康になることを自分に許したい

 このあたりが出て来たら、要注意です。

罪悪感やら禁止令てにくっついている自己否定感や不安でもなんでも、複数を消していくことが可能です。

 そのためには、写真を広げた状態で、よく見て、その写真の通り絵を描いてください。白い紙に炉鉛筆やクレヨンでもなんでもいいので、描いてください。複数の気になる写真があれば、全て描いてみることをお勧めします。

 ただ、この写真は、意識の一番浅いところにある感情なので、これだけで完璧にOKとはなりません。浅い→徐々に深くが安全なので、より深い写真は載せていません。

 私のところに相談される方で、禁止令がある方は、無意識のような深いところにある禁止令や乳児期、出生時、胎児の頃の罪悪感まですべて解放することが多いので、5~6回はかかります。実際にはもっと緻密な分析をし、より効果的な花のイメージをする方法をします。

 そこまでできない方には、気になった写真を何度も描くことをお勧めします。絵を描くことがイメージする方法の代わりを果たしてくれますから。

こうやって、能力があるのに動けなかった人が、いきなり行動できるようになった例はいくつでもあります。頑張った人は、ちゃんと報われる…そんな変化を手にしてください。

 脅すわけではないのですが、本当に気合で乗り切るのは危険です。

だから…
気合で進んで幸せのピークで重病になる体験を持つ私が、がんばる皆さんに、最もお伝えしたかったことなのです。

◎ 写真は、愛の禁止令に近い「愛を受け取れない傾向が癒される」ためにお使いいただけます

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