「おサイフケータイ」だけで行く東京〜札幌ドームツアー--その利便性と課題を検証

インターネットコム / 2014年4月7日 18時40分

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「おサイフケータイ」だけで行く東京〜札幌ドームツアー--その利便性と課題を検証

金銭の支払いや乗車券、ポイントカードの代わりとして携帯端末から利用できる「おサイフケータイ」。同サービスのプラットフォームを運営するフェリカネットワークスによると、おサイフケータイ用の IC チップ(モバイル FeliCa IC チップ)は、現在日本国内で販売されている Android スマートフォンにほぼ100%搭載されており、累計出荷数は約4,500万個になるという。

だが果たして、おサイフケータイはどこまで便利になっているのか。その利便性を、フェリカネットワークスが自ら主催した「〜おサイフケータイで行く北海道旅行〜北海道日本ハム開幕戦観戦ツアー」で検証した。

同企画は、札幌ドームのチケットレスサービス「らくスルー」がおサイフケータイに対応したのを記念して3月29・30日に開催され、当日は一般応募者から抽選で選ばれた8名がツアーに参加した。東京駅を出発して鉄道で札幌を目指し、翌日に札幌ドームで開催されるプロ野球パ・リーグの「北海道日本ハムファイターズ 対 オリックスバッファローズ」の試合を観戦。空路で東京(羽田空港)に戻ってくるという行程で、参加者は旅行中に様々なシーンでおサイフケータイを活用し、キャッシュレス、チケットレスによるサービスを体験した。

往路、JR 東日本の「モバイル Suica 特急券」で新幹線にチケットレス乗車し、札幌市営地下鉄での移動にも全国の各鉄道で使えるようになった「モバイル Suica」を利用。滞在先となった東京ドームホテル札幌では、食事の際に「TD ポイント」で発行したクーポンを活用し、翌日のランチではマクドナルドの「かざすクーポン」で食事を楽しんだ。

札幌ドームでのプロ野球観戦の際にも、「らくスルー」を活用してチケットレスで入場。混雑する入場ゲートでのチケット出し入れの手間が省略され、参加者は慌てることなくスムーズに入場できたという。

札幌ドーム 事業推進課の坂本佳洋氏によると、「らくスルー」は以前より QR コードを機械で読み込む形で行われており、利用率は来場者の8割まで浸透していたという。だが、入場時に QR コードを呼び出したり、予めパソコンの画面をプリントアウトしたりといった手間が掛かっており、負担の少ないおサイフケータイの導入を熱望していたのだそうだ。「利用者からは『使いやすい』という声が早速寄せられている。今後はチケットだけでなく会場内の物販にも導入していきたい。スポーツだけでなく、札幌ドームのあらゆる興行でスタンダードになれば」(坂本氏)。

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