創立から4年の「ピンタレスト」--CEO が語る展望とは?

インターネットコム / 2014年4月8日 18時30分

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創立から4年の「ピンタレスト」--CEO が語る展望とは?

画像共有サービス「ピンタレスト(Pinterest)」を運営するピンタレスト・ジャパンは、都内で記者説明会を開催。代表取締役社長の定国直樹氏と、Pinterest, Inc. の CEO ベン・シルバーマン氏が登壇し、同サービスの特徴や今後の事業戦略について説明を行った。

ピンタレストは、コルクボードに写真を貼るような感覚で自分の好きな写真や動画を共有できるサービス。2010年にシルバーマン氏らが米国で創業しており、2013年には日本法人であるピンタレスト・ジャパンが設立されている。

シルバーマン氏は創業のきっかけについて、「オンラインで見つけたものを集め、整理できるような場をつくりたかった」と説明。キュレーターにより芸術品が集められ、整理された美術館のように、ピンタレストではユーザーのコレクションを通して、様々な学びや発見を得られると話した。ユーザーには著名人や人気ブランドも多く名を連ねており、今後は企業向けのサービスや世界各国での展開を強化していくという。

日本についてシルバーマン氏は「視覚情報の重要性が理解されている国」と話し、ピンタレストの市場として有望との見方を示した。また電車内でスマートフォンを利用する人が多い点も、モバイルアプリの利用拡大につながると注目しているようだ。

続いて登壇した定国氏は、日本市場の現状と今後の事業展開について説明を行った。2013年11月に日本語版サービスを開始後、国内のアクティブユーザー数は1.5倍以上に増加しているという。国内企業とのパートナーシップも進めており、定国氏はその一例として、ファッション誌「VOGUE JAPAN」とのコラボレーションを紹介。同誌の公式アカウントをローンチするとともに、小売店における催事にも参加する。そのほかに、農林水産省や楽天レシピ、レシピブログとの連携のもと、ピンタレストを使って日本の食文化を国内外に発信する計画もあるそうだ。

 
創立から4年たったピンタレストだが、収益化についてはどのようなビジョンがあるのだろうか。シルバーマン氏によると、米国市場では広告を軸としたプロモーションサービスを展開していくという。現在複数の企業と、広告用の機能「プロモーションピン」の導入を進めているそうだ。日本市場における収益化について定国氏は、「今年1年は予定していない」と説明。現時点ではユーザーのコミュニティづくりを最も重視しており、オフ会の開催などを通して交流を促していくと話した。

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