キヤノン MJ が 3D プリンティング市場へ本格参入--そのビジネス戦略とは

インターネットコム / 2014年4月10日 19時30分

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キヤノン MJ が 3D プリンティング市場へ本格参入--そのビジネス戦略とは

3D プリンタ関連事業は、現在非常にスピード感を持って成長を続けている分野の1つだ。2013年12月の矢野経済研究所の発表によると、国内 3D プリンタ市場規模は2013年度で150億円が見込まれており、2016年には2万台、240億円まで大幅に成長すると予測されている。
 この波に乗ろうと、デルや HP などの大手 IT 企業が 3D プリンティング市場への参入意向を示す中、このほどキヤノンも本格展開へと乗り出した。

キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、4月10日より 3D ソリューション事業の展開を開始。米国 3D SYSTEMS 製 3D プリンタのラインアップを強化するとともに、キヤノン IT ソリューションズが手掛ける 3D CAD(3次元設計)ソフト、MR(Mixed Reality:複合現実感)システムを組み合わせた複合サービスを提供する。

キヤノンMJ の 3D ビジネス戦略とはどのようなものか、同社の 3D プリンタショールームを訪れてお話を伺った。

・ものづくり現場の課題解決へ

近年製造業において、3D プリンタに注目が集まっている。3D プリンタは、製品開発プロセスにおいて設計した 3D データをそのまま立体造形するため、短時間かつ低コストに試作品や最終製品を作ることを可能にする。製品のライフサイクルの短縮化が進み、製品をタイムリーに市場に投入することが求められる中、製造の効率化やコスト削減を実現する課題解決ツールとして期待されているそうだ。

キヤノンMJ のこれまでのビジネス領域は、オフィスの中でも総務・IT 部門に限られていたが、3D ソリューション事業ではこの「ものづくり現場」へとビジネス領域の拡大を目指すという。

・企業の様々なニーズに応える 3D プリンタのバリエーション

3D ソリューション事業の展開にあたり、同社は大きく2つの強みを掲げる。

1つは、3D プリンタの圧倒的なラインアップ数だ。今回同社は、3D プリンタ市場をけん引する米国 3D SYSTEMS 社とのパートナシップを強化することで、製品のラインアップをプロフェッショナルおよびパーソナル分野にまで拡充。昨年より産業機器部門で販売していたプロダクション 3D プリンタと合わせ、取扱製品は10種類以上にもなった。

また、プロフェッショナルモデルの一部を同社のショールームにも展示し、実機デモの機会を提供する。

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