昨年比2倍の勢いでデータ漏洩が急増中、最悪のデータ漏洩事件5件のうち4件は韓国で発生

インターネットコム / 2014年5月12日 21時30分

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昨年比2倍の勢いでデータ漏洩が急増中、最悪のデータ漏洩事件5件のうち4件は韓国で発生

SafeNet が発表した、2014年第1四半期におけるデータ漏洩の深刻度を指標化した「SafeNet Breach Level Index」によると、盗まれたデータの件数が前年同期比233%増の2億件にのぼることがわかった。また、同期間中最悪とされるデータ漏洩事件5件のうち4件は韓国で発生しており、世界で報告された漏洩事件全体の79%にあたる1億5800万件ものデータが紛失したという。

同期間に発生したデータ漏洩事件254件のうち、強固な暗号化や鍵管理、認証ソリューションによってデータが守られていたのにも関わらず漏洩した「セキュアな漏洩」は1%に過ぎなかった。

また、韓国の漏洩データ件数は高いものの、漏洩事件数でみると、アジア太平洋地域で発生した漏洩事件の件数は世界全体のわずか7%であり、全体の78%を占める北米や13%を占めるヨーロッパと比較すると少ない。

業界別では、金融業界での被害が最も大きく、紛失または盗難被害に遭ったデータ数は全体の56%にのぼった。漏洩事件の件数が最も多かったのはヘルスケア業界で、全体の24%を占めたが、漏洩データ件数は全体の9%にとどまった。

政府/教育機関と小売業界で失われたデータ件数は、どちらも1%以下にとどまった。

第1四半期に発生した事件のうち、悪意を持った外部侵入者によるものは156件(62%)で、8600万件のデータが盗難被害に遭った。内部犯行は11%にとどまるが、犯行の効率は高く、盗難データ数は全体の52%を占める。事故によるデータ紛失は全事件件数の25%で、政治的ハッカーや国による攻撃は全体の2%だった。

SafeNet 最高戦略責任者の Tsion Gonen 氏は、「データ漏洩事件は一様ではない。責任を持って顧客データを扱う組織が存在する一方で、そうでない組織も存在する。BLI のような指標があることで、企業もユーザーも漏洩事件の真の深刻度を数値で理解することができ、責任を持つ組織とそうでない組織の違いを見極められる」と述べている。

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