なぜ AT&T とソニーは OpenStack を使用しているのか?

インターネットコム / 2014年5月15日 15時10分

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なぜ AT&T とソニーは OpenStack を使用しているのか?

「OpenStack クラウドプラットフォームは、趣味人のためのプロジェクトではない。メジャーブランドも利用する技術プラットフォームだ」

これが、米国アトランタで開催中の「OpenStack Summit」で打ち出されたメッセージだった。

OpenStack Foundation の最高執行責任者である Mark Collier 氏は同イベントの基調講演で、OpenStack は2010年の「Austin」以降、9つのリリースを公開してきたと述べた。

「4年と9つのリリースを経た現在、OpenStack の統合リリースには、10のキーコンポーネントが含まれている。統合リリースは、コンポーネントの単なる寄せ集めではない」

Collier 氏は、OpenStack ではテスティングも強化されていることに触れた。最新の「Icehouse」では、50を超える外部テスティングシステムが採用されているという。2013年の「Havana」時点では、テストシステムは2つしか存在しなかった。

OpenStack は、メジャーブランドも利用するプラットフォームに成長したが、それには理由がある。Collier 氏は、次のように説明した。

「経済全体で大規模な変革が起きている。あらゆる企業がこれに対応する迅速な行動を求められており、そこでは、スピードが何よりも重要になっている」

それに対応するカギがクラウドであり、そのクラウドを支えるのがオープンソースと「OpenStack」だというのが、Collier 氏による主張だ。

米国最大手の電話会社 AT&T も、オープンソースと OpenStack による変革を実行している企業。同社の Toby Ford 氏は Collier 氏の基調講演で、Ford 氏が AT&T に入社したとき、オープンソース技術の利用は禁止されていたと述べた。だが現在では、状況はかなり違ってきているという。Ford 氏は次のように語った。

「OpenStack は、AT&T にイノベーションをもたらし、我々が貢献可能なエコシステムを与えてくれる」

AT&T は2010年に OpenStack の使用を開始。現在では OpenStack プラットフォーム上でおよそ120ものアプリケーションを稼働させている。当初、OpenStack がデプロイされたのは、3か所のデータセンターだけだった。だが現在では7つのデータセンターで OpenStack が稼働しており、年内に新たに3か所が加わる。

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