LINE が抱える2つの問題、「乗っ取り」「中国でのアクセス不能」ともに未解決、次の一手は?

インターネットコム / 2014年7月11日 19時40分

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LINEが抱える2つの問題、「乗っ取り」「中国でのアクセス不能」ともに未解決、次の一手は?

無料メッセージアプリケーション「LINE」は目下、大きな問題を2つ抱えている。打ち続くアカウントの「乗っ取り」と、巨大市場中国での「アクセス不能」問題だ。いずれも7月10日時点では解決していない。

■「乗っ取り」 PC 版へ2段階認証を導入しても終わらず

最近、あるサービスから流出したパスワードのリストを使って、別のサービスに不正ログインを試みる「パスワードリスト」型攻撃がインターネット上で猛威を振るっている。

複数のサービスで同じパスワードを使いまわす人が多いためで、LINE でも少なからぬ被害が出た。

同社は対策としてパスワードを変更した人に無料でスタンプを配布するキャンペーンを開始した。さらに、LINE の PC 版アプリに2段階認証を導入。 PC 版で最初にログインする際、メールアドレス、パスワードを入力すると、スマートフォン版に4桁の認証番号が届き、これを3分以内に入力しないと使えないようにした。

しかしなおも乗っ取りは止んでいない。LINE の広報に問い合わせたところ、まだこの件に関するユーザーからの相談が来ているという。

では今後、LINE の iOS 版や Android 版にも2段階認証を導入する可能性があるかを尋ねると、「新たな対策は必要と判断した場合、随時検討していく」とのことだった。ただし詳細についてはセキュリティ保護の観点などから回答できないという。

もし2段階認証を拡大するとして、ユーザー全体に適用するのか、一部に試験導入するかなどさまざまな選択肢があり、どうやって周知していくかも考慮する必要があるだろう。必ずしも IT に詳しくないユーザーを多数抱える LINE にとって、セキュリティ対策の舵取りは難しい。

■中国での「アクセス不能」、Android 版の更新で解決した訳ではない

7月から中国本土では LINE が利用できなくなった。上海など日本のユーザーが多く在留する地域では主要な連絡手段の1つが絶たれ、困惑が広がった。

LINE だけでなく別のメッセージアプリ「カカオトーク」や、オンラインストレージ「OneDrive」、写真共有サイト「Flickr」でも同様の問題が起きている。

原因ははっきりしていない。一説によると香港で民主的な選挙を求めるデモが起きたため、その影響が本土に及ぶのを恐れた中国政府が、情報の流れに制限をかけているのではないかという。

LINE は7月2日になって、中国で人気のソーシャルメディア「Weibo」に設けた公式アカウントでアクセスに問題が生じていると案内した。

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