35ドル PC「Raspberry Pi」に USB ポートが増設された「B+」登場

インターネットコム / 2014年7月15日 14時20分

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35ドル PC「Raspberry Pi」に USB ポートが増設された「B+」登場


初期型 Raspberry Pi が出荷開始されて2年。「35ドル PC」と呼ばれる小型コンピューターを開発する団体は、USB ポートを増設し、電力消費を改善しながら価格が据え置かれたニューモデルを発売した。

英国 Raspberry Pi Foundation が7月14日公開した「Raspberry Pi Model B+」は、初期型をベースにした改良版としては最終製品となるもの。同財団は、メジャーアップグレードではなく、顧客からの要求が多かった改善事項を現行モデルに取り込む、マイナーアップグレードデートの道を選んだ。Raspberry Pi Foundation CEO である Eben Upton 氏は、財団の公式 Blog で次のように説明している。

「これは『Raspberry Pi 2』ではない。初期型 Raspberry Pi に対する最後の改良版だ 」

Raspberry Pi は、学生のプログラミング学習を手助けする目的で設計された製品。だがその人気は予想をはるかに上回り、財団の予期しなかった使い方をするユーザーも現れた。例えば、Raspberry Pi を組み込み、製品の一部として利用する企業も多く存在している。この結果、Raspberry Pi はこれまでに200万台以上販売された。

Model B+ では、USB ポートが従来の2つから4つに増設された。GPIO ヘッダーは従来の26ピンから40ピンのものに変更されている。SD カードスロットは、micro SD スロットに変更された。オーディオ回路は、専用のローノイズパワーサプライを装備している。そして、電力消費も改善された。

これら多くの改良を受けながら、「Raspberry Pi Model B+」の価格は35ドルに据え置かれている。

USB ポートの増設は、「Raspberry Pi Model B+」の最大の売りとなるだろう。Raspberry Pi Foundation のハードウェア担当ディレクター James Adams 氏は次のように述べている。

「USB ポートの増設は、B+ を開発した最大の動機の1つだ。多くのユーザーがポートの追加を望んでいた。ユーザーは、USB ポートにキーボードとマウスを接続する。だが Wi-Fi ドングルも接続する必要があった。ポートの追加は、ユーザーにとって大きなメリットとなるだろう」

Model B+ はすでに販売開始されている。だが、Model B の販売も継続するという。

「多くの企業顧客が、Model B を組み込んだ製品を製造している。我々は、彼らをサポートしなければならない。需要がある限り、Model B の販売も継続する」

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