情報弱者をすくう?氷の女神像「パケコ・デラックス」建立、NTT Com が東京ミッドタウンに

インターネットコム / 2014年7月31日 17時30分

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情報弱者をすくう?氷の女神像「パケコ・デラックス」建立、NTT Com が東京ミッドタウンに

7月31日。午前からうだるような暑さの中、東京ミッドタウン(港区)で、きらめく氷像「パケコ・デラックス」が公開になった。人気タレントのマツコ・デラックスさんを写し取った女神。通信大手の NTT コミュニケーションズ(NTT Com)が作らせたのだが、その狙いは何だろうか。

■ NTT Com が女神像を建立した理由

固定回線のインターネット接続サービス「OCN」の運営会社として知られる NTT Com だが、最近は月額900円からスマートフォンを利用できるデータ通信サービス「OCN モバイル ONE」を拡大している。携帯電話会社から回線を借り、独自の割安な料金を設定する MVNO(仮想移動体通信事業者)として、今や業界を主導する大手の一角だ。

MVNO サービスのユーザーは30〜40歳代の男性で、情報リテラシが比較的高い層が多い。しかし総務省が MVNO サービスを使いやすい「SIM ロックフリー」スマートフォンの普及を後押ししている背景もあり、将来は情報リテラシの低い層にも普及が見込める。

矢野経済研究所の予測によると、東京オリンピックが開催となる2020年ごろには、国内のスマートフォン/携帯電話ユーザーの28%を MVNO が占める。

すそ野が広がっていく MVNO 市場において、情報リテラシの低い層をすくいとるために、NTT Com が宣伝に起用したのが、タレントとして人気の高いマツコ・デラックスさんであり、そして今回の氷の女神像「パケコ・デラックス」だ。

■「情報弱者になりたくない」と言うマツコ・デラックスさん

会場では女神像の披露を前に、マツコ・デラックスさん本人が登場。NTT Com の担当者と冗談をまじえて語り合いながら、OCN モバイル ONE の紹介と MVNO の理念をきわめて分かりやすく説明した。

マツコさんは、「情報弱者になりたくない」として、これからは誰もが利用する通信サービスについて知識を身に着ける時代だとし、例えばワイドショーを好んで観ているシニア層でも最適なプランと料金を考えるべきと訴えた。

また、MVNO サービスを使うための SIM カードが家電量販店やコンビニエンスストアで手軽に入手できるようになっている点にも触れ、ユーザーにとって選択肢が増えていることも示唆した。

ところで、マツコさんは情報リテラシが低い層を代弁する姿勢だったが、実際はすでにかなりよくサービスを把握しているのではないかと感じさせる一面もあった。

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