「新事業のアイデア出し」に特化したクラウドソーシング「Innovation Cloud」--博報堂コンサルが開始

インターネットコム / 2014年10月31日 18時50分

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「新事業のアイデア出し」に特化したクラウドソーシング「Innovation Cloud」--博報堂コンサルが開始

博報堂コンサルティングは、新事業のアイデア出しに特化したクラウドソーシングサービス「Innovation Cloud(イノベーションクラウド)」を開始した。MBA(経営学修士)を目指す学生からクリエイターまで、約1000人の会員に新たな商品やサービス、技術のアイデアを依頼できる。

博報堂コンサルティングによると、企業にとって業務で成績を残してきた人材が必ずしも新事業のアイデア出しに優秀とは限らず、またアイデアを立案するために人材を育成するのは多大なコストがかかる。

Innovation Cloud はこうした企業向けにアイデア出しの人材を供給し、いわゆる「企画公募・コンテスト」を安定して行える仕組みを用意している。技量の違う人材を多く集めて、数の力で課題を解決するのではなく、すでに習慣的にアイデア出しをしている能力の高い人材を選んでいるという。

またアイデアは数が集まるだけでは役に立たないという観点から、必要に応じて博報堂コンサルティングのコンサルタントがアイデアの評価、絞り込みを支援し、企画に落とし込む。既存のコンサルティングプロジェクトと、Innovation Cloud を組み合わせたサービスも手がけるという。

Innovation Cloud はすでに一般公開前の試験運用を行っている。フィットネスクラブ大手ティップネス向けのアイデア出しでは、約10日間で157案を提案し、そのうち幾案かが具体化に動いているとのこと。

■会員登録も開始

同サービスでは、企業からの利用の問い合わせを電話で受け付けると同時に、専用サイトで個人の会員登録申し込みを受け付けている。

会員登録では、まずサイト上で氏名、メールアドレス、所属する会社名などを入力する。その後博報堂コンサルティングの審査に合格すると登録完了になる。以降、会員はサイトにログインして現在アイデアを募集中の案件を一覧できる。ただし、会員が所属する会社がアイデアを求める企業と競合する場合は、詳細などは確認できず、アイデア出しには参加できない。

アイデアは募集開始から1〜2週間のあいだに200〜300字程度のテキストで提案する。締め切り後に、博報堂コンサルティングがアイデア募集企業と相談した上で「受賞案」を選ぶ。受賞案を出した会員は賞金が受け取れる。モデルケースでは最優秀賞1案が15万円、優秀賞が5案各1万円だ。また会員はアイデアの投稿ごとにポイントを入手でき、受賞/佳作に選ばれるとさらに追加でポイントを受け取れる。このポイント数に応じて6か月ごとに別途報酬が獲得できる。

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