iPhone 6/6 Plus 発売1か月を振り返る -- ドコモ・au・ソフトバンクの明暗

インターネットコム / 2014年11月7日 13時0分

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iPhone 6/6 Plus 発売1か月を振り返る -- ドコモ・au・ソフトバンクの明暗

米国 Apple の新型スマートフォン「iPhone 6/6 Plus」発売から1か月余りが経過した。当初から世界での売れ行きは好調で、国内の販売統計でも強い伸びを記録している。これまでの動きを振り返ろう。

■キャリアにより利用できる通信サービスに差が出た iPhone 6/6 Plus

iPhone 6/6 Plus は、従来機種と異なり、各キャリアで利用できる通信サービスに大きな差が生じている。

まず NTT ドコモでは、エリアは限定的であるが、1つの周波数帯で下り最大 150Mbps の通信速度を出せる「フル LTE」を使えるほか、他社に先駆けて LTE 回線を利用した高品質な IP 電話サービス「VoLTE」にも対応する。ただし iPhone 6/6 Plus が対応する「FDD-LTE」と「TD-LTE」という通信方式のうち、FDD-LTE しか利用できない。

KDDI(au)では、FDD-LTE 方式の2つの周波数帯で実現する「キャリアアグリゲーション(CA)」や、TD-LTE 方式で下り最大 110Mbps の「WiMAX 2+」が利用できる。ただし従来モデルと同じく通信規格上の制限で「通話しながらインターネット利用」ができず、例えばテザリング中に着信があると、Web サイトの閲覧などが不可能になる仕様。

ソフトバンクでは、FDD-LTE、TD-LTE 両方式に対応し、かつ通話中もインターネット利用が可能。TD-LTE 方式では下り最大 110Mbps の「Softbank 4G(AXGP)」が利用できる。FDD-LTE 方式では下り最大 112.5Mbps を実現している。

■iPhone 6/6 Plus がもたらした「下取り」キャンペーン激化、旧料金プランに再び脚光

とはいえ通信サービスだけがユーザーの購入動向を決める訳ではない。このことは各社が iPhone 6/6 Plus 発売に合わせて大々的に実施した「下取り」キャンペーンも示唆している。下取りは、これまで盛んだったキャッシュバック(CB)に代わって活発化したキャンペーンで、iPhone の従来モデルなどを引き渡すと、新機種購入に代金割引やポイントという形で還元が受けられる。

下取りでまず大きく動いたのは NTT ドコモ。キャリアを問わず古い機種も含めて回収し、iPhone 5s には最大4万円以上を割引、還元するという発表は注目を集めた。しかし、すぐに他2社も追随して激しいキャンペーン合戦を展開した。

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