「無電柱化の日」が11月10日に決定、公式キャラクタのお名前募集中、無電柱化民間プロジェクト

インターネットコム / 2014年11月10日 19時0分

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「無電柱化の日」が11月10日に決定、公式キャラクタのお名前募集中、無電柱化民間プロジェクト

日本の空から電柱をなくす動きを推進する取り組み「〜上を向いて歩こう〜無電柱化民間プロジェクト」の実行委員会は11月10日に都内で記者発表会を開催し、毎年11月10日を「無電柱化の日」に制定したと発表した。発表の場では、プロジェクトの進捗状況や今後の活動方針を説明したほか、7月より実施してきた写真コンテストの結果発表、プロジェクト公認キャラクタの披露とキャラクタ名募集キャンペーンについての発表も行った。

無電柱化民間プロジェクトは、日本における“無電柱化”の取り組みを盛り上げるため、民間の賛同者が集って始めた活動。電柱/電線をなくすことで景観の美しさを確保して観光振興につなげるだけでなく、安全/防災といった観点からも無電柱化をサポートしていく。具体的には、「工事経費抑制のための直埋設の推進」「民地確保の手法確立」「電柱の新設を“原則禁止”とする『無電柱化基本法』策定」の3点を目標として掲げ、企業に協力を要請したり、行政にかけあったりしながら活動を進めるとしている。最近では、同プロジェクトの活動を財政面から支える組織として、一般社団法人の無電柱化民間プロジェクト実行委員会を9月2日に発足させた。

「無電柱化の日」の制定は、このプロジェクトの活動を身近に感じてもらうことが狙い。プロジェクトの活動報告を行った実行委員会幹事長(同社団法人の理事にも就任)の松原隆一郎氏(東京大学大学院教授)によると、11月10日の「1」という数字を電柱に見立て、並んでいる電柱を「0(ゼロ)」にするという願いを込め、この日を選んだという。

同プロジェクトは、これまで公式 Web サイトで無電柱化できた街の写真などを掲載する「無電柱化推進マップ」を公開するといった啓蒙活動を展開中だ。公式 Facebookページでは写真コンテストを開催し、「電柱が消えたら景色がいいで賞」「電柱がないから景色がいいで賞」を選定する活動も実施した。また、ニコニコ動画に公式チャンネルを開設して情報発信も行っている。

今後の活動について松原氏は、「無電柱化の推進に関する法律案」の成立を支援し、成立後は同法の啓発活動に取り組むと説明。技術面では、直接埋設といった無電柱化の工事費を抑える方法の検討を行う。なお、国土交通省では現在この直接埋設工法の実験を行っており、今年度中に実験を終え、来年度中に結果報告を行う方向だ。ほかには、民間用地へのトランス(変圧器)設置や軒下配線などの協力を求める活動や、「無電柱化の日」を毎年盛り上げるため“トランスをアート化するコンテスト”といったアイデアも飛び出した。

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