企業自らがアプローチする傾向--2016年度新卒採用の意識調査

インターネットコム / 2014年12月11日 15時0分

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企業自らがアプローチする傾向--2016年度新卒採用の意識調査

HR プロは「2016年度新卒採用の意識調査」を実施し、その結果を公表した。対象者は、307社の新卒採用担当者と、2016年度に卒業を予定している大学生・大学院生839名。調査期間は2014年11月14〜27日。

まず2016年度新卒採用に対する不安について尋ねたところ、「不安を感じる」と答えた企業は81%、学生は86%だった。その理由については、75%の企業が「採用時期の変更」、65%の学生が「全体のスケジュールの変更」と答えている。2016年度卒業・修了予定者から就職・採用の活動時期が変更されたことが、双方にとって不安材料となっているようだ。また、「特に就職活動をしていない」と回答した学生は3%に留まり、多くの学生は既に「就職ナビの登録」や「学内の就職ガイダンスへの参加」といった就職活動を始めている様子がうかがえる。
 
 

就職活動の一環として、インターンシップに参加する学生も増えたようだ。インターンシップに参加した企業数を「1社」〜「4社以上」と答えた学生は71%となり、2013年12月の調査結果(45%)と比べて増加した。また67%の学生は、「インターンシップに参加した企業に応募する」と回答している。
 

就職・採用活動の時期が変更されたことは、企業の採用方針に影響を与えているのだろうか?前年度の採用方針を「変える予定」と答えた企業は42%だった。また46%の企業が、「大手就職ナビサイトのみの採用活動で大丈夫だと思うか?」という質問に「いいえ」と回答している。その理由としては、「掲載企業が多く、自社が認知されにくい」「求める人材からのエントリーが少ない」点などが挙げられた。
 
 
 

就職ナビサイトの利用以外には、「学内セミナーの活用」(53%)や「インターンシップの活用」(39%)などが採用方針として挙げられており、企業自らが学生にアプローチする傾向が見られた。
 

登録された応募者のレジュメを見て企業がスカウトを行う「逆求人型サイト」も、近年の新卒採用では導入され始めているそうだ。逆求人型サイトに「登録済み」または「登録予定」と答えた学生は48%だった。また、インターンシップを実施する企業のうち、48%の企業が「逆求人型サイトを活用したい」と回答している。企業が特定の学生にアプローチをする“ターゲッティング採用”は今後も増えていきそうだ。
 

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