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永遠の憧れなんです。公私とも美しく生きた女優、オードリー・ヘプバーンの写真展が阪急うめだで開催

isuta / 2021年4月13日 14時0分

『ローマの休日』や『ティファニーで朝食を』などの名作映画に数多く出演し、ファッションアイコンとなった女優、オードリー・ヘプバーン。


いまだに根強い人気を誇る彼女の生き方に迫った「写真展オードリー・スタイル 飾らない生き方」が、4月14日(水)〜5月10日(月)、阪急うめだギャラリーで開催されます。


オードリー・ヘプバーンってどんな人?

ベルギーの首都ブリュッセルで生まれたオードリーは、6歳の頃にオランダへと移り住み、少女時代を過ごしました。


第二次世界大戦のさなか、不安な日々を過ごす彼女にとって唯一のよりどころとなったのがバレエ。しかし身長が高すぎたためにプリマ・バレリーナになることは叶いませんでした。


ミュージカルや映画で端役を務めていた頃、フランス人作家のコレットに見いだされたのです。



『ローマの休日』1953 Shutterstock/ AFLO



1953年に公開されたハリウッド映画『ローマの休日』で、オードリーはアカデミー主演女優賞を獲得しました。王女と新聞記者の淡い恋愛模様を描いたこの映画は、今なお愛される不朽の名作ですよね。


この頃、ハリウッドのヒロインとして主流だったのは、「大人の女性」の魅力を漂わせるグラマラスなタイプ。


一方でオードリーは華奢な体にショートボブという、従来のヒロイン像とは正反対のスタイルで登場し、その新鮮な魅力で世界中を熱狂させたのです。



『素晴らしき遺産』1951 Everett Collection/ AFLO



続く『麗しのサブリナ』で彼女が穿いたスリムパンツは「サブリナパンツ」と呼ばれ、当時の女性たちの間で大ブームとなりました。


劇中では「ジバンシイ」のイブニングドレスを身にまとい、そこからジバンシイと彼女の長年にわたるパートナーシップが始まったのです。


それ以降も『パリの恋人』『ティファニーで朝食を』『マイ・フェア・レディ』など、ファッション的な見どころが満載の作品に多く出演し、ファッションアイコンとして輝き続けました。


晩年には、ユニセフ親善大使として厳しい環境に生きるこどもたちへの援助活動など、社会貢献活動に没頭したオードリー。


自らの信念や哲学を貫く生き方は、今も多くの人の共感を得ています。



『ティファニーで朝食を』1961 mptvimages.com



「ファッション」「映画」「プライベート」の3編構成

今回の写真展は、そんな彼女が“永遠の妖精”とうたわれた1950〜60年代の姿を収めた約130点の写真が、「ファッション」「映画」「プライベート」をテーマとした3編構成で展示されます。


アメリカ・カリフォルニアのmptv社所蔵の約1,500点に及ぶ「オードリーフォトコレクション」から厳選された写真は、きっとどれもが彼女の美しさをたたえたベストショット。


隣のアートステージでは、写真集やスマホケースなど、オリジナル商品も販売されるそうですよ。


7月16日(金)からは福井県立美術館での開催も予定されているので、北陸エリアにお住まいの方はぜひそちらもチェックしてみてくださいね。





オードリーの言葉に、こんなものがあります。「とにかく人生を楽しむこと、幸せでいること。大事なのはそれだけ。」


飾らない生き方をまっとうしたオードリー・へプバーンの姿は、私たちの生き方の指標になってくれるかもしれません。


写真展オードリー・スタイル 飾らない生き方

期間:4月14日(水)〜5月10日(月)

場所:阪急百貨店うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー

入場料:一般800円/中・高・大学生600円

※すべて税込、小学生以下は無料

営業時間:10:00〜20:00

※最終日は18:00閉場

公式HP:https://bit.ly/3dT5dpf



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