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【8/9〜8/15の運勢】8月2週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

isuta / 2021年8月10日 12時0分

isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。


星乃せいこさんによる「毎月の運勢グラフ」も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡


1ヶ月ごとの運勢グラフ

今週のおひつじ座の運勢


illustration by ニシイズミユカ




驚きのさなかに身を置く



今週のおひつじ座は、全力で新たな希望に開かれていこうとするような星回り。


昔から日本の秋の訪れは“驚くべきもの”だったようですが、「硝子(びいどろ)の魚おどろきぬ今朝の秋」(与謝蕪村)の面白いところは、驚いているのが人間ではなく金魚鉢の金魚だというところ。しかもその驚いた顔がガラスの球面で引き伸ばされて、ますます驚いたように見えたのでしょう。ガラスのひんやりとした感触もあいまって、触感的にも涼やかな秋の訪れを感じさせてくれます。


しかし、古代ローマの都で蚊が多く伝染病にかかりやすかった夏は「死の季節」と呼ばれていたように、人口が密集していた江戸時代の大都市も、また同様の事情を抱えていました。


その意味で、掲句の金魚はうだるような暑さで死にかけていたところを、秋の涼しさを全身で感じ取ることでなんとか命を繋げたのであり、掲句の「おどろき」というのも、死すべき者の運命やこの世の無常さを一時でも免れたことへの宇宙的驚愕であり、それでも滅びざるものへの開かれでもあったのではないでしょうか。あなたもまた、それでも滅びざるものへの「おどろき」に全身を震わせていくべし。


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今週のおうし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ



エネルギーの圧縮と放出



今週のおうし座は、自分のなかに「圧縮地下室を作っていく」ような星回り。


『罪と罰』の主人公ラスコーリニコフにしろ、『地下室の手記』の「わたし」にしろ、ドフテエフスキーの小説には、自己自身に対して異様に饒舌な人物がしばしば登場します。彼らは自尊心を傷つけられるたびに、恐ろしいほどの言葉を費やして、見る自分(意識)と見られる自分(意識下)との対話を高速回転させ、自家中毒的に自意識をこじらせることで、一種の不吉なエネルギーを生み出していくのですが、教育学者の齋藤孝はこうした過程を「圧縮地下室づくり」と呼んでいます。


とらえがたい欲望などの身体知の世界である意識下の自分を、自分の存在感を高めるためのエネルギー源として積極的に話しかけ、そこから戻ってきた感触をまた言葉にしていくことで、納豆のような発酵した感じを自身でつくり出し、それを時おりこれという人にぶつけることで一種の“祝祭空間”を現出させるのです。


むろん、ぐーっと貯めこんだエネルギーを一気に放出させる訳ですから、うまくいけばそれは広義の意味でエンターテインメントにもなり得るかも知れませんが、多くの場合、それは人間関係に後戻りできない変容をもたらすでしょう。あなたもまた、そうした稀有な祝祭体験をみずから求めていこうとする傾向が強く現われやすいかもしれません。


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今週のふたご座の運勢

illustration by ニシイズミユカ



魂の水分を取り去る



今週のふたご座は、ただ静かにありのままに世界の姿を描いていくような星回り。


「彼岸婆婆(ひがんばば)」とは、彼岸会に来る信心深いお婆さん達のこと。「駄駄走り来て小水の彼岸婆婆」(河野静雲)では、ほとんど棺桶に片足をつっこんでいるような婆婆たちが、手を振り足を振り走りまわって、挙句に「小水(小便)」までする。


作者は時宗の僧侶でもあったそうですから、これは実際の光景をもとにした作者の漫画であり諧謔であり、一歩間違えれば鼻持ちならぬものになってしまいそうなところをよく止まっているのは、作者が当てもの芸に溺れず、一段高いところから婆婆たちを眺めているためかも知れません。


知らんぷりをしてはじっと眼をそそいでいるような作者の眼差しの奥には、長年にわたり間近なところで生老病死や人間の業を見つめ続けてきた者特有の、賑やかな描写とは裏腹の深い静けさが感じられはしないでしょうか。あなたもまた、冷笑的になるのでも適応的になりすぎるのでもなく、できるだけありのままに物事を見つめていきたいところです。


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今週のかに座の運勢

illustration by ニシイズミユカ



共同体的制作へ



今週のかに座は、滅びや喪失の感覚を通じて、新たな文化やその萌芽をつくり出していこうとするような星回り。


一定の土地に集団で定住し、生活圏を自給自足で回るようにしてきた農耕社会を長らく続けてきた日本では、その文化形成においても、和歌における贈答歌や歌合わせなどに顕著に見られるように、創作と享受とが同じ場において営まれ、作者と読者が混然一体となった共同体単位(「座」)で一連の作品を生み出すという伝統がありました。


例えば現存する日本最古の歌集である『万葉集』。それは和歌が、農耕生活の祭りの場における集団的願望の表現行為として発生して以来、民謡的なものをバックに、個と集団とが一体化してかたち、ないし集団における唱和のかたちをとって展開を重ねてきたものが結実した古代的達成のピークに位置づけることができるでしょう。


そしてその背景には、壮絶な内乱によって大量の敗者や変死者が発生し、その怨念が道という道に溢れているという、凄まじい「滅び」や「喪失」の現実、すなわち「座の異常」があったのです。あなたもまた、誰かと心を通わせながら共に一つの作品、一つの文化の形成に参与していくつもりで過ごしてみるべし。


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今週のしし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ



生きよ堕ちよ



今週のしし座は、固くならずにそこにただ在るような星回り。


「海に青雲(あおぐも)生き死に言わず生きんとのみ」(金子兜太)は、終戦の翌日に詠まれた句。作者は昭和19年(1944)に世界最大のサンゴ礁のあるトラック島へ、サイパンを経て出征しました。その地で戦友が倒れていくのを目の当たりにし、深刻な食糧難で飢え死にしていく者が後を絶たない極限状況を生き延び、終戦を迎えたのです。


その後、米軍に捕虜となって一年三か月後に最後の引き揚げ船で島を離れ、日本に帰ることができたのですが、掲句を詠んだ時点では、多くの日本人と同様、まだ戦争に負けたことの虚脱感や信じていたものを失った喪失感の方が相当に大きかったのではないでしょうか。


それでも、掲句には「生きる」ことへのまっすぐな思いが十七音に刻まれています。世界は広大で、自分はちっぽけな存在に過ぎない。その事実を前にすれば、いかに死ぬべきだの生きるべきだのの理想論は雲散霧消し、ただ震える心を抱いて、洋上にむくむくと昇り立つ「青雲」のように生きていくのみ。あなたも、変に自意識をこねくりまわさず、生き生きとする身体やこころを大切にしていくべし。


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今週のおとめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ



「輝かしい肉の夢」のなかで



今週のおとめ座は、「広大な宇宙空間の海と、等しく広大な内面の陸」とのはざまに佇んで「揺れ」ていくような星回り。


三島由紀夫の『美しい星』は、大杉家の家族四人がそれぞれ円盤を見て、自分が別の星からやってきた宇宙人であるという意識に目覚めるというSF小説。日本の家父長的文化から距離を置きつつ、人間の肉体をもつがゆえにどうしても矛盾や危うさを持ってしまう「異星人」の視点から、地球を救うための様々な努力が重ねられていくのですが、結末では一家の父親が癌で危篤に陥ります。そして「宇宙人の鳥瞰的な目」をもつ不死性を象徴する存在であった彼が、突如として「死」を意識するようになり、こう述べるのです。


「生きてゆく人間たちの、はかない、しかし輝かしい肉を夢みた。一寸傷ついただけで血を流すくせに、太陽を写す鏡面ともなるつややかな肉。あの肉の外側へ一ミリでも出ることができないのが人間の宿命だった。しかし同時に、人間はその肉体の縁を、広大な宇宙空間の海と、等しく広大な内面の陸との、傷つきやすく揺れやすい「明るい汀」にしたのだ。」


あなたもまた、必滅と不死のはざまで、さまざまな思いや記憶に触れていくことになるでしょう。


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今週のてんびん座の運勢

illustration by ニシイズミユカ



異郷幻視



今週のてんびん座は、すでにかけてしまっている色眼鏡を、すこしズラしていこうとするような星回り。


湿っていて暑苦しい夏の季節風である「みなみかぜ」は、もともとは船乗りの使っていた言葉だったのだとか。「みなみかぜ貝殻は都市築きつつ」(九堂夜想)では、ひらがなに開かれたことで、どこか遠野物語のような異郷の幻想譚の雰囲気さえ漂う一句です。


句中の「貝殻」とは海沿い岩場に群生しているものなのか、浜への漂流物なのか、海の家で食べ終わった後に皿の上に積まれたものなのか定かではありませんが、湿った温風を受け、それまでとは別種のいのちを授かっているかのような印象を受けます。そこには人間が築いたものとは異質な「都市」が築かれ、そこでは私たちの想像を超えた、じつに豊かな社会的生活が展開されているのかも知れません。


人間には人間の、貝殻には貝殻の生があり、社会がある。数十年どころか数百万年、いや数億年来にわたって保持されてきた習俗には必ずや深い意味があるのではないでしょうか。あなたもまた、いつもとは少し異なるアプローチから豊かさや平和について考えてみるべし。


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今週のさそり座の運勢

illustration by ニシイズミユカ



庵を結ぶ



今週のさそり座は、「ほろにがくなる酒」をいただいていくような星回り。


俗世間一切を振り捨ててあてどない旅を続けながら、開き直りにも近い諦めとともに甘えや感傷をまっすぐに詠みあげた自由律俳人の種田山頭火。彼はすでに戦時下に入った昭和十四年(1939)に往生を遂げる庵に住みたいと、ひょいと四国の松山にわたり、そこで亡くなるまでの十か月間にわたり庵を結びます。


しかし彼はそこでも心静かに句作と禅の修行に励んだ訳ではなく(彼は禅寺で出家得度している)、泥酔しては道ばたで寝転び、禁酒を誓ったかと思えば再三にわたり猛省を重ね、といった懺悔と無軌道を行き来する日々でした。亡くなるほんの二カ月弱前の、昭和十五年七月二十五日の日記には次のようにあります。


「けさもいつものやうに早起したけれど、胃腸のぐあいがよろしくない、飲みすぎのせいだ、のんべいの宿命だ!自粛々々。好きな昼顔を活けて自から慰める。けふも午後は道後へ、一浴一杯は幸福々々!炎天照る々々、照れ々々炎天、ほんにおいしいお酒でありました、そしてだんだんほろにがくなる酒でありました。」あなたもまた、慎ましくも愚かに右往左往する自分を受け入れていくべし。


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今週のいて座の運勢

illustration by ニシイズミユカ



魂の渇きに貫かれて



今週のいて座は、求めるものをただひとつに決めていくような星回り。


この国の人々が暑く苦しい夏が終わり、秋の訪れを待ちわびるのは、なにも今だけに限った話ではなく、古代から日本の夏の蒸し暑さには誰もが閉口してきたようです。平安時代の代表的歌人であり、「やまとうたは人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける」で始まる古今和歌集の仮名序の執筆者としても知られる紀貫之(きのつらゆき)もそこは同じでした。


「川風の涼しくもあるか打ちよする波とともにや秋や立つらん」は、立秋の日に、殿上人たちが賀茂川の河原で遊ぶのに、供として一緒に行った際に即興でつくったもので、川波が送ってくる風が涼しいのは、波とともに秋がそこに立っているからだろうと、かすかな秋の萌芽を見事に詠みあげています。


秋風が吹き寄せると、川の流れもこちらに寄せる。川岸に波が立つと、秋が立つ。「寄せる」と「立つ」の二つの掛け言葉(ダブルミーニング)を用いているのですが、秋を運んでくる風や波は、まず涼しさを求める私たちのこころにこそ起きてくるのではないでしょうか。あなたもまた、かすかな予感に過ぎなかったものをいかに一つのビジョンへと練り上げていけるかが問われていくはず。


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今週のやぎ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ



危惧と修繕



今週のやぎ座は、ハートからハートへの対話か、人を小馬鹿にしたような無関心かのどちらかに振れていくような星回り。


作家の村上春樹は、2020年7月10日に毎日新聞で配信されたインタビューの中で、次のような危惧について口にしました。「特にこういう一種の危機的状況にある場合には、例えば関東大震災の時の朝鮮人虐殺のように、人々が変な方向に動いていく可能性があるわけです。そういうのを落ち着かせていくというのはメディアの責任だと僕は思うし。」


今年2月に、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森会長が女性蔑視発言をめぐって辞任した例に限らず、世間にはびこっている構造的な差別や、世代から世代へと連綿と受け継がれていく負の連鎖というのは、あるきっかけを得ればすぐに狂暴化します。


私たちはそういう世界の文脈の中にいるのであって、そうしたいつ起きるとも知れない狂暴化を抑制するのは、村上春樹が警告するように「メディアの責任」であると同時に、読者ひとりひとりが、自分のなかにある攻撃性や無感覚とどれだけ向き合っていけるかにかかっているのだと言えます。あなたも、自分の中にある暗い側面の自覚をいかに行動や実践へと繋いでいけるかが問われていくでしょう。


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今週のみずがめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ



魂と霊の比喩



今週のみずがめ座は、想定外の事態に人生の節目を重ねていこうとするような星回り。


蜆蝶(しじみちょう)は「小灰蝶」とも表記されるちいさな水色の蝶で、秋の季語。「物の葉やあそぶ蜆蝶(しじみ)はすずしくてみなあはれなり風に逸れゆく」(北原白秋)では、そんな可憐ないきものが秋の訪れを告げるかのように、あたりを涼しげに飛び回っている平穏な言葉が流れが続くのですが、最後の「風に逸れゆく」で異変が生じます。


蝶には草の葉にとまろうとするかすかな意志が感じられるのですが、それが風によってたちまち紛らわされてしまうのです。そして作者はそれを「あそび」と呼び、「あはれ」の情を見出している。


今なお歌い継がれる数多くの童謡や詩歌を残しただけでなく、生涯にわたって多くの出会いや別れ、人生の激しい浮き沈みを経験した作者は、おそらくこの風に翻弄される「蜆蝶」にみずからの姿を重ねていたのではないでしょうか。あなたもまた、作者が感じたのと似た「風」の起こりや、微妙な「空気」の変化をみずからの周りに感じ取っていくことになるかも知れません。


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今週のうお座の運勢

illustration by ニシイズミユカ



全然変わる気ないよね、みんな



今週のうお座は、受け入れられない変化転身を拒絶する意識の防衛機構を、宙ずりにしていくような星回り。


「私の敵はどこにいるの?//君の敵はそれです/君の敵はあれです/君の敵はまちがいなくこれです/ぼくら皆の敵はあなたの敵でもあるのです

ああその答のさわやかさ 明快さ//あなたはまだわからないのですか/あなたはまだ本当の生活者じゃない/あなたは見れども見えずの口ですよ

あるいはそうかもしれない敵は……//敵は昔のように鎧かぶとで一騎/おどり出てくるものじゃない」


これは、茨木のり子の「敵について」という詩の一部。その後も二項対立的な図式が続きますが、最後には「いいえ邂逅の瞬間がある!/私の爪も歯も耳も手足も髪も逆だって/敵! と叫ぶことのできる/私の敵! と叫ぶことのできる/ひとつの出会いがきっと ある」と、感覚的に別の生き物になっている。


つまり、もはや敵か味方かという近代人的な捉え方はなくなっていて、ただ共に進化していく水平的な関係を意識的に受け入れている状態がある訳です。あなたもまた、「レッド・オーシャンで闘い続けなければならない」という近代的な前提から降りていけるかどうかが問われていくでしょう。


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