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芸術の秋、今週末いきたいところはもう決まった?詳しくなくても楽しめる「東京の名建築」3選を紹介するね

isuta / 2022年10月7日 20時0分

食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋…など、さまざまな○◯の秋がありますが、今回は“芸術の秋”に注目。


都内で楽しめる「名建築」を3つまとめてご紹介します!


建築といっても、難しいことは考えないでOK。いつもより少し建物に目を向けるだけで、「なんだかかっこいい…!」「こんなかわいいモチーフがあったんだ」と、気づくポイントがあるはずです。


国際子ども図書館 / 上野

「国際子ども図書館」の外観


最初にご紹介するのは、上野にある「国際子ども図書館」。


上野といえば動物園や美術館の印象がありますが、駅から10分ほど歩くと、図書館とは思えないほど重厚で立派な建物が見えてきます。


明治39年に帝国図書館として建設され、100年以上もの歴史を持つ名建築なんですよ。


「国際子ども図書館」の大階段


“子ども図書館”という名前から幼いイメージを抱きがちですが、中に入ってびっくり。まるで美術館のような、凛とした空気が漂っています。


写真の大階段は、1〜3階までが吹き抜けになった開放的な空間。ここには、なんと100年以上使われているというシャンデリアが吊り下げられています。


「国際子ども図書館」の小窓に設置された絵本


もちろん図書館としての役割も持っており、多くの児童向け図書が置かれています。資料を運搬するための「本のエレベーター」や、ギリシャの神殿を思わせる建具など、見どころもたくさん。


小窓からのぞく、絵本の展示もかわいらしいですよね◎


「国際子ども図書館」のカフェテリアで提供されているナポリタン


本図書館は、明治39年に建てられた「レンガ棟」と平成27年に加わった「アーチ棟」の、2つの建物から成り立っています。


当時は大規模な建設が予定されていましたが、時代の流れにより、その一部しか完成されなかったのだとか。のちに新しいアーチ棟が作られましたが、元の設計は未完成のまま…そう考えると、儚さも感じられますよね。


なお、館内には誰でも利用できるカフェテリアが併設されています。学食のような食券形式になっており、お手頃価格で食べられますよ。


国際子ども図書館

住所:東京都台東区上野公園12-49

開館時間:9:30〜17:00(カフェテリアは9:30〜16:00)

休館日:月曜日、国民の祝日・休日(5月5日のこどもの日は開館)、年末年始、第3水曜日(資料整理休館日)

公式サイト:https://www.kodomo.go.jp/index.html






東京都庭園美術館 / 目黒

「東京都庭園美術館」の外観


「東京都庭園美術館」は、1933年に建設された旧朝香宮邸を活かした美術館。フランスのアール・デコ様式を取り入れた邸宅で、国の重要文化財にも指定されています。


デザインは約90年前に建てられたとは思えないほど、モダンでスタイリッシュ。


「東京都庭園美術館」の内観


建物内に入ると、まるで貴族の家に足を踏み入れたような気持ちになるはず。日本とは思えない、華やかな空間が広がっています。


時期によって実施されている展覧会は異なりますが、現在は「旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる」が開催中。建物の空間を活かしながら、多彩なインスタレーションが展示されていますよ。


「東京都庭園美術館」2階の廊下


帰りがけには、ぜひ「café TEIEN(カフェ庭園)」に寄ってみて。緑豊かな庭園を眺めながら、すてきなカフェタイムを楽しめます。


提供されているケーキも、どれも芸術的なものばかり。食べるのがもったいないと思ってしまうほどの、華やかな見た目にも注目です。


東京都庭園美術館

住所:東京都港区白金台5-21-9

開館時間:10:00〜18:00 (入館は17:30まで)

休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始

入館料:展覧会によって異なります

庭園入場料:一般200円、大学生(専修・各種専門学校含む)160円

公式サイト:https://www.teien-art-museum.ne.jp/






山の上ホテル / お茶の水

山の上ホテルの足元に刻まれた文字


最後にご紹介するのは、お茶の水にある「山の上ホテル」。川端康成、三島由紀夫といった文豪たちに愛された、“文化人のホテル”として知られています。


アール・デコ様式を取り入れた建物は、クラシックで甘美な雰囲気。シンメトリーな外観や螺旋階段、お城のような照明など、どこを切り取ってもおしゃれなんです…。


35の客室は、すべて内装デザインが異なるんだとか。何度泊まっても、新鮮な気持ちで楽しめそうですね。


「山の上ホテル」コーヒーパーラー ヒルトップのランチョンマット


「建物は気になるけれど、宿泊するのは難しい…」という方は、ホテル内に併設されているレストランやカフェを訪れてみて。


「コーヒーパーラー ヒルトップ」では、手間暇かけて抽出したコーヒーやとっておきのデザート、オムライスやサンドイッチといった洋食が提供されています。


ランチョンマットの刺繍部分をよく見ると、「HILLTOP HOTEL」の文字が!細かなところまで気を配った繊細なデザインに、きゅんとしますね。


「山の上ホテル」コーヒーパーラー ヒルトップの「伝統のババロア」


デザートの中で特に人気が高いのは、こちらの「伝統のババロア」(税込1400円)。芸術的なお皿の装飾や、ババロアのまわりを彩るソースの美しさに、うっとりしちゃうこと間違いなしですよ。


「山の上ホテル」の階段


客室フロアは宿泊者のみしか入れませんが、ぜひ見てほしいのが階段の景色。芸術的な螺旋階段を下から見上げると、ちょうど上にきれいなステンドガラスが見えるんです!


訪れた際はチェックしてくださいね。


山の上ホテル(コーヒーパーラー ヒルトップ)

住所:東京都千代田区神田駿河台1-1

営業時間:11:30~21:00(L.O. 20:00)

公式サイト:https://www.yamanoue-hotel.co.jp/






芸術の秋を堪能しよ?

気になる建築はありましたか?都会の忙しないイメージとは異なる、落ち着いた空気が流れるすてきな建物ばかり。


今年の秋は、芸術に触れてちょっぴり大人な体験をしてみましょ。お出かけの際は感染対策もお忘れなく。

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