“本に溺れる”って贅沢…。一晩中読書を楽しめる、本好きのためのホテルが最高すぎたので紹介させて

「時間を忘れて、一晩中本を読んで過ごしたい…」「自分にぴったりくる1冊を見つけたい！」本好きさんの中には、そう考えている人も多いのでは？


東京・神保町にグランドオープンした「BOOK HOTEL 神保町（ブックホテル ジンボウチョウ）」は、まさにそんな読書好きさんのためのホテル。


たくさんの本に触れたり、新たな出合いを楽しめたりと、本を満喫できる仕掛けがたくさん詰まっているんです！


グランドオープンのニュースを見て、isuta編集部は早速「BOOK HOTEL 神保町」へ行ってきました。ホテルを詳しくレポしていきます！


本の街・神保町にグランドオープンした「BOOK HOTEL 神保町」




神保町駅から徒歩およそ30秒。駅近でアクセスのいい「BOOK HOTEL 神保町」は、多くの古書店が並ぶ神田古書店街に位置しています。


世界一の本の町といわれる神田神保町に誕生した、“本好き”のためのホテル。一体どんなサービスやお部屋が待っているのか、気になりますよね。





「BOOK HOTEL 神保町」が掲げるコンセプトは、“『わたしの本』を見つけるホテル”。館内に入ると、早速たくさんの本が飾られた壁が目に入ってきます。


ホテルが目指すのは、「本を読むこと」が旅の目的となるホテル。ただ宿泊するだけでなく、本好きにはたまらない仕掛けがたくさん用意されているんですよ。


本好きスタッフによってセレクトされた、興味深い本の数々




「よし、本を読もう！」と本屋さんへ足を運んでも、しっくりくる1冊が見つからなかった…なんて経験はありませんか？膨大な本を揃える店内で、自分にぴったりの本を見つけるのは至難の業。


そんな人は、ぜひ「BOOK HOTEL 神保町」の本棚をのぞいてみてください。だって、本が大好きなスタッフたちが選んだ精鋭たちが集まっているんだから！


小説やエッセイ、ビジネス本やマンガまで…さまざまなジャンルのおすすめ書籍が、ここに用意されています。


1階のエリア「BOOK SELECTION（ブックセレクション）」は宿泊者以外も入れるため、お散歩がてらふらっと寄るのもアリですよ。





ここでは「本」「音楽」「食」「お酒」「旅」をテーマに、スタッフの選りすぐりがラインナップ。読みたいジャンルから、気になる本を探せるのはうれしいですよね◎





スタッフによるおすすめコメントを読むことで、さらに興味が湧いてくるはず。気になった本は、3冊まで自分のお部屋に持っていくことが可能です。





意外にも、マンガのラインナップも豊富！マンガ好きの人も、あまり読まない人も、これを機に新しいジャンルに手を伸ばしてみるのはいかが？





そして、特に注目してほしいのがこの本棚。「わたしたちをつくった本」と題され、スタッフにとって特に心に残った作品が並んでいます。


紹介のポップを読めば、その本への想いが伝わってくるはず。あれもこれもと、どの3冊をお部屋に持っていこうか、迷ってしまうかもしれませんね。


『わたしの本』を見つける仕掛けがとってもユニーク！




「BOOK HOTEL 神保町」は、おすすめの本がたくさん集まっているだけではありません。コンセプトである『わたしの本』を見つけるための、面白い仕掛けが用意されているんです。


そのうちの一つが、各フロアの本棚。それぞれの階にテーマが設けられており、宿泊者は自由に移動して気になる本を探すことができます。





たとえば、「あなたも気分は芸能人」がテーマの7階には、芸能人によるエッセイや小説が。そのときの気分に合わせて本を選べますよ◎





宿泊するときにぜひ利用してほしいのが、無料のブックマッチングサービス。事前にアンケートに答えると、スタッフが自分に合う本をセレクトしてくれるんです！


アンケートで答えるのは、興味がある分野や思い描いている夢、抱えている悩みなど…。そこから掘り下げて、マッチしそうな作品を厳選するんだとか。


今まで選んだことのない、新しい本との出合いが楽しめそうですよね！





また、500円で楽しめるブックペアリングのサービスも。本とコーヒー、チョコレートを合わせて楽しめるアクティビティで、4つのテーマから選べます。


タイトルは伏せられているので、受け取ってからのお楽しみ。


本はプレゼントとしてもらえるため、コーヒーやチョコレートを味わいながら、じっくり満喫しましょう。





1階のエレベーター前には、366冊の本が並ぶ「366BOOKS…」のコンテンツが。ここには、誕生日をイメージした文庫本がラインナップしているんです。


自分の誕生日はどんな作品なのか、どんな関連性があるのか、ぜひチェックしてみてくださいね！


本を選んだら、お部屋でじっくりとその世界に浸るだけ




気になる本をチョイスしたら、あとはお部屋で読書を楽しみましょう。


お部屋は「スタンダードダブルルーム」「スーペリアツインルーム」「リラックスツインルーム」、そして「MANGA ART ROOM」タイプから選べます。


もちろん、中にも本が用意されていますよ。





お部屋に置いてある本のジャンルはさまざま。「気になる本がありすぎて、読み切れるか不安…」なんて、しあわせな悩みも生まれそうですね。





一部のお部屋には、『食について考える部屋』や『デジタルデトックスルーム』といった、コンセプトが設けられています。


大学生が企画を考えたという『食について考える部屋』は、写真に写っているかわいい“お品書き”まで、自分たちで仕上げたんだとか！


美味しそうなイラストと表紙のデザインに、お腹が空いてきちゃいそうです。





「リラックスツインルーム」には、写真のようなマッサージチェア付き。身体をほぐしながら読書できちゃうなんて、しあわせすぎませんか…？





最上階の12階は、ちょっと他のフロアとは毛色が違う雰囲気。こちらの「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO」は、漫画家さんや出版社さんと定期的にタッグを組み、「コラボアート」を実施するフロアです。


そして現在は11月30日（水）までの期間限定で…





マンガ『ダンダダン』とのコラボルームとなっています！


アート性の高いお部屋のデザインや、迫力のあるイラストにびっくり…マンガの世界観の中に入り込める、ファンにはたまらない空間です。


オリジナルノベルティももらえちゃうというから、絶対にチェックしておきたいところ。





さらに、プライベートサウナまで完備しています。大好きなマンガを読んで、世界観に浸って、サウナで整って…と、最高なサイクルを楽しめちゃう。





コラボルームは、​「黒の洞窟」と「白の洞窟」の2部屋。11月30日（水）までの期間限定となるので、気になる方は早めに予約してくださいね！


本好きの天国、見つけちゃいました




『わたしの本』が見つかる、「BOOK HOTEL 神保町」。1日で読みきれなくとも、また泊まるきっかけになったり、購入するヒントになったりするはず。


平日利用で、通常のお部屋は6000円〜（1泊1名あたり）、「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO」は1万5000円〜（1泊1名あたり）泊まれるといいます。


神田神保町へお出かけの際はぜひ1泊して、ディープな本の世界に楽しんでみませんか？外出の際は感染対策もお忘れなく。

BOOK HOTEL 神保町

住所：東京都千代田区神田神保町2-5-13

公式サイト：https://bookhoteljimbocho.com/

公式Instagram：@bookhoteljimbocho