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指先に宿す小宇宙。RIN KAMEKURAの「Skábma/planetarim ring」【サムシング センスフル】

isuta / 2023年10月1日 20時0分

「サムシング センスフル」は、isutaが見つけた“センスの光るモノ”をシェアするシリーズ。


想いのこもったコンセプト、こだわりの詰まった機能性、ひねりの効いたデザインなど、どこか“センスフル”な要素を感じるプロダクトを、ひとつずつご紹介していきます。


RIN KAMEKURAの「Skábma Ring」と「planetarim ring」

RIN KAMEKURAの「Skábma Ring」と「planetarim ring」


ハンドメイドジュエリーを展開する「RIN KAMEKURA(リン カメクラ)」の商品ラインナップの中でも、近頃特に人気が増してきているというのが、ぽってりフォルムの「Skábma Ring」と「planetarim ring」。


“一点もの”ならではの味わいがより強く出るアイテムとあって、お客さんはそれぞれ特別な想いをもとにオーダーすることも多いそうです。


実際の制作時には、そのときの会話やニュアンスを思い出しながら、こだわりを持ってひとつひとつ丁寧に手がけているとのこと。


RIN KAMEKURAの「Skábma Ring」をつけた様子


星に見立てた石は、大きなものも細かいものもすべて、“彫留め”という技法で留めているのだとか。


石を埋め込むように設置するため出っぱりが少なく仕上がり、引っかかりづらく石をぶつけにくいのが特徴です。


使っている石によっても異なりますが、「Skábma Ring」と「planetarim ring」の価格は3〜4万円台が中心。RIN KAMEKURAに興味を持ったら、ぜひ1つ手にしたい代表的なシリーズです。


夜空の星を思わせる、石の輝きにきゅん

RIN KAMEKURAの「Skábma Ring」


夜空を見上げるイメージで作られた「Skábma Ring」の「Skábma(スカーブマ)」とは、ヨーロッパ北部の先住民族が使うサーミ語で、「極夜」「太陽の出ない季節」という意味を持つ言葉なんだそう。


RIN KAMEKURAの「Skábma Ring」をつけた様子


中心の石を少し大きめの星、周りの細かな石を小さな星に見立てて作られた、まるで、小さな宇宙を思わせる指輪です。


RIN KAMEKURAの「planetarim ring」をつけた様子


「planetarim ring」は、プラネタリウムを“外から”見ているイメージで作られた指輪。


通常、天井などに投影された夜空を見上げるプラネタリウムですが、もしその光が壁を透過して、外まで輝きを放っていたら…?


そんなふうに、星々がプラネタリウムの外郭に見えている状態を描いたという、ユニークなエピソードにもきゅんとします。この指輪の内側にプラネタリウム空間があるような、そんな錯覚を覚えてしまいそう。


オーダー会で一期一会の体験を

RIN KAMEKURAの「Skábma Ring」


不定期で開催されるRIN KAMEKURAのオーダー会では、小さな星のカラーや、Skábma Ringのメインの石を選んで注文することが可能です。


あらかじめ仕入れてあるルース(加工前の宝石)の中から、希望のものをセレクトすることも。なんの変哲もない裸の宝石が、手元に届く頃には自分だけのジュエリーになっているなんてとっても素敵です。


小さな星は通常、スワロフスキーを用いることが多いそうですが、サファイアやガーネットなどの天然石でも対応できるとのこと。自分の誕生石などにこだわってみるのもおもしろそうですね。


おまもりにしたい、私だけの魔法道具

RIN KAMEKURAの「Skábma Ring」と「planetarim ring」


指輪のボディに使われている素材は、シルバー925。どこかゴールドにも見える不思議な色味と、ツヤのない柔らかなマット仕上げにも惹かれます。


神秘的な魅力を持った2種類の指輪は、なんだか魔法道具のよう。


RIN KAMEKURA 公式Instagram

 

About「RIN KAMEKURA」

金工作家でイラストレーターの亀倉琳さんが手がけるブランド。

以前からおこなっていたという制作活動から転じて、2021年4月にブランドとしての体制をスタートしました。



現在はデイリーユースできるものからオブジェのような存在感を持ったものまで、幅広いアクセサリーを展開しています。そのほか、オブジェを作ったりイラストを描いたりすることも。



創作のベースとなっているイメージは、それを手にした人にとって“おまもり”となるような、想いをのせられるもの。

亀倉さん自身、幼少期から手の中におさまる程度の小さなものを自分の“おまもり”にすることが多くあったそう。小学生の頃、下校中に拾った小石のようなものを握っていたタイミングで友人からそれを指摘され、“おまもり”への思い入れの強さを自覚したといいます。

それ以降「おまもりとは何か」ということを漠然と考えるように。



通常は東京都内のアトリエで創作活動をおこない、作品は自身のオンラインショップで販売するほか、不定期でポップアップを開催。

小さなジュエリーから始まった制作活動も、少しずつスケールを大きくしながらその幅を広げています。


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