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映画に旅行…キーワードは“海外”!アーティスティックなnorahiさんの日常を見せて #センスフルな憧れちゃん

isuta / 2023年11月30日 18時0分

SNSで見つけた、おしゃれでセンスのある憧れのあの人。


「どんな毎日を過ごしているの?」「なにが好き?」「おしゃれの参考にしているファッションアイコンは?」など、気になるアレコレをisutaエディターがインタビュー形式で紐解いていく、「センスフルな憧れちゃん」。


第30回目の“憧れちゃん”は、イラストレーター・アーティストとして活動するnorahiさん。


制作のインスピレーションから、好きな映画、ファッションといったプライベートのあれこれまで、isutaエディター・miwaが深堀りさせてもらいました。


憧れちゃん vol. 30:イラストレーター兼アーティスト・norahiさん

norahiさんってどんな人?

専門学校でグラフィックデザインを学んだのち、アパレルの経験を経てアーティスト・イラストレーターになったnorahiさん。唯一無二の画風を武器に、さまざまなブランドやお店ともコラボして制作活動をする注目の存在です!2022年秋には、東京・都立大学にアトリエストア「ukabustore(ウカブストア)」をオープン。アーカイブ作品の展示や販売、ポップアップの開催などを不定期で行っています。

Instagram:(@norahi)

アーティスト・norahiさんのInstagram(@norahi)ホーム画面



アーティストになったきっかけ

miwa:アーティストとして活動を始めたのはいつ頃からですか?


norahiさんがアパレルブランド「Common Noun(コモンナウン)」のために描き下ろした、「Nature」をテーマにしたイラスト


norahi:会社員時代も副業でイラストレーターの仕事を受けていましたが、アーティストを本業にして独立したのは2017年です。1年間、ワーキングホリデーでイギリスに行った後、「絵に100パーセントを注ぎたい」と思い開業届を出しました。


miwa:海外での生活がきっかけになったんですね。


イギリス・ロンドンの古本屋さんで、3面の本棚に囲まれて踏み台の上に立つアーティスト・norahiさん


norahi:日本での生活との違いを感じたり、自分を見つめ直して本当にやりたいことを考えたりする機会を得たことが大きかったように思います。いずれは独立するだろうな、という感覚はもともとあったのですが、イギリスに行ったことが1つのターニングポイントになりました。


制作のアイデアはどこから?

miwa:作品のインスピレーションはどんなものから受けられるのでしょう?


手を重ね合わせた2人の横顔と、「SEE YOU SOME」という文字がデザインされた緑のスケートボード


norahi:友達や家族との会話、音楽、映画などなど…。特に映画は、仕事がなければいつでも観に行っちゃうくらい好きなので、たくさん影響を受けています。


あと、中学生くらいの頃から続けている日記も。その日あったことやもやもやした気持ちを、言葉やイラストで残していて、それがアイデアに繋がることもあります。


norahiさんの好きな映画

miwa:映画がお好きなんですね。どんなジャンルの作品を観られるんですか?


エスニックな柄のラグと、額縁に入れた状態で床に置かれた、ビル・エヴァンスの映画ポスター


norahi:ホラー映画が好きで、かなり刺激が強いものも見ます(笑)


それから、これはジャンル問わずですが、1980~90年代を舞台にした作品も好きです。その時代の景色やファッションも素敵で、それが観られるのも好きな理由です。


miwa:特にお気に入りの映画はありますか?


額縁に入れて飾られた、ジョン・F・ドノヴァンの映画「死と生」のミニポスター2枚


norahi:トランスジェンダーの恋愛をテーマにした『わたしはロランス』という映画は、もう何度も繰り返し観ています。観る度に印象が変わるストーリーも魅力的ですし、映像がとにかくきれいなのもポイントです。


最近観た作品でよかったのは『FARGO/ファーゴ』。映画本編を観ていなくても楽しめる、ドラマのシリーズもおすすめです。


ファッションのこだわりは?

miwa:norahiさんのファッションについても気になります。服装のこだわりはありますか?


上下ゆるっとしたカジュアルなコーデの、鏡越しに全身自撮りをするハイトーンヘアの女性


norahi:とにかく着心地重視で、デニムやスウェットをよく穿きます。動きやすくてかわいい「CONVERSE(コンバース)」のスニーカーもマスト!


髪色を明るくするようになってからは特に、バランスが取れるよう落ち着いた色味の服を選ぶことが多くなりました。


miwa:確かに、norahiさんはハイトーンの髪が印象的です!


ベージュトーンの髪をショートボブに切り揃えた、アーティスト・norahiさんの横顔


norahi:学生の時からハイトーンヘアを続けていて、今では暗髪がしっくりきません…(笑)


奇抜な色に挑戦したこともありますが、やってみたかった色は全部やりつくした感じで、最近はずっとベージュトーンを維持しています。


最近買ったお気に入りのアイテム

miwa:最近買った、お気に入りのアイテムを教えてください。


norahiさんがデザインを担当した、「Common Noun(コモンナウン)」の白いフリース


norahi:自身がデザインした、「Common Noun(コモン ナウン)」のフリースを買いました。ラフに着られて、手入れもしやすいのが推しポイントです。


イラストは、旅行の思い出を描いたもの。ロシアや台湾、イギリスなど、いろいろな風景をイメージしました。自分のイラストが入っていることで愛着も倍増しています(笑)


海外旅行の楽しみ方

miwa:海外旅行にはよく行かれるんですか?


アーティスト・norahiさんがアメリカ・ニューヨークで宿泊した、おしゃれなAirbnbの部屋


norahi:そうですね。1人旅をしたり、双子の妹と一緒に行ったりします。観光名所をまわるより、Airbnb(エアビーアンドビー)で見つけた部屋に泊まるとか近所を散歩するとか、ローカルの暮らしをのぞき見するような旅行が好きです。


miwa:特に好きな場所や、おすすめの旅行先はありますか?


アーティスト・norahiさんが台湾の街角で見つけた不思議な景色


norahi:台湾には何度も訪れています。アートブックフェアのために初めて行って以来、すっかり好きになってプライベートでもよく旅しています。


2階建てのロンドンバスが映った、クリスマス時期のイギリス・ロンドンでの街のようす


norahi:ワーキングホリデーの1年間を過ごしたイギリスもいいところでした。自分がどれくらい成長したのかを感じるためにも、もう一度行きたいです。


今後挑戦したいことを聞かせて!

miwa:最後に、今後の目標を教えてください。


東京・都立大学にあるアトリエストア「ukabustore(ウカブストア)」の白いオリジナルトートバッグ


norahi:アトリエ兼ショップのような場所を持つことが夢だったので、昨年オープンした「ukabustore」の営業を続けていくことは1つの目標です。


ロシア旅行中に立ち寄ったアートヴィレッジの建物の前にいるnorahiさん


norahi:これからやりたいことでいうと、海外での仕事を増やしたいです。台湾の台北で展示をやったことはあるのですが、今後は、もっともっと活動の幅を広げていきたいと思っています。


プライベートでも、海外に3カ月~半年ほど滞在したいです。アメリカの西海岸エリアに行ったことがないので、ロサンゼルスとか、行ってみたいですね。


\取材メモ/

制作に関することも趣味のことも、とてもオープンにお話をしてくださったnorahiさん。映画や旅行のパートになると特に楽しそうにお話しされていたのが印象的で、本当に“好き”を追求している方なんだなと感じました。今後もポップアップやイベント等、さまざまなお仕事を控えている様子…どんな作品が生まれるのか、楽しみです!

byエディター・miwa

norahiさんがおすすめするブランドやショップはこちら

・CONVERSE

・Common Noun


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