国立研究開発法人科学技術振興機構が「第3回科学の甲子園ジュニア全国大会」の開催日を決定
ITライフハック / 2015年7月10日 15時0分
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国立研究開発法人科学技術振興機構(理事長:中村道治、以下、JST)は、科学好きの裾野を広げるとともに、未知の分野に挑戦する探究心や創造性に優れた人材を育成することを目的として、全国の中学生を対象に都道府県を代表して科学の思考力・技能を競う「第3回科学の甲子園ジュニア全国大会」を開催する。期間は平成27年12月4日(金)から12月6日(日)まで、場所はBumB東京スポーツ文化館。
■全国の中学生が都道府県対抗で科学の思考力・技能を競う
同大会では、各都道府県教育委員会が実施する代表選抜で選出された47の代表チームが理科・数学などの複数分野にわたる「筆記競技」と「実技競技」に取り組み、チームごとに総合点を競い合う。同大会は、全国中学校理科教育研究会との共催となり、文部科学省、都道府県教育委員会などの協力を得て開催。
■同大会実施の背景
現代社会のようにドッグイヤーでテクノロジーが進化するような変化の激しい知識基盤社会を迎え、中学校教育においても科学的リテラシーの育成と科学技術系人材の育成が求められるようになった。そうした中で、学力・学習状況調査を通じた中学段階での生徒の「理科離れ」が進んだり、科学好きの生徒たちがお互いを切磋琢磨し、周囲から評価される場の不足も指摘されるようになった。
こうした中、全国の中学生が科学と実生活・実社会との関連に気付き、科学を学ぶことの意義や楽しさを実感できる場として「科学の甲子園ジュニア全国大会」は実施される。
JSTでは、発達段階に応じ才能を伸ばせるよう体系的な人材育成に取り組んでいる。「科学の甲子園ジュニア全国大会」以外にも、今年度で開催5回目を迎える高校生版「科学の甲子園全国大会」を始めとする事業の実施を通じて、科学好きの裾野を広げ、生徒たちが才能を十分に発揮し、切磋琢磨する機会を提供していく。
なお大会の概要や出場チームの選考などの詳細は、特設サイトを参照のこと。
■「第3回科学の甲子園ジュニア全国大会」概要
大会名:第3回科学の甲子園ジュニア全国大会
日程:平成27年12月4日(金)~12月6日(日)
12月4日(金) 開会式
12月5日(土) 筆記競技、実技競技
12月6日(日) 表彰式
場所:BumB東京スポーツ文化館(東京都江東区夢の島2-1-3)
主催:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
共催:全国中学校理科教育研究会
協力:文部科学省、都道府県教育委員会などの関係機関
出場チームの選考:各都道府県教育委員会は各都道府県の全国大会出場チームを選考。その選考方法は各都道府県教育委員会に委ねる。
出場チームの構成:
1)出場チームは中学1、2学年(※)の生徒で構成
2)出場チームの員数は6人
※:中等教育学校前期課程にあっては同年次の生徒
競技の種類:
1)大会競技は筆記競技と実技競技からなる
2)筆記競技は、理科・数学などの複数分野において、実生活・実社会との関連、融合領域に配慮した出題とし、生徒の修得済みの知識に加えて、競技に必要な新たに示された情報を統合することで課題を解決する内容。
3)実技競技は、ものづくりの能力、コミュニケーション能力などを用いて課題を解決する力を競い合う。
競技の形式 筆記競技、実技競技ともに、各出場チームが競技ごとに定められた人数からなる競技チームを構成し、課題を分担、相談するなど協働して、その成果を競い合う。競技数、競技者数および競技時間は以下の通り
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