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渓谷が美しい群馬・栃木のローカル私鉄「わたらせ渓谷鐵道」に乗りませんか

ITライフハック / 2015年8月9日 13時0分

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渓谷沿いを走る群馬・栃木のローカル私鉄「わたらせ渓谷鐵道」に乗りませんか

今回紹介するのは、群馬県の桐生市から、栃木県の日光市を結ぶ「わたらせ渓谷鐵道」です。鉄道ファンには「わ鐵」の愛称で親しまれています。わたらせ渓谷鐵道の総延長は44.1キロ。全線を乗ると1時間40分程度の道のりになります。この路線の中に17の駅があり、プラットホームや駅舎のほか、橋梁やトンネルなど37件が国の登録有形文化財となっています。わたらせ渓谷鐵道の前身は国鉄足尾線で、JR発足時まで生き残っていたのですが、1989年に第三セクター化しました。

この路線の特徴と言えば、その名前の通り渡良瀬川に沿って走ること。右に左に展開される渓谷沿いの車窓には根強い人気があります。下りの閒藤行きで言えば、途中の神戸駅までは右側、トンネルをはさんでその次の沢入駅から通洞駅の手前までは左側に渓谷を眺めることができます。

わたらせ渓谷鐵道で有名なのはトロッコ列車です。ディーゼルカーによる「トロッコわっしー号」と、ディーゼル機関車に客車が引かれる「トロッコわたらせ渓谷号」の2編成があります。それぞれ春から秋の土日祝日を中心に運行されており、夏休み期間などでは平日でも走っています。窓がなく開放的なトロッコ列車はとても気持ちよいので、休日にもなるとたくさんの人が乗りにやってきます。

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トロッコわっしー号。手前の車両がトロッコ仕様です

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トロッコわたらせ渓谷号。後ろの2両がトロッコ仕様になっています

ちなみにトロッコ列車に乗るためには整理券(500円)が必要なのですが、これはわたらせ渓谷鐵道の駅だけではなく、JRのみどりの窓口のほか、東武トラベル、JTB、日本旅行といった旅行代理店で、乗車日の1か月前から購入可能です。残席があれば発車駅の大間々でも購入できるのですが、やはり事前に買っておいた方がよいでしょう。

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トロッコわたらせ渓谷号では、途中の沢入ー神戸駅間にある草木トンネルでライトアップが楽しめます

また裏技(?)を一つ。下りのトロッコ列車は人気で満員ということも多いのですが、上りの方は意外と空いていて、ほぼ間違いなく当日でも整理券を購入可能。喧噪を気にせず4人席を一人で満喫!ということもできるので、こちらはオススメです。ちなみに車内にはビールの自動販売機もありますから、一杯やりながら乗ることもできますよ。

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下り列車はこんな感じ。上りの満員具合とはまったく異なります

春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と様々な景色が眺められるわたらせ渓谷鐵道に乗りに行ってみませんか?

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トロッコ列車であれば、すぐそばを桜が通り過ぎていく感じを満喫できます

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終点の間藤駅は、鉄道ライターの故・宮脇俊三氏が国鉄2万キロ完乗を達成した駅でもあります

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わたらせ渓谷鐵道では様々なイベントを実施しており、このように線路を歩くイベントを開催したこともありました。上に掲載した2枚のトロッコ列車も、この時の特別な場所から撮影しています。ダイヤの薄いローカル線ならではですね

■わたらせ渓谷鐵道

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