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東京大学とgaccoでWebRTC技術を活用した大規模オンライングループワークに関するトライアルを実施

ITライフハック / 2015年8月26日 15時0分

東京大学とgaccoでWebRTC技術を活用した大規模オンライングループワークに関するトライアルを実施

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、東京大学と共同で、WebRTC技術を活用し遠隔地の参加者をオンラインでつないだグループワーク「gaccatz(ガッカツ)」を、大規模公開オンライン講座(JMOOC)サービス「gacco(ガッコ)」の受講者を対象に、2015年10月24日(土曜)にトライアル実施を行う。

このトライアル実施に先立ち、2015年8月25日(火曜)から同トライアルへの参加者300人の募集を開始中だ。

■大規模な集合研修をオンラインで開催できる「gaccatz」
「gaccatz」は、会場や講師の確保、受講者の移動時間確保などの課題がある大規模な集合研修をオンラインで開催できる仕組みです。インターネットにつながるパソコンがあれば、場所にとらわれず最大千人規模の受講者を対象とした講義やグループワークが可能。

受講者はグループに分かれ、音声やテキストチャットでコミュニケーションを図りながら講師が出す課題にグループで取り組むことができる。また、講師は個別グループとコミュニケーションをとったり、任意のグループのコミュニケーション内容を受講者全員に配信することが可能だ。

■gacco講座「日本中世の自由と平等」との共同研究
本トライアルは、ドコモと東京大学が2013年から3年間にわたり取り組んでいる、「MOOCを活用した反転学習に関する共同研究(FLIT)」の取り組みのひとつでもある。

gacco講座「日本中世の自由と平等」(東京大学)受講者を対象に、WebRTC技術を活用し、遠隔地にいる参加者同士がオンライン上でリアルタイムにグループワークなどの応用課題に取り組むという、新しい学習スタイルを検証する。

■gaccatz概要
「gaccatz」は、遠隔地にいる参加者同士がオンライン上でグループワークに取り組み成果を発表したり、講師による授業形式の講義を受講できる仕組み。

受講者は、講師から授業形式の講義を受けた後、3、4人ずつのグループに分かれ、音声やテキストチャットでコミュニケーションをとりながら発表資料を作成し、他グループに向けてプレゼンテーションを行う。さらに、発表内容について投票をする一連の講義運営をすべてオンラインで実施することができる。

講師は講義映像を受講生全員に向けて一斉配信するだけでなく、任意グループのコミュニケーション内容を受講者全員に共有することも可能。これにより、遠隔地からのグループワークなどのワークショップへの参加が容易になる。

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■gaccatzトライアル参加者募集ページ
■gacco(ガッコ)

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