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「只見線は吹雪に限る」。会津若松と新潟を結ぶローカル線

ITライフハック / 2015年9月13日 13時0分

「只見線は吹雪に限る」。会津若松と新潟を結ぶローカル線

JR只見線は福島県の会津若松駅から、新潟県の小出駅まで135.2キロを結ぶローカル線です。豪雪地帯を通ることからか、ファンも多い路線です。全線非電化区間のローカル線のため、キハ40形というディーゼルカーによって運行されています。夏期および紅葉シーズンには会津若松-只見間で「SL会津只見号」が運転されたりと、ローカル線としては力の入っている路線でもあります。

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筆者はこれまで3回乗ったことがあるのですが、いずれも冬のシーズンに行きました。雪の中を走るディーゼルカーはなんとも言えない趣があり、駅にうずたかく積もった雪と、列車の前照灯のコントラストが非常に美しいのです。雪が積もれば積もるほど、只見線の魅力が増すように感じます。

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2009年の1月に訪ねたときの会津川口駅の様子。列車は満員でした

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ところでこの只見線ですが、今は小出-只見、会津若松-会津川口間の運行となっています。これは2011年7月の新潟・福島豪雨災害で只見川が氾濫したことにより、4つの橋梁について、流出したりと甚大な被害を受けてしまったためです。現在、不通区間についてはバス代行輸送となっています。SLについても2012年には「SL只見線奥会津号」として、会津若松-会津川口間で運転されたものの、その後は運転されていません(ディーゼル機関車が引くトロッコ列車は運転されました)。

こうした現状を踏まえて、福島県や会津若松市など、只見線の全線開通に向けて努力が続いているようですが、JR東日本の試算によると、復旧費用としては約85億円、工期も最低でも4年はかかるとのこと。なかなか厳しい数字ではありますが、一日も早い復旧を祈るばかりです。

今冬にもまた、乗りに行きます。

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只見駅にて。今年の1月に乗りに行ったときの様子。ほとんど人もおらず、閑散としておりました

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■只見線の全線復旧に向けて(会津若松市)
■縁結び列車 只見線で運行へ

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